南十字星
Main CD
劇団四季オリジナルミュージカル。昭和三部作の完結編。
学徒出陣と、東南アジア日本進出、極東国際軍事裁判を描いた作品です。
インドネシアの豊かな田園を再現するために、舞台上に水を張ったセットは、大変珍しいです。
『李香蘭』『異国の丘』とは異なり、主人公に明確なモデルはいません。
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歌の量 : 中
ダンスの量 : 少
もっとも有名な曲 : 『ブンガワン・ソロ』
この曲はミュージカルのために作られた曲ではありません。
物語の舞台 : 1943年〜1947年の日本とインドネシア。
あらすじ
物語全ての内容を書いているわけではありませんが、
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。
京大生と保科勲と、インドネシアの留学生リナは、恋人同士だった。
しかし、太平洋戦争が始まり世界は変わり始まる。
オランダ軍に支配されたインドネシアの独立運動のため、インドネシアに帰って行く。
いつか二人でブンガワン・ソロを歌おうと約束して・・・。
戦争は激化の一途をはかり、保科も学生の身でありながら、出征することになった。
出征先は、偶然にもインドネシア。
日本は、オランダ軍を制圧し、インドネシアも指揮下に収めようと模索始める。
保科は、オランダ人捕虜の世話にあたった。
保科自身は精一杯の誠意を尽くしたつもりであったが、オランダ人はそうとは受け取らなかった。
ついに敗戦。
保科は、極東国際裁判に掛けられる。
≪以降クライマックスからエンディングまで≫
判決は、身に覚えがない捕虜虐待による極刑。
リサにも裁判の噂が耳に届く。
リナは、拘置所に忍び込んだ。
しかし、保科は死を決意しており、その心は揺らぐことはなかった。
リナの歌う『ブンガワン・ソロ』の中、
保科は、処刑台を登って行く。
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