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この生命誰のもの
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劇団四季の舞台です。

ブライアン・クラークの舞台を日本に置き換えて上演されています。

尊厳死を扱っていますが、暗い物語ではありません。

主役を、日下武史、石丸幹二、味方隆司が演じてきました。

全2幕。上演時間1時間40分。(2007年公演時)


  あらすじ 

 物語全ての内容を書いているわけではありませんが、
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい




 早川健は、美術学校の教師で彫刻家であったが、交通事故にあってしまった。
一命は取りとめたものの、脊髄を損傷し、首から上しか自由が利かなくなってしまった。
体は日々よくなっていったが、病院の人たちの恩着せがましく、事務的な仕事ぶりに、いらだちを覚える。
興奮ぎみの早川に、主治医の江間博士は、無理やり精神安定剤を打つ。

 早川は、保険金の相談で、保険会社の弁護士を呼び寄せた。
しかし、彼の目的は保険金の相談ではなく、退院を要求する申し立てのためだった。
早川は、尿道管を通しており、必要に応じて酸素吸入を必要とする。
退院=死となる。
病院側は、彼は精神的錯乱にあり、正常な判断が出来ないため、治療を続けようとする。

そして、病室で裁判が開かれることとなった。



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