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ウォー・ホース   War Hous 戦火の馬
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 スティーブン・スピルバーグの映画『戦火の馬』をご存じの方も多いことでしょう。

映画の元となったのがこの舞台『ウォー・ホース』です。

パペットの馬があまりにリアルで、

人が動かしていることを忘れてしまうほどです。

 少年がかわいがって育てた馬が、軍馬として出征していった。

戦争をイギリス軍・ドイツ軍どちらからの目線でも描かれています。


全2幕。英語での上演。字幕あり。(2014年来日公演時)

ウォー・ホース


 

 

  あらすじ 


 物語は、クライマックス以降を分けて記述していますが、
物語を舞台で楽しみたい方はご注意ください。

 

 少年アルバートの元に、サラブレットと農耕馬の血を引く馬ジョーイがやってきた。
ジョーイは、1週間のうちに畑を耕すようにならなければ、伯父に引き取られることになっていた。
アルバートは必死に、ジョーイに鋤を引くことを覚えさせた。

 1812年8月5日、ドイツ軍がオランダに侵攻。
イギリスは、ドイツ軍に立ち向かうべくフランスへ出兵することになった。
アルバートの村の人々とともに、ジョーイは将校の軍馬としてフランスへ出征していった。

 すぐ終わると思われた戦争は続き、クリスマス・イブ。
アルバートの元に、ジョーイに騎乗していた将校のスケッチブックが届いた。
スケッチブックには、将校の訃報が添えられていた。
アルバートはジョーイの元を追って、年齢を詐称しフランスへ出征した。



<以降クライマックスからエンディングまで>






 ジョーイは、ドイツ軍に捕えられていた。
ジョーイを気にったミューラーは、最前線に送るのはかわいそうだと、負傷者を運ぶ仕事を与えようとした。
するとジョーイは自ら、荷車を引いた。

 ミューラーは、戦火に巻き込まれたフランス人母娘に出会った。
ミューラーは、ジョーイとフランス人母娘と共にスイスへ逃げることにした。
運悪くミューラーを知っていたドイツ軍に出会ってしまった。
ミューラーはジョーイと共にドイツ軍に大砲を引く部隊に編入された。

 ある時、ジョーイはイギリス軍とドイツ軍との間の鉄条網に引っかかり動けなくなった。
イギリス軍とドイツ軍は、コイントスでどちらのものかを決めて、ジョーイはイギリス軍に帰ってきた。
そして、その軍人は「ああ、このように話し合いができれば戦争は起きないのにと」思ったのだった。

 アルバートは、部隊でただ一人生き残り救護所に収容された。
ジョーイもまた救護所に収容されてきた。

終戦。アルバートとジョーイは、故郷の農場に帰ってきた。



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