劇場街トップへウーマン イン ホワイト  〜 The Woman in White 〜
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メイン あらすじ 登場人物相関図  

 

このは作品は、ミステリーです。ご注意ください。
物語のさわりの部分とクライマックス以降を分けて記述しています。




 貧乏画家のハートライトは、姉妹(姉マリアン、妹ローラ)に、絵を教えるため田舎町にやってきた。
駅に着いたの時、彼は白いドレスの女を見かけた。彼女は、ハートライトに謎の言葉を残し闇へと姿を消した。

 まりアンとローラは父親が違う。ローラの父は、ローラに莫大な財産を残して、亡くなっていた。
姉妹は、次第にハートライトに惹かれていていった。ハートライトが愛したのは、おとなしいローラだった。
しかし、ローラは、父親が決めた貴族パーシバル卿の元へ嫁いでいく。
ハートライトはロンドンへと帰った。

 ローラは、夫のパーシバルに暴力を振るわれる毎日。
マリアンはある夜、”白いドレスの女”に出会った。その顔は、ローラに瓜二つ。
”白いドレスの女”は、パーシバル卿の秘密を知っているという。
秘密を明かそうとした時、”白いドレスの女”は、目の前でパーシバル卿と、その友人の医者フォスコに捕らえられてしまう。

 マリアンは、パーシバル卿とフォスコ医師の話を聞き取ろうと、雨の中窓の外で二人の話を立ち聞しようとした。
それが崇り、マリアンはひどい風邪を引いてしまった。
長い眠りから目を覚ますと、屋敷にはローラの姿はなかった・・・・。



≪クライマックスからエンディングまで≫




 ローラは、急病で亡くなったという。
ローラの死に疑問を思ったマリアンは、パーシバル卿の謎を解こうと”白いドレスの女”の行方を追う。
マリアンは、ロンドンでハートライトに再会する。

 マリアンは、フォスコ医師の家から書類を盗み出し、女性を精神病院に預けたことが分かった。
ハートライトとマリアンが精神病院に駆けつけると、そこにいたのは、まぎれもないローラだった。
死んだのはローラではない、"白いドレスの女″だった。
マリアンは、ハートライトとマリアンの間を取り持ち、自分は身を引く決意をした。

 マリアンとローラは、叔父から″白いドレスの女″の正体を聞き出した。
″白いドレスの女″は、ローラの母違いの姉であった。しかし、結婚できぬ間であったため、パーシバル家に預けられ育てられた。
パーシバル卿は、準男爵ではあるもののお金がない。ローラとの結婚も遺産目当てだった。

 ローラが精神病院から逃げ出したことを知ったパーシバル卿は逃げ出す算段をした。
夜、だれもいない駅。"白いドレスの女"の幻がパーシバル卿を苛める。
パーシバル卿はローラの姉(白いドレスの女)に手を出し、赤ん坊が生まれたが、生まれて直ぐに湖に沈めて殺した。
ローラの姉は、その後狂ったようにさまよい歩き続けた。

 幻の″白いドレスの女、"の正体はローラだった。
パーシバル卿が逃げ出そうと線路へ飛び出したその時、汽車が入ってきた。



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