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アンタッチャブル  The Untouchables
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 映画『アンタッチャブル』を元にしたコメディにした舞台です。

しかし、映画の要素はほとんど残っていません。

劇中に歌が入ります。ダンスは、ショーガールが少し踊る程度。

歌があるのは、アル・カポネ(松平健)、エリオット(貴水博之)、マリア(花影アリス/朝香櫻子)、ショーガールたちです。

 全2幕
 上演時間 : 2時間30分(休憩時間含む) 

 

 キャスト・スタッフ 

          2011年公演

 アル・カポネ  : 松平健      
 エリオット・ネス   : 貴水博之   マリア・ネス   : 花影アリス/朝香櫻子   
 マイク・アンダーソン

 : 名高達男

 ジョニー・トーリオ  : 光枝明彦  
 ジョージ・ストーン  : 尾上松也/荒木健太朗  ディノ・カポネ  : 大至  
 カルロ・ニコラ  : 栗原英雄  フランチェスコ  : 山田幸伸
 ドロシー・ウォーカー  : 春風ひとみ  オスカー・ウォレス  : 岩渕敏司
 ジミー・マローン  : 治田敦    

 藤沢かりん  初嶺麿代  金城尚美    瀬野和紀    山本真裕   齋藤桐人  


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


脚本・演出 : 斎藤栄作

音楽スーパーバイザー : 塩田明弘
音楽 : 竹内一宏

振付 : 真島茂樹
美術 : 伊藤雅子

 

 登場人物相関図 


相関図の見方は凡例をご参照ください。

登場人物相関図

 

 あらすじ 

 物語のさわりと、クライマックスからエンディングまでを分けて記載してますが、
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。


 

 1930年禁酒法が施行されているシカゴ。
キャバレーには、密輸された酒が出回り、闇の王アルカポネは密輸で莫大な利益を得ていた。
財務省のエリオット・ネスは、アル・カポネを検挙すべくワシントンからシカゴへ派遣された。
エリオットのパートナーとして、シカゴ警察署から新人のジョージがあてがわれた。

 シカゴには、エリオットの妹で、ブロードウェイ女優を目指すマリアがいた。
マリアは、ショーガールのオーディションを受け続けていた。
ジョージは、マリアに恋していたが、思いを伝えられずにいた。

 アル・カポネが、弟が経営するコットンクラブで酒を飲んでいると、そこにショーガール志望のマリアが現れた。
マリアに一目ぼれしたアル・カポネは、弟にマリアをショーガールに採用するよう頼む(というより強要する)。
そしてアルカポネは、コットンクラブのガードマンのジミーと入れ替わって、店に居座ることを決め込むのだった。

 エリオットは、パートナーのジョージから、ギャングに捜査情報が漏れていることを教えられる。
シカゴ警察内の人間は信用ならない。では、誰を・・・。
エリオットが思い浮かべたのは、偶然出会った誠実そうなガードマンのジミー(実はアルカポネ)だった。

 エリオットは、ジミーに密輸摘発の協力を依頼する。
ジミーに扮するアル・カポネは、マリアの気を引きたい一心に、マリアの兄からの依頼を二つ返事で引き受けたのだった。



≪以下クライマックスからエンディングまで≫




 ジミー(実はアルカポネ)からの情報で、エリオットは密輸摘発に成功していく。
一方アル・カポネに扮しているジミーは、もはやガードマンなどに戻る気は無く、アル・カポネになりたいと思っていた。
ジミーは、アルカポネの弱みをつかんだ。コットンクラブで働くマリア。

 ほぼ同時に、エリオットに情報が入る。ジミーの正体はアルカポネ!
エリオットとアル・カポネが再会したとき、二人の目の前でマリアが誘拐された。
マリアを連れ去るジミー。それを追いかけるエリオットとアルカポネそしてジョージ。

 ついにジミーを取り押さえた時、マリアはジョージに抱きついた。
アル・カポネのつかの間の恋は終わり、彼らの前から姿を消したのだった。


 



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