ロージャス&ハマースタインの舞台。 実話が元になっていますが、王の実像とは違うということで、 タイでは上演が禁止されています。 ブロードウェイと映画で王様を演じたスキンヘッドのユル・ブリンナーは、 |
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あらすじ
物語のさわりと、クライマックス以降を分けて記載しています。
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい
一口メモ
《劇場街トップページへ》 《ミュージカル一覧へ》■ なぜタイでは上演禁止?
ミュージカルは、アンナ・レオノーウェンズの手記に基づいて創られた作品です。
ラマ4世が実像とかけ離れているため上演禁止となっています。
アンナが王子や后たちの西欧教育を与えるために家庭教師として、タイに迎えられたこと。
アンナによって、教育を受けた王子が、西欧文化を取りれたことは事実です。
自伝というものは、3割自分をよく書かれるものですが、アンナの手記の場合そもそも経歴から全く異なるそう。
よくよく考えて見れば、ありえない点が多く見受けられます。
・王子の教育係ではない
ミュージカルでは、王子や后達の西欧式教育係となっていますが、教育係ではなく、ただの英語教師です。
数いる家庭教師の中の一人だったということになります。
・外国の女性が王に直接意見を言えない
いくら特別扱いのアンナであっても、絶対的権力をもつ王に外国の女性が抗議するなんて、とてもとても無理。
アンナが王を見限ってタイを立とうとしますが、むしろ国外追放になってたはず。
・ダンスシーンはありえない
これは、ミュージカル的演出なのは誰の目にも明らかですが・・・。
モンクット王は、アンナに教わるずっと前からダンスが上手だったということです。
アンナが来た時にはすでに老齢であるため、アンナとあんな軽やかに踊れなかったろうといわれています。
・王子は幼くなかった
ラマ5世が王に即位したのは、18歳。時代を考えれば一人前の大人扱いです。■ タイにおける王室
タイ王室は、現在も続いていて、タイの国民に大変な支持を得ています。
タイ王室は、日本の皇室と同じく、国の象徴となっており、政治的実権はありません。
タイのお店でも、よく国王様、王妃様の写真が飾られています。(他の高速道路は有料)■ モデルになった王様
王様のモデルとなったのは、ラマ4世(モンクット王)です。
子供の数は62人。ミュージカルの子供の数は誇張ではなく、実際はもっと多かったんです!
若かりしころ出家しており、托鉢をして放浪したそうです。
大変勉強熱心で、彼が使ったという天文台が残されています。■ モデルになった王子様
ミュージカルに登場する王太子は、ラマ5世(チュラーロンコーン大王)。
アンナ・レオノーウェンズ夫人により西欧の教育を受けました。
奴隷制を廃止したことで知られていますが、ミュージカルのようには簡単ではなく、
貴族等からの反対が強く、絶対的権力を持った王でも廃止するのに30年もの年月を要しました。
名君中の名君。現在でも尊敬を集めています。
さらにすごいのが、子供はなんと77人!!全員の子供の名前覚えてたんでしょうかね?
ラマ5世によって建てられた建築物の多くは、西欧とタイの伝統スタイルがミックスししていて
現在も残っています。
肖像画を見ると、西洋的顔立ち。■ アンナの息子ルイ
ルイは、タイの王女と結婚しました。
タイで会社を興し、成功したということです。
現在でも、タイの王女は、アメリカ人と結婚なさっている方がいらっしゃいます。
王室の結婚相手は、国籍はあまり問わないようです。■ 王様と私どちらが主役?
ブロードウェイで上演された当初、主役はアンナでした。
しかし、アンナ役の女優が亡くなる直前、ユル・ブリンナーを主役にと言い残したことから、王様が主役となりました。
日本では、東宝で上演されています。
東宝は宝塚歌劇団は同じ系列なので、宝塚出身の女優が演じるアンナが主役になっています。