劇場街トップへALW版 オペラ座の怪人 The Phantom of the opera
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オペラ座の怪人の
影を追って


【5番ボックス編】

怪人の5番ボックスの番号が変更されたため、現在3番ボックスになっていますが、
基本的に、このページでは5番ボックスとして記述します。

ボックス席

2階5番ボックス

舞台脇の豪華な飾り縁があるのが、
ナポレオン3世のために造られた3番ボックスです。
その隣が怪人ボックス席である5番ボックス。

写真は、昼の内部見学で撮影したものです。

ファントムの席のチケット

 現在のチケットです。
1ère LOGE DE COTE No3 (1階3番ボックス)
フランスの1階は、日本でいう2階にあたります。
現在3番ボックスは、怪人の時代は5番ボックスでした。
幽霊(ファントム)が座っていた右奥の席というのが、現在の席は3番ピースのあたりになります。

こちらは、バレエ『椿姫』のチケットで38ユーロ。
かなりお手頃ですが、見切れ席です。



ファントムボックスのチケット

2階5ボックスのドア

現在5番ボックスのドア

 昼のオペラ座見学では、2階下手サイドの廊下が閉鎖されているため、
このドアを見ることはできません。(見られたという人の情報もあり)
ご覧のとおり、ドアにノブがありません。
ボックス席を外側から開けられるのは、客席案内嬢だけです。
ボックス席のチケットを持っている人だけが、入れてもらえます。
内側にはノブがあるので、ボックス内からは自由に開けることができます。

5番ボックス

5番ボックスと3番ボックスを隔てる柱

 3番ボックスと5番ボックスを隔てる柱を、叩いてみよう。頭の高さまで空洞の音がするはず。(原作)
叩いた結果は・・・是非ご自身で確認なさって下さい。
一番上の写真のとおりこの柱は表から見ると、顔の装飾があります。
上演中装飾の目から怪人が舞台を見ていても、だれも気が付く人はいないでしょう。

 ご覧のとおり、このボックス席は舞台は近いのですが、観にくい席です。その代わり、俳優の表情が良く見え、舞台袖もよく見えます。

5番ボックスの柱

ボックス席の椅子

5ボックス席の椅子

 怪人の夫人は、5番ボックスに扇を忘れた。(原作)
クラシックな椅子です。
ワインレッドのベルベットは座り心地もいいです。                       
3番ボックス(現在は1番ボックス)

 ナポレオン3世用に作られたボックス席。しかし、オペラ座建設に手間取り、オペラ座が完成したのは、ナポレオン3世の死から5年後。ナポレオン3世自身がこのボックス席に座ることはありませんでした。
小説の中では国家主席用のボックスになっています。
かつては最も高価なボックス席でしたが、舞台が見え難いため、現在はお手ごろ価格な席になっています。
ボックスの前の肘掛部分に衝立が隠されていて、出せるようになっているのが特徴です。
これは、大衆から顔を隠すのが目的です。

皇帝用ボックス席

アンドレとフィルマンのボックス席

アンドレとフィルマンのボックス席

 支配人たちのボックス席は2階5番ボックス席の向かい側、
つまり2階6番ボックス席です。(ALW版)
写真は、ボックス席の中の様子。わずかに怪人のボックス席が見えます。

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