ディズニーのミュージカル映画です。 アニメーションと実写が融合されるなど、当時は画期的な映画でした。 ジュリー・アンドリュースの映画デビュー作。 この作品をきっかけに、『サウンド・オブ・ミュージック』のマリアの役にも抜擢されました。 子供から大人まで楽しめる物語。 日本人には、一部のジョークが理解困難です。 |
セント・ポール寺院の階段に |
歌の量 : 中
ダンスの量 : 少
物語の舞台 : ロンドン 1910年
もっとも有名な曲 : チム・チム・チェリー
物語のさわりとクライマックス以降を分けて記述していますが、
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。
1910年 ロンドンのバンクス家には、姉ジェーンと弟マイケルの二人の子供がいた。
二人の父親は、銀行家で大変なカタブツ。子供たちにも規律正しい生活を強いる。
子供たちは、父親の気を引こうと何度も家を飛び出しは、教育係は逃げ出していく。
子供たちは、理想の教育係募集の記事を書いた。
『ばら色の頬で、ウィットに飛んでいて、優しくて、お菓子をくれて、歌を歌ってくれる。』
父親は教育係募集の記事を破り捨てたが、風に乗りどこかへ。
教育係募集の記事を手にしたメリー・ポピンズが空から舞い降りた。
ばら色の頬、ウィットに飛んでいて、魔法も使える。
これこそ、完璧な教育係。
メリー・ポピンズの計らいにより、子供たちは父親の勤める銀行へ見学に行くことになった。
父親や行員たちは、マイケルの持っていた2ペンスを預金するように強いるが、マイケルは鳩の餌代にしたいと一点張り。
頭取まで出てきて銀行は大騒動。
ついには、その騒ぎを預金者が聞きつけて、取り付け騒ぎにまで発展してしまった。
《以降クライマックスからエンディングまで》
父親はこの騒動がもとでクビになってしまった。
金融業界のトップに立つ夢が崩れ去った父親。
ところが、クビの先刻を受けたときに、父親の頭をよぎったのは、子供たちが歌っていた変な歌とジョークだった。
口をついたそのジョークで、今度は頭取が笑い出した。
家に帰った父親は、まるで別人だった。子供たちともにタコあげに。
そこには、銀行の重役たちが。
頭取は、父親バンクス氏のジョークに笑い転げて、死んでしまったという。
ところが、頭取があんなに楽しそうだったことは一生でその時だけだったという。
父親は、銀行の役員に戻れれることになった。
メリー・ポピンズは、子供たちが父親と楽しそうにタコあげしている姿を眺めながら、バンクス家を後にした。
▼ ジュリー・アンドリュースが出演している映画
・ サウンド・オブ・ミュージック▼ ロンドンが舞台の子供向けミュージカル
・ ピーターパン