多くの人が救いを求め、ジーザス(イエス・キリスト)の元へ押し寄せていた。
ユダヤの司祭達は、ジーザスが多くの民衆に崇拝されるのを恐れていた。
しかし、救いを求める人々を直接救う力はジーザスにはない。
ジーザスの弟子の一人であるユダは、民衆がジーザスの力を見限ったら、どうなるのかを恐れていた。
もし、ジーザスが殺されるならば・・・
ジーザスは、晩餐で弟子達に「この中の一人は私を裏切るだろう」と予言した。
そして、ユダは決断をした。
ユダは、ジーザスがいる場所を密告しのだった・・・。
作曲家アンドリュー・ロイド・ウェッバーを一躍有名にしたロックミュージカル。
ジーザスやユダを苦悩する一人の人間として描いています。
劇団四季初演では、『イエス・キリスト=スーパースター』というタイトルでしたが、
英国のタイトルと同じ『ジーザス・クライスト=スーパースター』に改名されました。
山口祐一郎氏主演で韓国公演、ロンドン公演も行なわれました。
劇団四季には、エルサレム版とジャポネスク版があります。
◆エルサレム版
時代に沿った衣装とメイクです。
セットは、エルサレムの荒野を再現した傾斜舞台。
◆ジャポネスク版
歌舞伎風のメイクで、衣装も和風です。
ジャポネスク版の方が、登場人物が個性的、見分けがつけやすいです
音楽にも和楽器が多様されています。
セットは、大八車が舞台に並び、黒子がシーンに沿って自在に動かします。
舞台形式 : 台詞も歌で進行する
ダンス : ほとんどない
オーケストラ : 録音(1999年 全国公演、 2004年 四季劇場[秋]公演)
もっとも有名な曲 : 『スーパースター』
(ミュージカルを見た事ない人でも、
耳にしたことがあるスタンダードナンバー。)
物語の舞台 : エルサレム
物語全ての内容を書いているわけではありませんが、
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。