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一条ゆかりの同名の漫画を舞台化した作品です。

オペラ歌手をめざす二人が主役で、劇中にも歌うシーンがありますが、

音楽劇であって、ミュージカルではありません。

主演は、笹本玲奈さんと、新妻聖子さん。

これまでダブルキャストで同時にステージに立ったことのない二人の初共演作品です。

 


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歌の量 :  中(音楽劇としては多い)

ダンスの量 : ない

オーケストラ : 録音

物語の舞台 : 現代の日本、他

バー  登場人物相関図  バー

相関図の見方は、凡例をご参照ください。

登場人物相関図


 

バー  あらすじ  バー

 
物語のさわりとクライマックス以降を分けて記述しています。
ストーリーを舞台で楽しみたい方はご注意ください。
  


 声楽のイタリア留学を掛けたレコード会社主催のコンクールのファイナルに二人の女性が残った。

 一方の萌は、世紀の歌姫を母と実業家の父の間に生まれた。
親の七光りといわれるが、すでに両親は亡く、財産も失っていた。
一方の史緒は、母子家庭で貧しい中育った。

 出番直前、史緒は萌が知らない自分の過去、萌の母親は萌をかばって死んだことを教える。
動揺した萌は、歌がうたえなくなり敗退。
イタリアへの留学を史緒が勝ち取った。

 レコード会社社長である菅野は、萌をウィーンに留学させてやることを申し出る。
親友でピアニストの蘭丸の全米デビューも約束する。
その代わり、条件として自分と婚約すること。
親友の夢をかなえるために、萌は菅野と婚約する。
萌の婚約を知って、4人には深い溝が生まれた。
蘭丸は萌に、史緒は菅野に思いを寄せていたのだった。

それぞれの思いを秘めたまま、史緒はミラノへ、萌はウィーンへ、蘭丸はアメリカへそれぞれ旅立つ。



≪以降クライマックスからエンディングまで≫



 
 萌と蘭丸はそれぞれ、成功し世界で活躍していた。
一方の史緒は、人種の壁、言葉の壁で挫折、日本人むけに日本の歌をうたう日々。
ふとやってきた菅野は、昔とは違う穏やかな史緒の姿を見る。


 萌と帰国したとき、突然菅野は婚約破棄を申し出る。
史緒が菅野の子供を生んだという。そして、史緒の命は幾許もないことが判明した。

萌は菅野と二人で、史緒の子供を育てる決意をする。




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