フェニーチェ歌劇場
フェニーチェ(不死鳥)の何ふさわしく、何度も再建されている劇場です。
ヴェネツィア本当にあり、サン・マルコ広場から歩くと10分ほどです。
特に広い広場に面しているわけでもなく、特別大きな建物でもなく、
興味が無ければ特に目を引くこともありません。
イタリアらしく外観はシンプル。内部は壮麗な劇場です。
オフシーズン(6月末)に訪れたときには、オーケストラのコンサートが上演されていました。
|
|
ゴンドラ用エントランス
ヴェネツィアならではゴンドラ発着用の玄関があります。
徒歩用の正面玄関の裏側になります。
かつて、ゴンドラは貴族の乗り物だったということで、その伝統を再建後も残しているのですね。
客席
水色を基本にして、金の装飾が施されています。
2階中央には、ロイヤル・ボックスが設けられています。鏡と金で飾られた豪華なロイヤルボックスです。
1500席と比較的こじんまりとしていて、ロイヤル・ボックスからでもステージが見やすいです。
ホワイエ
ホワイエは落ち着いた感じがします。
控え室も設けられています。
内部には、カフェがあります。内部見学の際にも、カフェは営業しています。
コーヒーとサンドイッチぐらいですが、ヴェネツィア観光の休憩にもいいかもしれまん。
内部見学
内部見学は、正面玄関に入って直ぐにチケット窓口があります。
公演のチケット、内部見学のチケットの窓口は同じです。
英語のオーディオガイドの貸し出しがあります。
見学可能なエリアは、1階客席、ロイヤルボックス、ホワイエ(カフェ)、控え室。
内部撮影は不可です。
ショップ
正面玄関には、小さいながらも劇場ショップがあります。
ショップだけでしたら、入場料なしで利用できます。
商品は、絵葉書、CD、書籍、ヴェネツィアグラスのアクセサリーなど。
私が購入した劇場紹介の書籍と、オペラの名曲集CDのセットで15ユーロでした。
チケット
公式サイト(英語およびイタリア語)から予約するのが、一番お安い方法です。
マリブラン劇場の公演の場合もあるそうなので、注意が必要です。
予約代行会社から予約することも可能です。
オペラ鑑賞ツアーでフェニーチェ歌劇場でオペラ鑑賞というものがあります。(ただし、かなりお高めのツアー)
当日窓口でのチケット予約も可能ですが、オペラ目的で旅行する場合には、事前予約が安心。
《劇場街トップページへ》 《世界の劇場へ》