イベントレポート <2>


  特別カーテンコール、リハーサル見学会や、
  ミュージカル俳優さんのイベントの様子を紹介します。

シャンデリア



石丸幹二  ミニライヴ&トークショー

日時 : 2011年10月31日
場所 : 山野楽器銀座本店

 山野楽器で、石丸幹二さんの2つのCを『石丸幹二のミュージカルへ ようこそ』『distance kanji ishimaru』 を購入した人が招待されました。
初回購入特典として、さらに巨大なポスターがついてきました。
以下トークショーの要約です。

〜 名古屋のブルーノートとコン サートについて 〜
 ブルーノートは、お客さんもお食事をしてお酒を飲みながら、リラックして聞いてくださり、とっても良かったからまた行いたいです。
ブルーノートは、出演者にもお食事がでて、食べたのは「サ ラダ、サラダ、サラダ」。
手羽先があったので歌い終わった後に食べようと思ったら、無 くなってた

バンドのメンバーとも意気投合して、終わった後飲み屋に駆け込んで、3時まで語り合った。
食べた料理のことは覚えてません(笑)

〜 ブロードウェイについて 〜
 去年は、トニー賞の中継のため1泊3日の強行日程で、ブロードウェイへの思いだけが残りました。
今回は2週間行ってきました。ミュージカルとお芝居を13作品見てきました。もうほとんど仕事ですね。
昼夜昼夜昼夜夜』と観劇して、夜夜という のは舞台の後ジャズバーに行ったんです。
その雰囲気が良かったので、自分も歌える曲が増えたらやりたいです。

 一番よかったのは、『メンフィス』。
キャストが変わると、質が落ちていく作品があるけど、
この作品はすばらしかったので、みなさんもぜひご覧になってください。

〜 サイトウ・キネン・フェスティ バル『兵士の物語』 〜
 1か月ほど合宿のように滞在しました。
松本は、ほどよい大きさの町で、大きなオペラハウスやコンサートハウスがあります。
日本の町は、見習うといいですよね。   (そんなにオペラハウスいらないと思いますが・・・)
オペラハウスと実験劇場の舞台は、
背中合わせになっていて、それぞれのお客さんは、舞台の背後になにがあるかはわからない。
今回の舞台では、オペラハウスと実験劇場の舞台の仕切りを取り払って、実験劇場の客席からオペラハウスの客席が見えるようにしたんです。
オペラハウスから悪魔が呼ぶという演出にし ました。  (すごいこの演出!!)

 その後、上海公演で、このような劇場(舞台が背中合わせの劇場)ありますか?と聞いたら、当然ないわけで、
松本、上海、北京とそれぞれ異なる演出となりました。

「上海は日本よりすごい」といわれて、「すごいところ具体 的に言ってみろ」と言い返しました。

〜 今後の予定について 〜
今後は、『ゴールド』東京、名古屋、大阪公演。その後、『ジキル&ハイド』。
『ゴールド』のロダンは、長〜いひげを伸ばしていた人なので、いまひげを伸ばしています
どこまで自分のひげにしようかと思っていますが、見苦しくないところまで伸ばします。


ミニコンサート
♪名もなき星になる日まで
♪ひまわり

最後は、サイン会。
今回は、サインしてほしいものを持参してくださいとのことだったので、私は昔のプログラムを持参しました。
私は最初の方だったので、他の人の様子はわかりませんでしたが、CDジャケットやポスターを持参されたかたが多かったのかな?

ロイヤル・デゥルリー・レーン劇場 バックステージツアー

日時 : 2010年6月21日 13:00〜

 ロンドン ウェストエンドの中を代表する劇場のひとつデゥルリー・レーン劇場では、定期的にバックステージツアーが行われています。
当日10:00から、劇場窓口でバックステージツアーのチケットを発売。
窓口では、ツアー開始5分前には、劇場エントランスに来るように言われました。(チケットにもそう書かれている)

 ということで、ぴったり5分前に劇場入り口に到着。
ところが、劇場エントランスは、名札をつけた子ども達でいっぱい。立っている場所すらない状態。
当劇場では、『オリバー』が上演されていて、子度役は50人近く登場します。
ワークショップやリハーサルに訪れた子ども達かと思いましたが、それにしても多すぎます。

 ツアーの開始時間になっても、始まる様子がない。
けっきょく5分遅れで開始されました。(5分前に来いっていうのは何なんだ)
衣装を着たスタッフがSTALL用入り口(中央入り口)を開け放って、ツアー開始を呼びかけます。
すると、子ども達がぞろぞろと入っていくではありませんか?
スタッフが子ども達に尋ねていたので、わかりました。この子達は遠足。

 エントランスにいたのは、ワークショップや出演者の子役たちと、このツアーに参加する遠足の子ども達。
どおりで、子どもであふれかえっているはずです。
ということで、ツアーは遠足の子ども達+わたしだけでス タートすることになりました。
有名なツアーなので、わたしのような外国人もたくさん参加すると思っていたので、驚きました。

 劇場を紹介してくれるのは、男性と女性の2人。
演劇の登場人物、劇場に縁のある人たち、エピソードの時代にまつわる衣装を入れ替わり立ち代り、衣装を変えて案内してくれます。

 劇場には、肖像画や像がたくさん飾られています。
「この人知っていますか?」というスタッフに、子ども達は声をそろえて「イエーース!」ということで、
人物の紹介は省略されて、劇場でとの関係についてだけに。。
(あのー、ここに一人、分らない人がひとりいるんですが・・・。 ま、いいか名前聞教わったところでどうせわからないし。)
劇場入ってすぐの1階ホワイエには、これまでの上演作品の紹介。
ミュージカルの上演記録のプレートも飾られています。
(これは、子ども達よりも私のが、詳しい自身があるぞ!)
ロミオに扮するスタッフ
 シェイクスピアのエピソードでは、すかさず吹き抜けの2階にロミオが登場
凝った演出にびっくりです。

ほかに案内していただいた場所は、次の通りです。

ロイヤルボックスの裏にあるロイヤル・ルーム
小さな部屋なのですが、豪華な装飾です。

2階客席
ステージ上では、オリバーのロンドンの町のセットが組まれていて、修繕が行われていました。
『ミス・サイゴン』では、このステージ上に実物大のヘリコプターが登場したことが説明されました。
帝国劇場よりずっと小さなステージです。相当迫力があったことでしょうね。

ステージ下のトンネル
ここでは、劇場の有名幽霊『マン・イン・グレイ』の紹介。
すると、トンネルの電気が突然消えて、男性ステージが大 声を上げて登場。
子ども達は、「キャーキャー」大騒ぎ。
このときばかりは、遠足の子ども達と一緒でよかったと思いました。
だって、この子達がいなかったら、ツアー私ひとりだったんですよ。
この寒い演出に、どうしたら応じたらいいのやら。まちがいなく気まずい雰囲気だったことでしょう。

奈落奈落
奈落に向かう道すがら、オーケストラボックスも垣間見ることができます。
奈落には無骨な鉄筋の骨組みが組まれていました。
フェイギンの隠れ家(オリバーで地下から登場するセット)が見られるかなと思いましたが、
なんにも在りませんでした。

楽屋口(ステージドア)
楽屋口から一度劇場の外に出ます。
楽屋口の前には、『フォーチュン劇場』があります。
こちらの劇場についてもご紹介がありました。

そして再び劇場エントランスへ。
エントランスでは、劇場の歴史や内部を紹介した本が販売されました。
ちょうど日本のプログラムと同じような本です。

所要時間は1時間30分。
ガイドブックに紹介されるのも納得できる凝った演出と、演劇ファンも満足な内容でした。


その他の劇場の写真は、劇場紹介のページに掲載して いますので、ご覧ください。

West End LIVE 2010 (ロンドン)

日時 : 2010年6月19日(土)11:00〜18:00 、 6月20日(日)12:00〜18:00
場所 : ロンドン レスター・スクエア

 Tkts(ミュージカル当日券半額発売所)があるレスター・スクエアに特設ステージとブースが設けられてイベントがありました。
舞台に立つ本物のキャストが15分程度のハイライトパフォーマンスを行いました。(上演内容は以下の通り)
入場は無料で、誰でも観覧可能なイベントでした。
また、会場ではミュージカルのエコバッグ、ポストカード、シールなどグッズが配られました。
各ブースでは、操り人形や冠、ペーパー劇場の作成や、キャッツのメイク体験ができました。(子ども向けなのですが、大人もけっこう参加してました)
レスター・スクエアは映画館もいくつかあるため映画のブースもありました。
ダースベーダーの手下に捕らえられたところを、写真撮影されるのが大人気でした。
【6月19日スケジュール】
11:00 Brazil Brazil 14:10  Thriller Live 
11:15 Dirty Dancing 14:30 Julie Atherton
11:25 Burn the Floor  14:40 Avenue Q
11:35 Wicked 15:00 Into the Woods
11:45 We Will Rock You 15:20 Fireman San
12:05 Billy Elliot 15:35 Sylvia Young
12:15 Love Never Dies 15:50 Burn the Foor
12:30 Chicago 16:00 T-Mobile Big Dance
12:45 HAIR! 16:20 London Gay Men's Chorus
13:05 Jersey Boys 16:35 Burn the Floor
13:25 Sweet Charity 16:45 The Gleeks
13:35 Grease 17:10 Tipitina
13:50 Mamma Mia! 17:35 All The Fun of the Fair
14:00 Sister Act 17:50 Stomp

【6月20日スケジュール】
12:00 Tap Dogs 15:15 Mark Jermin Theatre School
12:15 Tomp 15:30 Fireman Sam
12:30 Thriller Live 14:45 Jack Day
12:55 Jersey Boys 16:00 T-Mobile Big Dance
13:10 Priscilla Queen of the Desert 16:20 West End Gospel Choir
13:25 Legally Blonde 16:40 Burn the Floor
13:35 Disney's The Lion King 16:50 SOLT Competition West End LIVE Pressentations
13:50 Mamma Mia! 17:00 1916 Musical
14:00 West End Kids 17:15 Burn the Floor
14:15 Daniel Boys 17:25 Dover Street
14:30 National Youth Music Theatre    
14:45 Into the Woods    

 このイベントのことについては、ロンドンに行くまで知らなかったので、イベントを知って飛び跳ねて喜んでしまいました。
さすがに、全部は見ることができなかったのですが、ホテルのすぐ近くだったので、いろいろ見ることができました。
テレビ局もきていたので、中継されていたのかもしれません。
(写真撮影、ビデオ撮影可です。)
 THRILLER 【THRILLER】
マイケル・ジャクソンの曲とダンスを再現した舞台。子役も熱演していて、マイケルが生き返ったかのようでした。
後日、劇場の前を通りかかったとき、子ども達がマスコミ向けにパフォーマンスを披露していたので、再び見ることになりました。
 

【Priscilla Queen of the Desert】
こちらは、タイトルしか知らなかった作品です。
あ、出演している3人。男性ですので・・・。
後半は、タイトルどおりデザートの衣装をきたアンサンブルで舞台がいっぱいに。


【Legally Blonde】
歌ってくれた曲は全部しっている曲でした。
でも、曲名わからないです(^ ^;
となりの紳士も歌っていました。
 ライオンキング 【ライオンキング】
曲は、シャドウ・ランド、終わりなき夜、愛を感じて。
うーん、ナラは日本キャストの方が、うまいです。
他の作品は、アンサンブルも参加だったのにかわらず
ライオンキングは、残念ながらナラとシンバだけ。
そおらく、ライオンキングは日曜公演があるからなのでしょう。
アンダースタデイかもしれません。

マンマ・ミーア
【マンマ・ミーア!】
司会者が、「マンマ・ミーアの曲は歌えるかい?」とい呼びかけで、
会場中でいっせいに歌ったのが印象的でした。
曲は、I hava dream、Mamma Mia!,Dansing Queenです。
会場中踊りだすかと思ったのですが、みなさん静かにご覧になっていました。

驚いたのは、このイベントを終えたキャストが、そのままの衣装で歩いて帰ること
他の作品のキャストが、そのままの衣装で帰ったかは分りませんが、
まあ、オペラ座の怪人も仮面さえはずせば、クリスティーヌと一緒に歩いていても、
オペラを観にいくところなのか、アスコット競馬の帰りかと思われてすむでしょう。
しかし、マンマ・ミーアとライオンキングはさすがに・・・・。

石丸幹二  ライヴ&トークショー

日時 : 2010年6月15日
場所 : 山野楽器銀座本店

 山野楽器で、石丸幹二さんのCD『kanji ishimaru』を購入した人から抽選で、招待がありました。
白と黒のボーダーのシャツに、黒いジャケットとズボン。エナメルの靴でした。
エナメルの靴はトニー賞授賞式で履いていたものとのこと。

 なんと、トニー賞授賞式後成田から山野楽器に直行だっ たそうです。
アメリカは、1泊3日の強行スケジュール。
成田近くの佐倉から、赤坂へヘリコプターで15分  (@@!!
すごいハードスケジュールですね。

 成田から佐倉までは(おそらく車で)15分ぐらい。畑のなかに突如として現われたヘリポート。
ヘリポートに行ってみると、乗客は石丸さん一人。
石丸さんは、これが初めてのヘリコプター体験。
思わず「ちょっと、いいですか?写真を撮りたいので」と記念撮影したそうです。

 トニー賞授賞式では、2階最前列通路側の席だったそうです。
会場は、映画俳優がいっぱいで、さすがの石丸さんも見入ったとのこと。
CMなど中断時間は、俳優さんたちは客席を挨拶して回っていて、とてもにぎやかだそうです。
会場は一度退場したら、セキュリティのために再入場不可。
石丸さんも中継のために一度外にでたら、入れてもらえず「Good Bye」といわれてしまったそうなのですが、なんとか(強行的に)再入場できたそう。

 質問コーナーでは、質問した方にポスターのプレゼントがありました。
今度新たに演じるトート役をどのように演じるかという質問がありました。
コンサートで共演した一路さんにどのように演じたらいいかと相談したそうですが、
世界中に様々なトートがりうから、誰々風のトートではなく石丸さんのトートを演じたほうがいいとアドバイスを受けたそうです。
石丸風のトート楽しみ。
エリザベートのスチール写真は、メイクさんメイクしてくれたそうです。
なんとアイメイクだけで1時間!!
少女マンガのような目の中に星がある役なので、そのメイクは大変だそうです。
これからしばらくオフの日はたくさん目を描く練習をするとか。

ミニコンサート
♪スマイル
♪名もなき星になる日まで

最後は、サイン&握手会。
すっごい緊張してしまいました。
ひとりひとりに、「乾くまで閉じないでくださいね。」とか、ファンからの言葉に答えて「よろしくおねがいします。」などとお声をかけていらしていて、
相当疲れていらっしゃるでしょうに、なんていい方なんだーと、感動です。


笹本玲奈  ミニライヴ&トークショー

日時 : 2009年4月25日
場所 : 山野楽器銀座本店

 山野楽器で、笹本玲奈さんのファーストアルバム『Jewle』を購入した人の先着で、ミニライブのチケットが頂けました。

 来場時には、『Me and My Girl』衣装のクリアファイルが配られました
司会の方は、このライブの方だけの限定品って言ってたけど、『Me and My Girl』の劇場で売られる気が。
クリアファイルの中身は、ファンクラブの案内、出演作品のチラシ、テレビドラマ『ぼくの妹』のお知らせのプリント。

歌ってくださったのは、4曲。
♪ネバーランド
♪オン・マイ・オウン
♪ランベンス・ウィーク ♪スマイル!スマイル
♪オール・フォー・ローラ


 『ランベンス・ウィーク』では、笹本さんが「ご覧になった方はお分かりになると思うんですけど、変なダンス。一緒に踊ってくださいね。」と前置き。
変なダンスって(^ ^;;
司会者が「まずは練習しますか?」と言ったのですが、笹本さんは、「大丈夫でしょう。のり で。」
(もしやと思ってプロフィールを見させて頂いたら、O型。 あはは、そんな気が。)
結局、踊った方はいらっしゃいませんでした。座席狭かったですしね。

 司会者から「これら『Me and My Girl』は1ヶ月半の長丁場になりますが、体調管理で気をつけていることは?」との質問。
「私結構ネクラ、インドア派なんで、家にペットがたくさんいる事もあって、外に出ないんです。だから風邪は引かないんです。」
「では、家で体力をモリモリで・・・・ペットに癒されて、舞台を頑張ってください。」
と妙な会話に。

ドラマの紹介がありました。先週から放送されてたそうで、「Me and My Girl」が始まる頃に、出番がたくさん出番があることです。

 コンサート『Jewle』のハイライトDVDの放映もありました。
私は、コンサートに行っていないので、食い入るようにみてしました。
タップダンス、ジャズダンス、タンゴ、ずいぶんバラエティーに飛んだコンサートだったみたい。

 最後は、全員にサイン会
CD持参の人には、CDに。持っていない人には、山野楽器の色紙に。
山野楽器でサイン会は、大地真央さんに続いて2度目の経験ですが、目の前でサインしてくださったのは初めて。
すごーいうれしい。クリアファイルと共に永久保管決定ですね。


島田歌穂  ライヴ&トークショー

日時 : 2008年4月6日
場所 : 山野楽器銀座本店

 山野楽器で、『One Woman Series vol.1』を購入した人の先着で、このトークショーのチケットが頂けました。
島田歌穂さんは、ワインレッドのチュニックに深くスリットの入った黒いパンツ。
島田歌穂さんの101歳のおばあさまと、旦那の島健さんもみえてました。

歌ってくださったのは、4曲。
♪Someone Like You
♪Wind Beneath My Wings
♪On My Own
♪Some People



 トークは、このCDを収録した『シンフォニー・コンサート』について話して下さいました。
去年のゲストは、井上芳雄さん。
コンサートで歌う歌をお互いに、1曲ずつ選んだのだそうです。
島田さんが、井上さんにリクエストした曲は、島田さん自身が訳詞をした曲。
以前井上さんと島健さんが、いっしょにコンサートを開いた際に歌われたそうです。
「島さん、いい曲ありませんか?」
「いい歌詞の曲があるんだよ。妻が訳したんだけどね。」
なんて、仲のいい夫婦なんだ。

 「レ・ミゼラブルをご覧になった方?」という質問に、かなりの数の手があがりました。
でも、私が思っていたより少なかったな。
島田さんは、ドラマ『HOTEL』の主題歌なども歌っていらっしゃるから、ミュージカル以外のファンの方も多いのかも。

 時間は30分。本当にあっという間でした。

《劇場街トップ ページへ》  《イベントメニューへ》