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物語付きクラシックコンサート『アラジンと魔法の歌』
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 日生劇場ファミリーフェスティバル2025年3作品の一つです。
毎年夏に開かれるもので、この年はこのクラシックコーンサートとバレエ、ミュージカルでした。
子供から大人まで楽しめる内容で、チケット価格もお値ごろですが、スタッフや出演者は、本格的です。

 楽器の種類の紹介やら、音楽を聴くマナーなどが、お芝居を通して楽しく学べます。

アラジン

 

 あらすじ 

 クライマックス以降を分けて記載してますが、
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。


 


 明後日はアラジン(テノール)とカンタービレ(ソプラノ)の二人が出演するコンサートに向けてリハーサルが行われていた。

そこに現れたのは、カンタービレの熱心なファン魔法使いのムーサ。

ところが、カンタービレは歌に夢中で、ムーサ(バリトン)には目もくれない。

ムーサに自分を好きになるよう魔法をかけても効き目なし。

ならばとムーサは、この世から音楽をなくしてしまう魔法をかけてしまった。

劇場は、大騒ぎ。指揮者はもっている棒がなんだかわからず、ヴァイオリンは団扇として使われ、シンバルは頭にかぶる始末。

一方、アラジンは小道具のランプから現れたランプの精の力で魔法が効かなかった。

ただ、ランプの精はまだ見習いで、音楽を取り戻す魔法は使えない。


≪以下クライマックスからエンディングまで≫





 音楽がなくなっても、カンタービレはムーサには振り向かなかった。

アラジンは、オーケストラに楽器の弾き方から、リズム、メロディ、ハーモニーについて説明していく。

だんだん、人々が音楽を取り戻して行く。


 翌日ムーサは、アラジンから魔法のランプを奪い取り、あべこべの魔法を使うように命令する。

すると、アラジンがムーサに、カンタービレはムーサに、ムーサはアラジンに入れ替わってします。

リハーサルの時間が迫ってきて、ムーサどさくさまぎれに、歌を歌うことになってしまう。

音楽のすばらしさを知ったムーサは、心を入れ替える。
カンタービレに、愛を告白するムーサ、アラジン、なぜかランプの精!

カンタービレが選んだのは・・・音楽だった。


さあ、明日は本番!

 演奏曲 

■一幕
  • オペラ『椿姫』より 花から花へ
  • ミュージカル『オペラ座の怪人』より Think of me
  • 赤とんぼ
  • オペラ『セヴィリアの理髪師』より 1幕フィナーレ
■二幕
  • オペラ『トゥーランドット』より 誰も寝てはならぬ
  • オペラ『カルメン』より 花の歌
  • オペラ『つばめ』より どれったの夢
  • 音楽に寄せて(シューベルト作曲)
  • I can't turn you loose
  • バレエ『白鳥の湖』より 四羽の白鳥の踊り
  • 君の瞳に恋してる
  • 上を向いて歩こう
  • 僕と君の魔法の歌(オリジナル曲)

 感想というほどでもない 

 楽しいのにいろいろ子供にこびてない!
歌はほぼ原語で歌われるし、登場人物は全員みごとにフラれるし(笑)。
大人もめちゃくちゃ笑いました。
指揮者もかなりセリフ多いし、オーケストラも芝居があるので、稽古大変だったろうな。
子供が飽きないように、一緒に歌を歌う、リズムをとる、演奏がありました。
ですが、二幕後半はちょっと子供はつらいようで。
アニメ曲かNHKの曲とか入れた方が・・・
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