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銀河英雄伝説   第四章前篇 激突前夜
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 イベントレポート 



ロビーパフォーマンス


 ロビー(ホワイエ)で、出演者による時代背景の説 明を兼ねたクイズ大会が開かれました。
出演者は、同盟と帝国の軍服を着て紹介されました。
2か所でやっていることに気が付きましたが、他の場所でもやっていたかもしれません。
なんと、写真撮影可。WEBに掲載可能かはよくわからないので、控えさせて頂きます。

 クイズは簡単なもので、銀河帝国と自由惑星同盟と間にある要塞と自治領の名前はというもの。
回答は、観客のなかから挙手した人の中から選ばれ間ていました。
正解者には、記念品が手渡されていましたが、記念品はいったいなんだったのでしょう。

 原作に纏わる面白いエピソードも聞くことができました。
「銀河英雄伝説」というタイトルですが、出版社が「30分でタイトルを決めないと『銀河三国志』にするぞ!」と、
言われて田中先生がその場で決めたタイトルだそうです。

 そこで説明があったのは、ざっくり以下の通り。
銀河帝国は、専制政治。ラインハルトは、皇帝の寵姫の弟で姉を取り戻すために、帝国打倒を志す。
一方自由惑星同盟は、銀河帝国で虐げられていた人々が逃げ出して作られた民主主義の国。
銀河帝国と、自由惑星同盟は150年に渡って戦いが続いている。
銀河帝国の間には、イゼルローン要塞と、フェザーン自治領がある。


アフタートークショー


日付 : 2013年11月30日 夜公演終演後
場所 : 東京国際フォーラム

 アフタートークショーの前にカーテンコールの様子の紹介から。
カーテンコールは、河村隆一さんが作詞・作曲した曲で行われます。
フレデリカ、ヒルデガルド、オーベルシュタイン、ラインハルト、ヤン、最後に全員の順で歌い継ぎます。
ラインハルト役の間宮さんの歌も悪くはないのですが、歌手の河村さんと貴水さんに挟まれるのはちょっとかわいそう。
しかし、オーベルシュタインが、活き活きと歌う姿はなんとも気色悪い(笑)。イヤイヤ褒めていますよ。これでも。
よく考えれば、ヤン・ウェンリーも歌がうまそうな人物とは思えまえませんが・・・。

 間奏の部分で、ヤン役の河村さんから、オーベルシュタイン役の貴水さんに、何やら身振りでフラれると。
貴水さん「せっかくなので、『せーの』と言ったら、みんなせ『御意!』と言ってください!せーの」 観客出演者「ぎょい!」
意味はさっぱり分かりませんが・・・。
これは毎公演行われていたのでしょうか??
最後、ラインハルトとヤンだけで登場し、ヤンはラインハルトの前で膝まずいていました(笑)


 カーテンコール後にアフタートークショーが開催されました。
出演は、司会のミューラー役三上俊さん、ヤン役河村隆一さん、ラインハルト役間宮祥太郎さん、オーベルシュタイン役貴水博之さん、演出ヨリコジュンさん。
会話は記憶力が人並以下の管理人による抜粋です。特に会話順が怪しい。

三上さん : 「御意!」って一回やってみたいんですよね。いいですか?せーの!
観客    : ぎょい!
三上さん : 今回のアフタートークショーは、いつものメンバーに加えて、演出家のヨリコ・ジュンさんも参加してもらえます。
三上さん : ヨリコさんの演出はどうでしたか?
河村さん : 演出の意図が分かりやすくてやりやすかったです。
        マシュンゴの演技でみなさん笑ってくださいましたが、
        話をしている二人の後ろの人にも、どういう気持ちで聞いているの?とか、方向性を決めて貰えるんです。
貴水さん : ヨリコさんとは、深い付き合いで・・・いや、そういう深い付き合いじゃなくて。
        オーベルシュタイン編の義眼を作ってくださったのもヨリ コさんなんですよ。
        よっ、なんでも出来る人!
河村さん : 私は稽古中に小さなモニタで作業しているヨリコさんの作業を見ていたのですが、
        CGのここを3拍削れは、このセリフが入るとか調整をしていたんですよ。
ヨリコさん : 実は途中過程は、見せたくないんですよね。
        車の内装の改造を終わってから、彼女に見せたいと同じような。
        出来上がったのをみて、驚いてもらいたかった。
間宮さん : 僕は「輝く星 闇を裂いて』で、ヨリコさんとご一緒させていただいたんです。
        小説を読んで、自分のイメージするラインハ ルトで稽古に挑みました。
        これで、演出家にアニメを見ろと言われたら、その時すべてのアニメをみる覚悟でした。
        ところがヨリコさんは、そんなことは言わずに、僕のイメージするラインハルトを伸ばしてくださった。

ヨリコさん : この舞台のCGは3か月前から作り始めたのですが、スパルタニアンやブリュンヒルトはアニメとは違うデザインにしたくて、
        原作者サイドと相談しながらデザインしました。
        今回は、映像と人物の融合をコンセプトに作成しました。
三上さん : ラインハルトがキルヒアイスに触れようとするシーン、袖からみていてもすごいですよね。
間宮さん : そうですか。僕(ラインハルト役なので)、客席側から見たことないので。
        浮き上がって見えると聞くんですけど。
河村さん : 自分がその恰好(ラインハルトの扮装)するから、客席から見てみる?
        開幕前に。
貴水さん : 自分も客席から見たことないので、一度見てみたいんですよね。
河村さん : じゃあ、その恰好するから。
        あ、打ち上げでやろうよ。
河村さん : 『銀河英雄伝説』は、アニメなのでも「スペースオペラ」と呼ばれますが、
        ミュージカル、ダンス、ストレートプレイお芝居の中で、
        まさに新しいスペースオペラというジャンルをヨリコさんが造りあげましたよね。
ヨリコさん : これまで銀河英雄伝説は、新しいものを生み出してきました。
        中には奇形の作品もあったかもしれません。
        しかし、第9弾となって、方向性が定まってきたと思います。

間宮さん : カーテンコールでみんないっしょに「アー」と歌っていて、平和だったらいいのになって思います。
        公演も残すところ3回になりました。日にちにするとあと2日です。
        リピーターチケットもありますので、ぜひ明日も。
貴水さん : 大丈夫。昨日も「御意」って約束したから。

トークショーは本当にあっという間で、15分ぐらいだったでしょうか。
観客の「えーー、もう終わり?」という声にも、衣装さんとメイクさんが困ってしまうのでということでクローズとなりました。



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