■■■■ イベントレポート ■■■■
東宝のサイトで 募集していたイベントです。
入場の際に、写真付き身分証明書の確認がありました。
座席はくじ引きで、チケットが入った封筒がテーブルの上に並べられていて、一人一枚引く方式でした。
司会は岡幸二郎さんでした。
出演者は、井上芳雄さん、浦井健治さん、すみれさん、濱田めぐみさん、橋本さとしさん。
舞台は、上演中の『レ・ミゼラブル』のセットが組まれたままです。
背景に、二都物語のパネルが置かれていました。
◆ 歌の披露
♪この星空♪ 井上芳雄
♪見えない場所で♪ 濱田めぐみ
♪今は子供のままで♪ 井上芳雄・浦井健治
伴奏は、舞台上に置かれたグランドピアの一台。
この星空では、背景が星空になっていましたが、『レ・ ミゼラブル』のStarsのセットでしたwww
◆ 入場の際に
岡さん : では、本日の出演者み出てきてもらいましょう>
(舞台がライトアップ!!)
スタッフさん : ちょっと待ってくださ〜い。
(え・・・)
井上さん : 大丈夫でーす。
井上さん、浦井さん、濱田さん、橋本さんが登場。
みなさん、マイクをさがしてジタバタ。
遅れて、すみれさんが登場しました。(理由はこの後のトークで明らかに)
◆ 帝劇の舞台に立った感想
井上さん : 緊張しました。
濱田さん : 緊張して、半分ぐらい目を瞑って歌っちゃいました。
橋本さん : 濱田さん、仁王立ちでしたよwww
井上さん : 橋本さん、今日歌わないからって、のびのびしてた。
橋本さん : ソロは、ほんの数分しかない。しかも最後の方だけ。
岡さん : 帝劇は他の劇場にはない独特の雰囲気がありますよね。
すみれちゃんは、帝劇の舞台は見たことある?舞台にたってみてどう?
すみれさん : 帝劇は見たことあります。この前は、『レ・ミゼラブル』を見ました。
舞台に立ってみるとこわーい。
さっき、みなさんが歌っているのを舞台袖で見ていて、緊張してトイレに行きたくなっちゃって、出遅れてしまいましたwww
岡さん : 本番では、やめてよ。
すみれさん : 今回失敗を経験したから、大丈夫。
岡さん : 客席の電気ってつけられますか? すみれちゃん舞台の中心に立ってみて感想を。
すみれさん : うわー、人間じゃないみたい。 ちいさー いありちゃんみたーい。
◆ 演出家の鵜山仁さんについて
井上さん : 言っていることがいろいろ変って、「昨日と言ってること全然違うじゃん」ってことがあります。
一同 : あるあるwww
岡さん : 自分が歩くシーンで、「住宅展示場を歩いてい る感じで」って言われました。
井上さん : 僕なんて、ルーシーの手に触れたシーンで、「ディズニー ランドに来たつもりで」って言われましたよ。
岡さん : 鵜山さんの言っていることが矛盾しているように思えても、後から考えるとつながっていて「こういうことだったのか。」ってわかるよね。
(岡さん、さすがフォローが上手ですね)
鵜山さんて、すみれちゃんとよくあってるよね。
一同 : そうそう
すみれさん : 私日本語が下手じゃないですか。鵜山さん英語もできるしフランス語もできるんですよね?
説明がいろいろで私にはわかりやすいです。
井上さん : 打合せで、一応演出家だから話聞くじゃないですか。一応じゃない、ちゃんと聞いてるんですけど。
ふと、鵜山さんが「すみれちゃん」って話を振ったら、
「え?何?」「どうかした?」とまで言ってた。フランクだよね。
浦井さん : 鵜山さんとは、何度かお芝居でご一緒に仕事をさせていただいたことがるのですが、
今までとは、違う演出ですね。
◆ 自分の役について
橋本さん : 暗い。
濱田さんとは夫婦役なんですけど、ラブシーンがないんです。
でも、夫婦の絆を表すことができたらいいなと思っています。
すみれさん : 最初白い衣装からだんだん色がついていくんです。
それに伴って、役にも色が出てくるんです。
橋本さん・濱田さん : いいよねー。私たち衣装の色ずっと変わらないよね。
すみれさん : えー、マダムかっこいいよー。GUN持ってるもん。
井上さん : そういえば、僕の衣装はだんだん白くなっていく。
浦井さん : チャールズとシドニーは、よく似ているんです。
鏡に映したように対照的でありながら似ているんです。
井上さん : 原作では、二人がそっくりと書かれているのですが、ミュージカルではそういうことにはなっていなんです。
二人とも自分たちが似ていることを意識している。
もしかしたら、自分は相手側に立っていたかもしれないと思っている。
浦井さん : 同じような二人だから、信頼しているし、おちょくってみたくなるし、僕たちそのまんまの関係じゃんwww
◆ 自分の役以外でやってみたい役は?
橋本さん : 井上君のシドニーですね。底辺であることを隠しているとい人物から、変わっていく様を演じてみたいです。
濱田さん : もし、性別関係なく演じられるならやっぱりシドニーです。
すみれさん : 大先輩である濱田さんのマダム役!だってかっこいいんだも〜ん。
浦井さん : シドニーも、ドファルジュもどの役もいいのですが、ルーシー。芳雄君に愛されたい。そして、できれば愛されて死にたい。
井上さん : 自分で言うのもなんですが、シドニーの役はとってもいい役だと思っています。
あえて言うなら、シドニーはほとんどロンドンにいて、パリの登場人物とは絡まないので、
福井貴一さんのパーサッドです。
小悪党なんですけど、ロンドンとパリに自在に行ったり来たりして、ほとんどの役にからむ役なので。
◆ すみれさんへの質問 二大プリンスと共演して
すみれさん : 二人ともすごい優しくて、なんでも相談できる。 お兄さんみたい。
岡さん : 二人と共演するってすごいことなんだよ。しかも二人から愛されるって。
すみれさん : プレッシャーかけてる?
岡さん : うん。かけてる。
◆ 物語の時代背景について
岡さん : 二都物語は、フランス革命が勃発した1787年の物語です。
今、『レ・ミゼラブル』の石畳のセットが組まれています。
勘違いなさっている方がよくいらっしゃいますが、『レ・ミゼラブル』はフランス革命の20年後ぐらいの物語です。
フランス革命が起こり、ナポレオンが出てきた後です。
日比谷の向こう側の劇場の白い旗持ったミュージカル(東京宝塚劇場の『ベルサイユのばら』のこと)と全く同じ時代ということになります。
このイベント終了時に『二都物語』のチケットを購入したら、主要キャストの写真を頂けるというキャンペーンがありました。