劇場街トップへ春のめざめ SPRING AWAKENING
 Main  Event 
bar

 
 トニー賞を受賞した作品。

思春期を迎えた男女が、性への好奇心、社会の不条理を訴えかけた作品。

ロックミュージカルです。

日本では、劇団四季が上演しています。

少年少女を若手俳優が演じます。大人役は2人だけで多くの役を演じ分けます。

性的描写が激しいため、お子様の観劇には向きません。


春のめざめ


 歌の量    : 多

 ダンスの量     : 多

 物語の舞台 : 19世紀 ドイツ

 

barあらすじbar

 

 物語のさわりの部分とクライマックス以降を分けて記述しています。

 

 ベンドラは、どのように赤ちゃんができるのか母親に質問したが、はっきりとは答えてくれなかった。

 メルヒオールは優等生であったが、理不尽な教師、宗教の矛盾に怒りを覚えていた。

 モリッツは、女性の体が気になって勉強に身が入らない。
 メルヒオールに頼んで、女性の体の仕組みを教えてもらったが、ますます勉強に身が入らなくなってしまった。

 マルタは、毎夜父親に性的暴行と暴力を受けていたが、周りは隠していた。


 ベンドラは殴られた事がない。マルタの痛みが分らない。
 メルヒオールに枝で自分を打つようにたのんだ。
 ためらいがちだったメルヒオールだったが、次第に激情していく。
 泣きじゃくるベンドラと自分自身に戸惑うメルヒオール。
 次第に二人は惹かれあっていった。
 メルヒオールは、まだ何も知らないベンドラを抱いた。

 一方モリッツは、教師から疎まれ退学処分となってしまった。
 父親には、一族の恥だとののしられ、拳銃で自殺した。

 そして、ベンドラの妊娠が発覚する。


≪クライマックスからエンディングまで≫
 



 妊娠を知ったベンドラの母親は、メルヒオールの父親に事態を知らせた。
 メルヒオールの両親は、彼を更正施設に預けた。
 更正施設の中で始めて、ベンドラの妊娠を知った。
 いてもたってもいられず、更正施設を抜け出して、ベンドラに教会で会おうと手紙を出した。

 教会・・・しかし、誰もいない。
 足元には、モリッツの墓。そしてもうひとつベンドラの墓。
 ベンドラは堕胎に失敗し、亡くなっていたのだった。 

 モリッツは、自殺も考えたものの、この不条理の世の中でいきていく決意をする。





《劇場街トップページへ》 《ミュージカル一覧へ》