場所はオーストリアのザルツブルク。
修道女見習いのマリアは、歌が大好き。いつでもどこでも歌を唄ってしまう。
修道院は、マリアが修道院に向かないと判断し、家庭教師として派遣する。
家庭教師として訪れた家は、母親を失くした7人の子供たちがいる貴族のトラップ家。
一家の主、トラップ大佐は家の中でも軍隊式。
大佐は、子供たちは名前で呼ばず、笛を吹いて集合させる。
規律が厳しく、子ども達には、遊ぶ時間がなく許されるのは行進だけ。
マリアは、歌も知らない子供たちに、歌を教え、次第に子供たちも心を開き始める。
トラップ大佐が婚約者をつれて自宅に帰ってきたとき、子ども達は婚約者を歌で出迎える。
トラップ大佐もまた、マリアのすばらしさに気づき、心を開き始める。
≪以降クライマックスからエンディングまで≫
婚約者の披露パーティーを開いた。
しかし、大佐は視線は婚約者ではなくマリアの方に惹きつけられていた。
それに気づいた婚約者は大佐の元を去った。
トラップ大佐はマリアと子ども達に祝福され結婚した。
ナチスはオーストリアにも手を伸ばし、オーストリアを併合した。
トラップ大佐は、ナチスに抵抗し、ナチス軍への入隊要請を退けた。
もう、オーストリアにはいられない。
トラップ一家は、オーストリアを旅立とうとしたとき、家はナチス党員に監視されていた。
トラップ一家は、ザルツブルク音楽祭に参加するのだとナチス党員を説得した。
音楽祭の結果発表!
優勝はトラップ一家合唱団。
しかし、表彰式にトラップ一家の姿はなく、ザルツブルクの山々を越え、スイスへと旅立っていた。