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シャーロック・ホームズ 〜　SHARLOCK HOMES　〜
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BBC ＢＢＣ
ＳＨＥＲＬＯＣＫ
　イギリスのテレビ局ＢＢＣが製作したドラマです。　日本では、ＮＨＫ　ＢＳプレミアムで放送。

シャーロックホームズの物語を、19世紀末から現代に移し替えていますが、

原作を読んでいる人には、引用元がよくわかりニヤリとしてしまう部分がたくさん盛り込まれています。

インターネットや携帯電話などのハイテク機器を駆使した推理にも注目。



BBCドラマ、原作との繋がり

―　第１シーズン　第１話　ピンク色の研究　―
　◆　ピンク色の研究
　このタイトルは、ホームズとワトソンの出会いのエピソードを描いた『緋色の研究』から。

　◆　新聞からブログへ
　ワトソンは、ブログでホームズの事件を公表していることになっている。
実際にドラマに沿って、ワトソンのブログが公開されている。（2011年現在）
原作は、ワトソンが手記を発表したという形で新聞に掲載されていた。

　◆　セントバーソロミュー病院
　ホームズとワトソンがセントバーソロミュー病院の研究室で出会うのは原作通り。
実在の病院。

　◆　ワトソンの兄（姉）
　ホームズが携帯電話からワトソンに姉がいることを推理するが、
原作では懐中時計の傷からワトソンに兄がいることを推理する。（緋色の研究）

　◆　マイクロフトの体格
　マイクロフトの「痩せたんだ」というセリフ。
実際に、ドラマでは太ってはいませんが、原作では、マイクロフトは太ってる設定です。

　◆　タクシーの運転手が動脈瘤
　緋色の研究の犯人は、馬車の御者でやはり動脈瘤があった。

　◆　ニコチンパッチ
　シャーロックホームズは、ニコチンパッチを常用している。
原作では、興味を引く事件がない時に、コカインやモルヒネを常用している。


―　第１シーズン　第２話　死を呼ぶ暗号　―
　◆　暗号
　ホームズシリーズでは、暗号を解く物語は少ないが、踊る人形事件がある。


―　第１シーズン　第３話　大いなるゲーム　―
　◆　マイクロフトが政府の重要文書紛事件
　兄から依頼された珍しい事件。
原作では、ブルースパーティントンの設計図という事件で、
やはり線路のポイントに死体が落ちていた。

　◆　ホームズは地動説を知らない
　原作通りの設定。
しかし、ドラマではフェルメールの絵画を超新星が描かれていることから、
贋作であることを証明し、地学にも長けていることが、照明されています。

　◆　シャーロック対マイクロフト
　朝帰宅したワトソンに対して、シャーロックはエアマットで寝ていたと推理し、
マイクロフトは、ソファーに寝ていたと推理する。
当たっていたのは、マイクフトの方が推理力があることを示しています。
原作では、偶然通りがかりの人物の子供の人数を当てることで、
マイクロフトの方が推移理力があることが記述されています。

　◆　部屋で射撃の練習
　ホームズは、射撃の練習で壁にニコちゃんマークの形に打ち抜いてる。
原作では、ヴィクトリア女王を表すＶＲの文字を打ち抜いている。

◆　ホームレスのネットワーク
　シャーロックは、ホームズのホームズのネットワークを欠かせないと言っていますが、
原作では、浮浪児たちを使っています。


―　第２シーズン　第１話　ベルグレービアの醜聞　―
　◆　アイリーン・アドラー
　ドラマでは、ＳＭの高級娼婦で、原作では女優。
高名な依頼人も、英国女王で被害者は王室の若い女性となっているが、原作ではボヘミア王。

　◆　あの女
　ホームズがアイリーンを「あの女」と呼んでいるのは原作通り。

　◆　アイリーンの自宅に入り込む手口
　ホームズが強盗に襲われた牧師に変装し、アイリーンの自宅に入れてもらい、
その後、ワトソンが火事騒動を起こす手口も原作通り。

　◆　事件の記念品
　ドラマでは、事件の思い出の品として、アイリーンの携帯電話を勝手に失敬していますが、
原作では、アイリーンから写真が贈られおり、それを保管している。

　◆　まだらのブロンド女
　オープニング、ワトソンが検死をして、ブログのタイトルにした『まだらのブロンド女』原作に『まだらの紐』という話があ。


―　第２シーズン　第２話　バスカヴィルの犬　―
　◆　掛けで聞き込み
　レース好きから掛けをネタに、ホームズが情報を聞き出していますが、
原作では、「青いガーネット」で、七面鳥の仕入れ先を同じように店主から聞き出しています。


―　第２シーズン　第３話　ライヘンバッハ・ヒーロー　―
　◆　ライヘンンバッハ
　ライヘンバッハは、原作でホームズがモリアーティが転落した滝の名前。

　◆　ディオケネス・クラブ
　ワトソンが、マイクロフトを訪ねて行って、話してはいけない場所は、
マイクロフトの行きつけのクラブで、原作に登場します。

　◆　ディオケネス・クラブ
　ワトソンが、マイクロフトを訪ねて行って、話してはいけない場所は、
マイクロフトの行きつけのクラブで、原作に登場します。

　◆　寄宿舎から消えた少女
　原作でも似た事件があります。
「プライオリ校」で少年と教師が消息を絶つ。

　◆　土から場所を当てる
　わずかな土から、少女が監禁された場所を推理していますが、
原作でも、ワトソンの靴についた泥から、出かけた場所を言い当てています。
―　第３シーズン　第１話　空からの霊柩車　―
　◆　空家事件
　メインのストーリは『空家事件』。

―　第３シーズン　第２話　三の兆候　―
　◆　４つの署名
　メインのストーリは『４つの署名』なのだそうですが、原型をとどめていないのでわかりにくいですね。

　◆　チャットの相手は義理の父親
　ＴＶドラマではちらりとしか出てこないエピソードですが、原作の花婿失踪事件からのエピソードです。
―　第３シーズン　第３話　最後の誓い　―
　◆　最後の挨拶
　メインのストーリーとなっていますが、あまり原型をとどめていません。
　
　◆　最後の誓い
　メインのストーリーは、恐喝王ミルバートンとなっています。
　

BBCシャーロックホームズ 　ロンドンＭａp

BBCのテレビドラマ、現代版シャーロック・ホームズの撮影された場所、登場した場所を地図にしました。
地図の読み込みには、時間がかかる場合があります。


より大きな地図で BBC　シャーロック・ホームズ を表示
ロンドンアイ
 ロンドンアイとウェストミンスター宮

　オープニングの映像でロンドンアイ（観覧車）とウェスタミンスター宮が映し出されます。
ラッセル広場 ラッセル・スクエア
　〜第１シーズン　第１話〜

ワトソンがマイクと再会した公演。
ワトソンが座っていたベンチもちゃんとあります。
バーソロミュー病院
 セント・バーソロミュー病院
　〜第１シーズン　第１話〜　　など

たびたび登場するセント・バーソロミュー病院。
ワトソンとホームズが初めて出会った場所であり、
モリーが務めている場所。
バソロミュー病院ｎ セント・バーソロミュー病院
　〜第１シーズン　第１話〜　　など

違う角度から撮影したものです。
ホームズとモリーアーティーが飛び落ちるのもこの病院の上から。
トラファルガー広場
 トラファルガー広場
 　〜第１シーズン　第２話〜

ホームズとワトソンがストリートアーティストというか、落書きのプロを探してこの広場を通過する。
ピカデリーサーカス ピカデリー・サーカス
　〜第１シーズン　第３話〜

爆弾を巻かれた被害者が、
ここからホームズに電話をしている。
奥の建物に入っているレストランは、原作に登場する。
シンプソンズ
 シンプソンズ
　〜第１シーズン　第３話〜

車窓にチラリとうつるレストラン。
原作にも登場する英国料理の高級レストランです。
バッキンガム宮殿
 バッキンガム宮殿
　〜第２シーズン　第１話〜

　女王からの依頼でホームズは、シーツに包まれたままバッキンガム宮殿に連れてこられる。
実際バッキンガム宮殿で撮影されたそうです。
ロンドン塔
 ロンドン塔
　〜第２シーズン　第３話〜

モリアーティーが、王冠と王錫を狙って忍び込んで、
わざと捕まった場所。
ヨーマン・ウォーダーズ
 ヨーマン・ウォーダーズ
　〜第２シーズン　第３話〜

モリアーティーがチェックしていたこの人たちは、
ロンドン塔の守衛ヨーマン・ウォーダーズ。
退役軍人です。
ワタリガラス
 ワタリガラス
　〜第２シーズン　第３話〜

チラリと映像に映るカラスは、
ロンドン塔のワタリガラス。
ロンドン塔のワタリガラスが死滅すると、
イギリスは崩壊するという伝説にしたがって、
現在でも飼育されています。
クラウン・ジュエル
 クラウン・ジュエル
　〜第２シーズン　第３話〜

ロンドン塔内にあり、
イングランド王の王冠が保管されている場所で、
モリアーティーが押し入った場所です。
ウェストミンスター宮
 ウェストミンスター宮
　〜第３シーズン　第１話〜

　ウェストミンスター宮こと国会議事堂。
ちょっと、ロバート・ダウニーjrの映画と被っていますね。
また、ハドソン夫人によるとビッグベンの時計の裏側はホームズの隠れ家らしい。
クイーンズ・シアター
 クイーンズ・シアター
　〜第３シーズン　第１話〜

　ホームズの両親が、『レ・ミゼラブル』を見にロンドンにくるというエピソードがあります。放送時に『レ・ミゼラブル』が上演されていたのは、このクイーンズ・シアターです。
マイクロフトから「耐えられない。２幕から交代してくれ」と訴える電話の裏で民衆の歌が流れています。１幕後半のようですね。

 

＜メモ＞
24 Leinster Terrace　ワトソン夫人をおびき出した場所
カフェロイヤル　：　ワトソンの恋人と食事した場所 セントポール寺院　：　オープニング
グランドホテル　：　アイリーンが滞在しているホテル。ホームズとの思い出の部屋といっている。
ｾﾝﾄｼﾞｪｰﾑｽスクエア　北西の角　：　テンプル騎士団の本部があるという
ｺヴェントガーデン　：　パニックになった人々が描かれた場所

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