妻のエイミーは弁護士。仕事に忙しい日々を過ごしていた。
ある日ベンの庭に、汚れ壊れかけたロボット(タング)が入り込んでいた。
ベンはタングをきれいにし、修理しようと考えていた。
そんなベンに愛想をつかして、エイミーはベンの家から出て行った。
タングのボディには、「MICRO・・・・」とかかれている、該当する会社があるのはサンフランシスコ。
ベンとタングは、イギリスからサンフランシスコへと旅立つことにする。
ぎこちなかったタングは、その間にベンになつき、成長し続けていた。
アンドロイド制作会社を訪ねるも、この会社の製品ではないと言われる。
しかし、そこのエンジニアに、古いロボットと暮らす博士を紹介される。
場所は、ヒューストン・・・
ベンとタングは、イギリスからサンフランシスコへと旅立つことにする。
ぎこちなかったタングは、その間にも変わっていき成長し続けていた。
≪ 以下クライマックスからエンディングまで≫
残念ながら、リジー博士も修理はできなかった。
リジーは、優秀なAI研究者を紹介してくれた。しかし、彼はある事故に巻き込まれ今もロボットを好きであるかは分からないという。
彼の名はカトウ。居場所は日本の東京。
東京の秋葉原で待ち合わせたカトウも、すでにロボットの世界からは退いていたが、親切にしてくれた。
タングを作ったのは、おそらくボリンジャーという男性で、彼にしか直すことはできない。ミクロネシアのパラオにいるという。
しかし、カトウは、ボリンジャーに会うことは勧めないという。
ボリンジャーが作ったのであれば、タングには恐ろしい力を持っていると・・・
ベンとタングは決心し、パラオのボリンジャーの元を訪れた。
タングは、あっという間に直ったのだが、ボリンジャーはタングに残るように言う。
かつてアメリカでボリンジャーは、人間を超えるAIを作ろうとしていた。
AIが成長するために必要な感覚、”痛み”を与えた。
そして、小さなバグと、AIに銃を与えた。
痛みを知ったAIは、痛みを覚え、AI同士が殺戮し、スタッフたちをも殺害した。
ボリンジャーは、殺戮を行たAIのチップを所有して、アメリカから立ち退いた。
人を殺してこそ、人を超えたAIになれる。
パラオで、とりあえず手近な材料で作ったのがタングだった。
タングには、お揃い記憶を持つチップが入れられた。
タングは、ボリンジャーの元から逃げ出したのだった。
再び、タングはベンとともにボリンジャーから逃げ出したのだった
イギリスに返ってきたベンとタング。
ベンは、エミリーにやり直したいと伝える。エミリーの答えはYES。
すると、タングは、エミリーの中から2つの心音が聞こえるという。
一つはまだ小さな小さな心音・・・。