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オズの魔法使い The wizard of OZ
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あらすじ 一口メモ 関連作品  

 ミュージカル映画の定番『オズの魔法使い』。

夢や教訓を織り込んだファンタジー作品です。

日本でも舞台が再演を重ねています。

主演はジュディ・ガーランド。

魔法使いの世界は、CGが普及した現在から見るとレトロな世界です。

オズの魔法使い



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 歌の量       : 中

 ダンスの量    : 少

 もっとも有名な曲 :  『虹の彼方に』(Over the rainbow)
              
 物語の舞台    : オズの世界


barあらすじbar

 

 物語のさわりの部分と、クライマックスからエンディングまでを分けて記載しています。
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。

 

 
 ドロシーはアメリカのカンザスに住む元気な女の子。
突然の竜巻で家ごとオズの世界のマンチキン国に飛ばされてしまった。
家が着地した場所は、偶然東の悪い魔女の上。
悪い魔女を恐れていた人たちは、大喜び。
でも、ドロシーは、カンザスのおうちに帰りたい。
エメラルドシティに住むオズの魔法使いならば、帰る方法を知っているかもしれないという。

 ドロシーは、悪い魔女が履いていた靴をもらい、エメラルドシティへと旅に出た。
途中で、知恵が欲しいというカカシと、心が欲しいというブリキの木こりと、勇気がほしいというライオンに出会う。
願いをオズの魔法使いにかなえてもらう為、一緒に旅をすることになった。

4人は、様々な困難を乗り越えてやがてエメラルド・シティにたどり着いた。
オズの魔法使いは、帰る方法を教える換わりに西の悪い魔女を倒して、ほうきを持ってくるように命令する。


≪ ここから クライマックスからエンディングまで ≫




 4人は、力を合わせて、西の魔女に立ち向かった。
魔女がカカシに火をつけようとしたので、
ドロシーが、西の悪い魔女に水をかけると、魔女は溶けて消えてしまった。

 エメラルドシティにもどったのだが、オズの魔法使いの正体は、
魔法使いではなくカンザスから気球で飛ばされてきたただの人間だった。

 オズの魔法使いは、「カカシは既に脳がある」と教え、大学の卒業証書を与えた。
木こりには、ドロシーを助けた優しさをたたえ、感謝の印としてハート型の懐中時計を与えた。
ライオンには、悪い魔女に立ち向かった勇気をたたえ、勲章を授けた。
そして、ドロシーは、オズの魔法使いと共に気球で帰ることになったのだが・・・
気球は、オズの魔法使いだけを乗せて、飛んでいってしまう。

 そこに良い魔女グリンダが現れた。
「ドロシーには、ずっと家に帰る力がある。家が一番と唱えながら靴のかかとを3回ならすと、おうちに帰れる。」という。
かかとを3回ならすと、そこはカンザスの家だった。



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◆ 原作との違い
 

 オズの魔法使いが3人に授けたものが、映画と原作では違います。
原作では、カカシに無味の"もみがら"や鉄くずで作った脳。
木こりには、"おがくず"で作ったハート。
ライオンには、勇気が出るという液体を預ける。
 でも、映画にも原作にも共通していることは、3人に本来欲しいと思うものは既に持っていて、
自分で気がつかないだけだったということです。



◆ ジュディー・ガーランドについて

 当初、ドロシー役には、ジュディ・ガーランドではなく、他の女の子が候補になっていたそうです。
しかし、なんとしても歌が歌える子をということで、舞台で活躍するジュディー・ガーランドが抜擢されました。
当時、ジュディはちょっと太めだったのですが、ダイエットをして撮影に望みました。
そして、かわいらしいドロシーが誕生したのです。


 あまりにもこの映画がヒットしたため、ジュディ・ガーランドには生涯『オズの魔法使い』の影が付いて回ります。
現在では、女優ライザ・ミネリのお母さんと言ったほうが、ピンとくるひとが多いかもしれません。
『虹の彼方へ』は、物語のテーマ曲という枠を超えて、
アメリカの人々の故郷への思いがこめられておりスタンダード・ナンバーとなりました。



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 オズの魔法使いの世界を描いたもう一つの作品
 ・ ウィキッド
 ・ ウィズ

 子供から大人まで楽しめるファンタジー作品
 ・ 美女と野獣
 ・ 青い鳥
 ・ 夢から醒めた夢

 

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