イベントレポート <3>
|
最初に話を振り付けの話をいただいて、まず『アイナダマール』のCDを購入した。 最初に聞いた印象は、バレエ的な要素は感じられなかった。 自分が振り付けするとすれば、所作をダンスにすることだった。 もやが掛かったような記憶の世界を表すに当たり、 スロモーションで表現することにした。 日本の若いダンサーたちは、ゆっくりしたダンスによく耐えてくれた。 最後にロルカが死ぬシーンで、歌がない曲が入っていた。 演出家と製作会社の企みにより(なんかもっとひどい言葉で言っていた気がしますwww)、 フラメンコダンサーが容易にされていた。 フラメンコにはなかったが、オーディションのビデオをみたところ結構よかった。 そこで、このシーンでフラメンコダンサーには闘牛士を踊ってもらった。 (このシーンが映像で流されました、フラメンコダンサーは闘牛士、バレエダンサーが牛を踊っていました。 衣装自体は、闘牛士と牛と分からないものでしたが、振り付けで日本人でも一目で闘牛シーンと分かります。 |
まず、スペインの祭りの映像がながされました。 マリア像を御神輿で練り歩くお祭りです。 このマリア像を女性合唱の衣装で再現している。 ただ、本物は手刺繍で莫大なお金がかかるため、舞台衣装には使えない。 ぜひバックステージツアーで近くで見られるので、 舞台衣装を職業に考えている人は、低予算で再現する手法を見てほしい。 今回は合唱団に1分20秒とい早替えがある。 これを実現するために、合唱団は玉ねぎのように何層も衣装を着ている。 それを一枚ずつはぎ取って、衣装替えを行っている。 | ||
|
|
こちらがマリア像を元に作られた衣装。 実際には、女性合唱の十数人がずらりとこの衣装を着て並ぶで、壮観。 黒いローブは金糸の刺繍に見えるが、 近くで見ると、刺繍ではないことがよくわかる。 素材も、シースルーの素材で、舞台衣装なので、 通気性と軽さを重視していると思われます。 |
こちらがマリアナの像。 正面から見ると(写真左)、立体的で立派な石像に見えますが・・・ 横から見ると(写真右)、あららうっすいwww |
実際に舞台に上がることができました。 舞台上には、演出家や振付家やスタッフさんがいて、 質問に答えてくださいます。 |
舞台上から見た客席。 |
舞台上から覗いたオーケストラピット。 オーケストラピットは、上手・中央・下手に分かれていて、別々に昇降が可能。一番奥に赤い奥に赤い絨毯がひかれていますが、これは下手の部分を上げた状態。 |
舞台袖。 モノがいっぱい。 かなり暗いので、画像の色を加工しています。 |
プロンプターのブース。 写真では大きさは分かりにくいですが、ものすごく狭い。 |
セリの中ものぞかせてもらいました。50cmぐらいのサイズでしょうか? 衣装をきたらかなりギリギリのサイズだと思います。 |
可動式の「島」と呼ばれるセット。 |
「島」を後ろから見ると・・・ ちなみに、この舞台のセット作成は俳優座劇場。 |