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ナイン      − NINE −
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一人の映画監督を取り巻く、女性達を描いた作品です。

トニー賞5部門受賞。

歌とダンスは、映画監督のインスピレーションで、独立したシーンで繰り広げられるものです。

セクシーなダンスが見どころで、大人向き。

2010年公開の映画では、ソフィア・ローレン、ペネロペ・クルス、二コール・キッドマン等、映画界の大女優が勢ぞろいしました。


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 歌の量     : 少

 ダンスの量       : 中

 見どころ : ダンス


 

barあらすじbar

 物語のさわりと、クライマックス以降を分けて記載しています。
ストーリーを舞台、映画で楽しみたい方は、ご注意ください。


 

 グイドは、人気映画監督。
しかし、名作といわれたのは、くしくも売れない時代に作成した映画。
有名になってから製作された映画は、いずれも評判は最悪。
いま彼は新しい製作に取り掛かろうとした。

スタッフは、全てそろっている。
しかし、台本も渡されず、グイドからスタッフの指示もない。
グイドを敬愛し、ずっと共に仕事をしてきた衣装デザイナーは、彼を支え続ける。

マスコミ発表。
新作のタイトルは、『イタリア』。
ストーリーの質問に、グイドははぐらかすばかり。
グイドの頭の中には、ストーリーはおろか、どんな作品にするのかさえ思い浮かんでいなかった。
グイドは、映画からは撮影所から逃げ出して、田舎のホテルに駆け込んだ。

グイドは、精神科医にも神父にも頼ったが、まったくスランプからは抜け出せそうにない。
頭の中には、これまでグイドを取り巻いてきた女性達の姿。
今は亡き母親、元女優の妻、子ども時であった娼婦、愛人・・・。

グイドは、妻を呼び出した。
しかし、ホテルにグイドの愛人がいることに気が付き激怒。
愛人もまた、手首を切って自殺未遂を起こし、グイドが駆けつけた。
そして、妻は去っていった。



《以下 クライマックスからエンディングまで》



映画は作れない。 
映画の製作は中止となった。

グイドは、映画界から身を引き、隠れるように生活していた。
そこに、彼を支えてきた衣装デザイナーが訪れ、映画を撮るように勧める。
彼にいま取れる映画は、妻を取り戻そうとする男の話だけだ。

映画撮影開始。
そこには、かつて妻の姿が・・・。






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