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PHANTOM THE UNTOLD STORY  −語られざりし物語−
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  小説『PHANTOM』を舞台化したスタジオ・ライフの作品です。

『PHANTOM』は、ガストン・ルルー作『オペラ座の怪人』を元に

女流作家スーザン・ケイが創作した小説で、

この舞台では『オペラ座の怪人』の少年時代を描いています。

小説にかなり忠実で、台詞もほぼ小説のままです。

物語後編の舞台については『PHANTOM The Kiss of Cristine』の紹介をご参照ください。

 
全2幕(物語は3章構成)
上演時間 : 3時間        


 
 

 

bar あらすじ bar

 物語のさわりの部分と、クライマックス以降を分けて記述しています。
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。

 

  フランス。美しいマドレーヌは、両親と夫を相次いで失い、一人で赤ん坊を生んだ。
しかし、誕生した赤ん坊は、恐ろしい化け物の顔をしていた。
マドレーヌは、赤ん坊に仮面を被せ拒絶した。

 エリックと名づけられた子供はやがて、才能を現していく。
美しい声で歌い、ピアノをたくみに弾き、独自に数式を編み出し、美しい彫刻を彫る。
家を訪ねてきた神父は、エリックの才能に感銘を受け、建築の講師としてギゾ教授を連れてきた。
ギゾ教授は、幼いエリックに、高度な建築学を授けた。

 マドレーヌは、村に現れた若い医師と恋に落ちた。
若い医師は、エリックを精神病院に入れることを提案する。
しかし、母を失うことを恐れたエリックは、美しい歌声でマドレーヌを縛り付けた。

 いつしかエリックの存在は村人の知るところなり、
マドレーヌの家を遅い、エリックの唯一の友である犬を襲った。
彼を救ったのは母の恋人若い医師だった。

 エリックは、一人家を出た。
エリックは、母が選んだのは恋人ではなく息子だということも知らずに・・・。



≪以下クライマックスからデンディングまで≫




 エリックは、見世物をして巡業するジプシーたちに捕らえられてしまった。
ジャベールは、エリックに暴力を振るい、従わせた。
エリックは腹話術とその養子で、たちまち人気となった。
ある時、ジャベールはエリックの服を脱がせ、襲おうとした。
エリックはジャベールをナイフで刺し殺すと、ジプシーの一団から抜け出した。

 エリックはローマにマジックの巡業でやってきた。
建築中の屋敷を眺めていたとき、石工の巨匠ジョバンニに出会った。
建築物に興味を示す少年をジョバンニは、内弟子として育てることにした。

 夏、ジョヴァンニの娘ルチアーナが寄宿学校から帰ってきた。
ルチアーナは、エリックに興味を持ち、エリックを振り回した。
ある時ルチアーナは、エリックに仮面を取ってくれるように懇願した。
エリックが仮面を取ると、驚いたルチアーナは屋上から転落した。

 エリックは、ジョバンニの前から姿を消した。
 


bar 関連作品 bar


 『オペラ座の怪人』を原作とする作品
 ・ アンドリュー・ロイド・ウェバー版『オペラ座の怪人』
 ・ ケン・ヒル版『オペラ座の怪人』
 ・ アーサー・コピット版『ファントム』

 同じ年代、同じフランスを舞台とした作品
 ・ 『レ・ミゼラブル』
 ・ 『モンテ・クリスト伯』
 

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