トーマの心臓
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 萩尾望都さんの漫画を、男性だけの劇団スタジオライフが舞台化。

ドイツの男子寄宿舎を舞台に、大人でなければ、子供でもない。完全な男性になりきってもいない。

繊細で複雑な少年たちの内面を描いていています。

原作は少女マンガですが、文学的作品です。

 

barあらすじbar

 物語全ての内容を書いているわけではありませんが、
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。




 女の子に間違えられるようなかわいいエーリクは、寄宿学校に転向してきた。
学校にやってきて直ぐ、彼は異様な注目を浴びていることに気がついた。
たずねてみると、エーリクは、この学校にいたトーマという少年に瓜二つだという。
トーマは、エーリクが転向してくる数日前に自殺したのだった。
エーリクには、その後ずっとトーマの影が付きまとう。

 ある日、エーリクにたった一人の肉親である母が亡くなったという知らせが届いた。
これをきっかけに、いままでよそよそしかった委員長のユーリが、気をかけてくれるようになり、仲良くなることができた。

 ある日、エーリクは、偶然からトーマが書いた手紙をみつけた。
そこには、ユーリへの愛が綴られていた。


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