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銀河英雄伝説   外伝 ミッターマイヤー・ロイエンタール編
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 銀河英雄伝説のミッターマイヤーとロイエンタールの出会いを描いた作品です。

 物語は、『外伝1 星を砕く者』の前半部分と、本編にところどころに出てくるエピソードから構成されています。


 原作では、『真相は封印されている』とのみ記載されているイゼルローンの酒場殺人事件が、

 舞台では、ミステリー仕立てで演じられます。

 
 たくさんのダンスが織り込まれています。歌はありません。

 チケットは即日完売となり、映画館でも上映されました。

 全2幕。

  出演者 


 ミッターマイヤー  : 中河内雅貴  ロイエンタール  : 東山義久
 ドーラ/レオノーラ   : 長澤奈央  ドロイゼン少尉  : 中塚皓平
 フレーゲル男爵  : 三上俊  アンスバッハ  : 高山猛久
 エヴァンゼリン  : 松島志歩  アッカーマン憲兵大尉  : 高樹京士郎


 登場人物相関図 

相関図の見方については、凡例をご参照ください。

登場人物相関図


 あらすじ 


 物語のさわりの部分と、クライマックス以降を分けて記述していますが、
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。


 

 銀河帝国と民主主義の同盟軍との間の戦いは、150年に及んだ。
帝国暦480年、銀河帝国のロイエンタール中尉とミッターマイヤー中尉は、イゼルローン要塞に配属された。
ロイエンタールは、下級貴族だが富裕な家に育ち、女癖が悪いことで知られていた。
ミッターマイヤーは、平民としては異例の出世だったが、曲がったことが大嫌いで上官から嫌われていた。

 ミッターマイヤーは、ドロイゼン少尉に、高級士官専用キャバレーに連れて来られた。
士官に絡まれるホステスをミッターマイヤーを助けた。
ロイエンタールは、その様子を眺めていたが、その正義感ぶったミッターマイヤーが気に入らない。
ロイエンタールとミッターマイヤーは、殴り合いのけんかとなった。
人気ホステスのドーラは、憲兵隊を呼び出したが、二人のけんかは止まらず、憲兵隊は二人に銃を向けた。
ドーラがひとりの憲兵に詰め寄ると、レーザー銃が暴発。憲兵隊    の一人が死んだ。

 この死んだ憲兵は、かつて麻薬密売の容疑が掛けられたが、権力によってもみ消したことがある。
ロイエンタールは、かねてからこの憲兵隊の身辺を調査していたのだった。
これは事故なのか?それとも?


 
≪ クライマックスからエンディングまで ≫



 ロイエンタールは、憲兵隊に当たったレーザー光、ミラーボールによって反射したものだと気が付いた。
発射地点を探し出すと、酒棚の中。
ドーラが仕掛けたレーザー銃を遠隔操作で発射し、憲兵隊を殺害したのだった。

 ドーラには、かつて憲兵隊の恋人がいた。
その恋人は、麻薬密売の濡れ衣を押し付けられ、処刑された。
恋人の敵をドーラが取ったのだった。ドーラは毒をあおって自殺した。

 ロイエンタールとミッターマイヤーは、互いに勇気と知力を兼ね備えていることを認め合い友情を誓った。

 ある時、ミッターマイヤーは、民間女性を強奪・殺害した部下を処刑した。
ミッターマイヤーは、彼の存在を疎ましく思っていたフレーゲル男爵によって、牢獄に収容された。

 ロイエンタールは、ミッターマイヤーを救い出すため、全力を尽くすことを約束する。
ロイエンタールは、下級貴族から這い上がってきたラインハルト・ミューゼルの力を試すことにした。
ラインハルトは、見事にミッターマイヤーを牢獄から救い出した。

ロイエンタールとミッターマイヤーは、ラインハルトに忠誠を誓う。
 
 
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