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PHANTOM THE UNTOLD STORY   -語られざりし物語-
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ローマ 旅のヒント  

 

ジャニコロの丘

ヴィラ・メディチ

スペイン階段から見たジャニコロの丘

 ローマを挟んで反対側、スペイン階段の上からみたジャニコロの丘です。
奥に緑がある丘がそうです。
ローマの家々の屋上に、庭園があることが分かります。
エリックとルチアーナが世話していた庭園もこのような感じだったのでしょう。
ジャニコロの丘
 ローマを見るならジャニコロの丘に登るのが一番というジョバンニの言葉に 従って登ってみると、絶景でした。
ジャニコロの丘はヴァチカンのすぐそばから、トランステヴィレまで伸びており、かなり大きな丘で、ローマ市街の東に位置しています。 エリックとジョヴァンニが見た同じ風景を見てみましょう。
ヴィラ・メディチ

ヴィラ・メディチ

 中央奥、丘の上で緑に囲まれて建っているのがヴィラ・メディチです。
説明は、エリックの台詞の通りなので、説明は不要でしょう。
ピンチョの丘にあり、スペイン階段を上り、左に折れるとすぐです。
パンティオン

パンティオン

 ドーム型の建物がパンティオン。
内部にラファエロの墓があります。
キリナーレ宮(クィナーレ宮)

キリナーレ宮(クィナーレ宮)

 中央教会の塔の奥にある大きな建物。大統領府。
ローマ7つの丘のひとつで、小高いところに建っています。
1765年のジャニコロの丘からの眺望

1765年のジャニコロの丘からの眺望

 ジャニコロの丘に掲示されていた1765年ごろの様子。
ファントムの設定が1800年代中ごろですから、エリックが見ていた風景より100年古いです。
しかし、実際は現在とあまり変わらないことが分かります。

サン・ピエトロ寺院

サン・ピエトロ寺院

寺院の屋根の上から

 エリックは、ジョヴァンニと共にサン・ピエトロ寺院も訪れています。
サン・ピエトロ寺院

サン・ピエトロ寺院内

 色もあざやか、延々と続く蒲鉾型天井。
ジョバンニは、いっそう信仰心が深まる思いだったようですが、エリックにとっては建築物の研究対象でないようでう。
人の少ない時間帯のサン・ピエトロ寺院は、荘厳です。
聖ペテロ像

聖ペテロ像

 天国の門の鍵を抱き、天を指すペテロ像は、罪びとを救うという。
エリックは、見つめるばかりで、触れようとしない。

現在でも、右足をなでていく人は多いです。
ピエタ像

ピエタ像

 ミケランジェロの傑作。
美しい聖母が、死んだキリストを悲しみに満ちた目で見つめています。
ジョヴァンニは、エリックに見るように勧めたものの、エリックは拒絶する。
私が美術品で感動したのは、このピエタ像とダヴィンチの最後の晩餐です。
サン・ピエトロ寺院のオベリスク

サン・ピエトロ寺院のオベリスク

 エリックは、オベリスクに注意を移した。
異教徒の象徴を、カトリックの総本山の中央に建てている事の矛盾を指摘している。
原作者はイギリス人ということで、カトリックではない可能性が高いですね。

ポポロ広場

ポポロ広場

ポポロ広場

ジュゼッペ・バラディエといっしょに行ったポポロ広場の仕事で、ジョヴァンニは、ローマ一の評判を得たと語っています。
バラディエは、実在の造園家でポポロ広場の西にあるピンチョの丘を整備しています。この際、ポポロ広場からピンチョの丘へ上るこの階段も作成されました。
ジョヴァンニが言っているのは、この階段の装飾のことだと思われます。

トラステヴィレ

トラステヴィレ
エリックは、トラステヴィレで手品を見せていた。
日曜日には、現在でも大道芸人がたくさん現れるとのことです。
地元の人たちが夜集う街で、パスタやピザの名店があります。
トラステヴィレ
平日トラステヴィレがにぎわうのは、20時以降。
通りは人であふれ、露天も登場します

 

パリについては、 『オペラ座の怪人』の旅 をご参照ください。


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