銀河英雄伝説 輝く星 闇を裂いて
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舞台『銀河英雄伝説』シリーズの第6段。
ヴァンフリートの聖域会戦がストーリーの中心です。
上官と副官との軋轢と信頼について描かれています。
見どころは殺陣で、殺陣のシーンがふんだんに盛り込まれています。
これまでの舞台を知らない人向けに、ホワイエでは俳優によって、舞台背景の説明劇が行われていました。
全2幕(約3時間 休憩時間20分含む)
出演者
キルヒアイス |
: 横尾渉 |
ロイス |
: 二階堂高嗣 |
リューネブルク |
: 中原裕也 |
シェーンコップ |
: 岩永洋昭 |
ハルテンブルク |
: 三上俊 |
ラインハルト |
: 間宮祥太朗 |
ケスラー |
: 岸祐二 |
デッケン |
: 小林且弥 |
リンツ |
: 桑野康輔 |
オフレッサー |
: 山神佳誉 |
ビュコック
|
: 藤原啓児
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ホーランド
|
: 廣瀬大輔
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ブルームハルト
|
: 松村泰一郎
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グリンメルスハイゼン
|
: 志賀圭二郎
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セラブレッゼ
|
: 山本修
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エリザベート
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: コトウロレナ
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フィッシモンズ
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: 鶴町梨紗
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ミュッケンベルガー
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: 佐藤和久
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ラザール
|
: 深澤英之
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ヴァーンシャッフェ
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: 倉田昭二
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アルベルト
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: 四宮勘一
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サムウェル
|
: 山本拓巳
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あらすじ
物語のさわりの部分と、クライマックス以降を分けて記述していますが、
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。
キルヒアイスは、ラインハルトの副官として、
ロイスは、リューネブルクの副官として、ヴァンフリート星に赴任してきた。
ラインハルトは、寵姫の弟で、10代で出世した人物。
リューネブルクは、自由惑星同盟から銀河帝国に亡命してきた人物。
この二人の仲が良いはずもなかった。
ヴァンフリートで、リューネブルクはラインハルトの活躍する場を奪おうと画策したが、
キルヒアイスの補佐により、まんまと同盟軍基地司令官を捕虜うにするという武勲を上げてしまった。
ロイスは、同じ立場のキルヒアイスがきなって、仕方がなかった。
一方、リューネブルクは戦場かつて同盟軍にいたときの部下シェーンコップに出会った。
しかし、リューネブルクとシェーンコップの戦いでは、決着はつかなかった。
ラインハルトとリューネブルクは、最前線イゼルローン要塞に派遣されることとなった。
同盟軍のローゼンリッター部隊は、かつての上官で帝国に寝返ったリューネブルクを待ち構えていた。
≪ クライマックスからエンディングまで ≫
リューネブルクと現在のローゼンリッター部隊長シェーンコップの一騎打ち。
リューネブルクは、シェーンコップに敗れた。「ロイスを頼む」と言い残して。
ロイスは、同盟に亡命した。
ロイスからキルヒアイスに向けた最後の通信。
−我々が本当に恐れるべきなのは、自分たちの夢を忘れることだ −
ラインハルトの元をケスラーが訪れた。
公正でしられるが、貴族たちには嫌われる人物。
ケスラーはこのたび、辺境の地へ派遣されることになった。二度と帝国の中心地に戻ることはないだろう。
ケスラーは、かつてラインハルトの上官だった人物が、門閥貴族の秘密を克明に記録した手記をラインハルトに残した。
この手記があれば、ラインハルトは貴族たちの弱みを握ることができ、ラインハルトの野望である世界征服に大いに役立つだろう。
しかし、ラインハルトは、ケスラーに門閥貴族が一掃されるまで、この手記の保管を委託した。
ラインハルトは言った。
「たとえ門閥貴族と戦おうとも、脅迫者にはならない。
必ず出世してケスラーを呼び戻すから、待っていてくれ。」
舞台ではわかりにくい部分
舞台では、人間ドラマを中心にしているため、原作を読んでいないとわかりにくい部分
があります。
分かりにくい部分についてご紹介します。
◆ 銀河帝国
皇帝が統治する帝国です。
ラインハルト、キルヒアイス等は、銀河帝国の軍人です。
軍服は、グレーで肩が黒いデザイン。
◆ 自由惑星同盟
共和制の国家。
軍服は、モスグリーンにベレー帽。
◆ Odin(オーディン)
舞台でOdinの文字が映し出されましたが、銀河帝国で皇帝がいる星です。
◆ Iserlohn(イゼルローン)
銀河帝国の要塞。
人口の球体の建造物です。
トールハンマーという主砲を備えていて、艦隊を一瞬にして消滅させてしまうほどの威力があります。
◆ ローゼンリッター
同盟軍の一部隊。
銀河帝国の亡命者が所属する舞台で、白兵戦(人対人の地上戦)を得意としています。
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