ドンとリナは、サイレント映画の大スター。
リナは、ドンが好きで、マスコミには、名カップルと売り出していたが、ドンにその気はない。
ドンは、パーティーで、演劇の勉強をしているコーラスガールのキャッシーに出会う。
ドンは、たちまちキャッシーに一目ぼれ。
時代は、サイレントからトーキーへと移りはじめていた。
ドンとリナの映画も、トーキーへの作り直しが余儀なくされた。
ところが、リナの声は、変な声。さらに、サイレント風の大げさなお芝居。
試作上演は大失敗。
ドンと幼馴染のコズモは、映画をミュージカル映画にし、リナの声は吹き替えにすること思いつく。
リナの吹き替えは、キャッシーが行うことに決定。
しかし、リナは、ドンも映画スターの地位も失いたくなかった。
≪ ここから クライマックスからエンディングまで ≫
ミュージカル映画は、大成功。
舞台挨拶を、リナが行うことになった。
観客は、映画の声と、舞台挨拶の声が違う事に、疑いを抱く。
客席から、「歌を歌え!」と声が掛かる。
リナは、逃れなくなり、キャッシーを幕の後ろに隠し、「雨に歌えば」を歌い始める。
そのとき、幕が開いて・・・吹き替えであることが、公けになってしまう。
リナは、恥ずかしさのあまり舞台を逃げ去り、
ドンとキャッシーは、公私共に名カップルとなる。