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巴里のアメリカ人  An American in Paris
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1951に製作されたジーン・ケリー主演のミュージカル映画です。

ジーン・ケリーの数ある主演作品の中でも指折りの傑作。

作風は『雨に歌えば』とよく似ています。

作曲は、ジョージ・ガーシュイン。

監督は、ヴィンセント・ミネリ。映画『オズの魔法使い』の主演ジュリー・ガーランドの夫。そしてライザ・ミネリの父親です。

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 歌の量    : 中

 ダンスの量     : 少

 もっとも有名な曲 : アイ・ガット・リズム

 物語の舞台    : パリ
 

bar あらすじ bar

 物語のさわりと、クライマックス以降を分けて記載していますが、
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。





 ジュリーは、芸術の都パリにあこがれてやってきた無名の画家。
同じアパートには、やはり売れないピアニストのアダムが住む。
アダムには、パリ唯一の友人がいた。アンリは有名な歌手で、アダムはかつてアンリの伴奏をしていた。
アンリには、婚約者がいた。婚約者のリズ。
リズの父親は、レジスタンスで逮捕され、アンリがリズを引き取って面倒を見てきた。

 ジュリーがモンマルトルで、絵を売っていると、一人の女性が、絵を買い取りたいと申し出た。
しかも、信じられないほど高額で。
女性は、ミロ。
芸術家のスポンサーで、有名に育て上げるのが夢だというのが・・・どうやら、目的はそれだけではさそうだ。

ミロは何かとジュリーを呼び出した。
ミロと食事にいったジュリーは、リズを見て一目ぼれをしてしまった。



【ここより先、クライマックスからエンディングまで】



 最初は、シェリーを拒み続けるリズだったが、少しずつシェリーに心引かれていった。
しかし、会うのは今日が最後だという。
芸術家の集まるパーティーで、ジュリー、リズ、アンリが鉢合わせをした。
そして、ジュリーは、リズとアンリがまもなく結婚することを知る。
いさぎよく、身を引こうとしたジュリーだったが、
アンリもまた、リズとジュリーが愛し合っていることに気が付く。

 ひとり残ったジュリーの元にリズが駆けつけた。
アンリは、しずかにジュリーとリズの仲を見守っていた。 



 
bar 関連作品 bar


 同じ作曲家ガーシュインのミュージカル
 ・ ポーギーとベス
 ・ ガール・クレイジー(『巴里のアメリカ人』にも使われている『アイガット・リズム』は元はこちらの作品の曲です。)
 ・ クレイジー・フォー・ユー

 ジーン・ケリー主演の作品
 ・ 雨に歌えば
 

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