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ミュージカル アイーダ     − AIDA −
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   オペラ『アイーダ』をミュージカルにした作品です。

オペラ版とは役柄や設定が少々異なります。

製作はディズニー、作曲はエルトン・ジョン、作詞はティム・ライスという

『ライオンキング』の製作スタッフ。

音楽にはアフリカテイストが入っていて、すべてかなりの難局。

セットや衣装も斬新。当時の衣装を再現するというよりも、現代的な部分が多いです。

アイーダ

 

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歌の量 : 多い

ダンスの量 : 多い

オーケストラ : 録音

もっとも有名な曲 : 愛するヌビア

物語の舞台 : 古代エジプト

 登場人物相関図 

図の見方は、凡例をご参照ください。

アイーダ登場人物相関図

 

 あらすじ 

 物語のさわりと、クライマックスからエンディングまでを分けて記載してますが、
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。


 


 ヌビアの王女アイーダは、攻め入ったエジプトの将軍ラダメスに捕らえられてしまった。
誰もアイーダが王女であるとは気づかない。
ラダメスは、勇気に溢れたアイーダに惹かれ、エジプトの王女アムネリスの貢物にすることにした。
王女アムネリスもまた、アイーダが気に入り、奴隷ではなく友人として扱った。

 ラダメスと王女アムネリスは、許婚だった。
ラダメスの父ゾーザーは、国王を毒殺し、いち早く実権を握ろうと画策していた。
ラダメスは、いつしかアイーダを愛するようになり、アイーダに今までの行いを詫び、すべてのものをヌビアの奴隷たちに与えた。
そして、アイーダもラダメスを愛した。

 ついにアイーダの父であり、ヌビア国王であるアモナスロが、捕らえられた。
アイーダと父アモナスロが逃げ出すチャンスは一度。
城内の警備が薄くなるラダメスとアムネリスの結婚式だけだ。

 アイーダは、ラダメスに「愛しているが、結婚できない。あなたはアムネリスと結婚するべきだ。」と告げる。
二人の会話を聞いている人がいた・・・・・・王女アムネリス。



≪以下クライマックスからエンディングまで≫




 ラダメスと王女アムネリスの結婚式が終わると同時に、ヌビア王脱走のニュースが飛び込んだ。
ラダメスが桟橋に駆けつけたとき、アイーダだけが再び捕らえられてしまった。
父が静止するのも聞かずに、ラダメスはアムネリスではなくアイーダを選んだ。

 ゾーザーの国王への裏切りが発覚し逮捕。
ラダメスとアイーダも、国と王女への裏切りで逮捕された。
判決は生き埋めのよる死刑。
しかし、王女アムネリスは、せめて二人がいっしょに処刑され、永遠にいっしょに眠れるように懇願した。
「何百回生まれ変わっても君を見つけ出すよ。」

 4000年後、古代エジプトの遺跡を展示する博物館の中で、男と女が出会った。




 オペラとの違い 

『アイーダ』は、ヴェルディのオペラをミュージカルしたものですが、多くの点で違いがあります。
オペラとミュージカルの違いをご紹介します。

アイーダとアムネリス
 ミュージカルでは、アイーダとアムネリスは、奴隷と王女という身分さでありながら、
 心通わせる親友ですが、オペラではあくまで奴隷と王女という関係です。

アイーダが生き埋めとなる経緯
ミュージカルでは、アイーダは逃げ遅れて捕まってしまい、
アムネリスの気遣いによりラダメスといっしょに死ねるように取り計らってもらうことになっていますが、
オペラでは、アイーダはラダメスが生き埋めになることを知って、
自分の意志で、生き埋めとなる穴の中に忍び込みます。

ゾーザー将軍
ミュージカルでは、ラダメスの父ゾーザー将軍は、エジプト王室を脅かす悪役ですが、
オペラには登場しません。
 
 

 関連作品 

 エルトン・ジョンの作品
 ・ ライオンキング
 ・ ビリー・エリオット

 ティム・ライスの作品
 ・ ジーザス・クライスト=スーパースター
 ・ エビータ
 ・ 美女と野獣(一部の曲)
 ・ ライオンキング

 ディズニー・ミュージカル
 ・ 美女と野獣
 ・ ライオンキング
 ・ リトル・マーメード
 ・ ハイスクール・ミュージカル
 ・ ハイスクール・ミュージカル2


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