牛乳屋のテヴィエ −岩波文庫−
作者 : ショレム・アレイヘム 翻訳 : 西 成彦 出版 : 2012年
インディッシュ語(主にウクライナのユダヤ人が使った言語)の原作を直訳したものです。 ハヤカワ文庫から出版されている小説は、英語化したものを日本語に翻訳したものです。 ミュージカルでは上3人の娘がお嫁に行く部分までしか描かれていませんが、 原作では末の娘がお嫁にいくまえが描かれています。 テヴィエがショレム・アレイヘムに手紙を書いた形式で語られていて、 テヴィエの目から見たことしか書かれていません。 テヴィエらしい、語り口になっています。