ディスク1枚 1956年製作
ミュージカルに先駆けて作られた西ドイツの映画です。ミュージカル映画ではありません。 マリアが家庭教師としてトラップ家を訪れるところから、アメリカで成功するまでが描かれています。 『サウンド・オブ・ミュージック』(以降SOMと記述)よりも、トラップ一家が破産後に重点を置いてます。 ピクニックと称して出立するところや、ヴェスナー神父が登場する点など、 こちらの映画の方SOMよりが史実に近いです。 オーストリアが出立する時点でも、まだ子ども達が幼い点などはSOMと同じです。
ディスク1枚 1958年製作
トラップ一家がアメリカに渡ってから、アメリカの永住権とバーモントの家を手に入れるまでの物語。 前編よりもフィクションの部分が増えましたが、アメリカでの苦労は実際とそう違わないようです。 名曲もたくさん盛り込まれていて、聞き応えがあります。 バーモントの家を建てるシーンだけがなぜかミュージカル調です。 史実と異なる点は、マリアの生んだ子達を以外は既に、大きくなっていたこと。 最初にアメリカの入国許可を得たのは、ヴェスナー神父ではなく、医師免許を得ていた長男。 子どもの数が8人となっているが、実際にはマリアが3人産んでいるので10人などです。
▼以下のDVDは持っていないのですが、ご紹介します。
ディスク2枚 1965年製作 1995年発売
映画製作40周年を記念して作成された、新吹替え版DVDです。 カラオケのように字幕が今歌っているところの色が変わるようになっていて、 みんなで歌いやすいようになっています。 注目はやっぱり、ミュージカル女優島田歌穂さんがマリアの吹き替えです。