アリス・イン・ワンダーランド
Main Book
原作は、『不思議の国のアリス』と『鏡の国のアリス』ですが、
ストーリーは、かなりアレンジされています。
主人公アリスが大人である分、少々大人向けになった感じがします。
実際の世界と、不思議の国の登場人物がリンクしていますので、
だれがだれになっているのかも要注目です。
全2幕(上演時間 2時間50分 休憩含む) |

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歌の量 : 多
ダンスの量 : 多
オーケストラ : 生演奏
あらすじ
物語の序盤と、クライマックス以降を分けて記載しています。
ニューヨークに住む作家のアリスは、ただいま離婚調停中。難しい年頃の娘が一人。
仕事も思うようにはいかない。
娘クロエと夫ジャックとけんかした夜・・・。
どこからともなくウサギが現れて、それを追って娘クロエが出て行ってしまった。
慌てて、アリスも娘クロエの後を追うが、芋虫、チェシャ猫、チェスの騎士ジャックがアリスに問う。
「カラスと書き物机が似ているのはなぜか?」
"いかれ帽子屋"はアリスに、「娘をどうしたいのか?」と問う。
答えられないアリスにかわって、"いかれ帽子屋"は娘クロエを『アリスがしたい娘』に変身させてしまう。
〜 クライマックスからエンディングまで 〜
"いかれ帽子屋"は、娘クロエを何も考えることができない、人からの命令を聞くだけの人間にしてしまった。
アリスは、自分の愚かさに気づき、娘を抱きしめると、娘はもとに戻った。
芋虫、チェシャ猫、チェスの騎士ジャックは、娘クロエを探していたが、"いかれ帽子屋"よって捕えられてしまった。
"いかれ帽子屋"の画策によって、ハートの女王は、芋虫、チェシャ猫、チェスの騎士を処刑を命令する。
アリスの目の前で、芋虫、チェシャ猫、チェスの騎士、そして娘クロエまでが殺されてしまう。
その時目覚まし時計がなった。
そこは、ニューヨークの自宅。
娘クロエと夫ジャックは、いつもと変わらない。
アリスは、とりあえず期限の迫った仕事の前に、後回しにし続けた家族カウンセリングに行くことにした。
関連作品
■ 有名な童話をアレンジした作品
- ウィキッド (『オズの魔法使い』を魔女の目線から描いた作品)
- ウィズ (『オズの魔法使い』をニューヨークに置き換えた作品)
- 桃次郎の冒険 (『桃太郎』の鬼の目線から描いた作品)
■ 『不思議の国のアリス』の舞台
神田うの主演でミュージカル舞台化されていますが、自分は見たことが見たことがないので、詳細は不明です。
音楽は、ディズニーの曲でした。
英国王立バレエ団によって、バレエ化さた作品があります。
このミュージカルと共通点がいくつかあり、現実世界と不思議の国の登場人物がリンクしています。
ウサギは、ルイス・キャロル。ハートの女王は、アリスの母親、恋人がハートのジャック、など。
作中に出てくる言葉遊びについて
この舞台には、「言葉遊び」が登場します。
アルファベットの並び替えであったり、語彙の解釈についてだったりしますが、
これは、原作者ルイス・キャロル自身が言葉遊びを巧みに活用したことによります。
ルイス・キャロルという名前自体が、本名「Charles Lutwidge Dodgson」を最初の2つの名前をラテン語にし、
英語に読み替えて、前後を入れ替えた名前になっています。
原作に「ドードー」という絶滅した動物が登場しますが、こちらも「Dodgson」をもじったものです。
また、同じ文字数のスタートとエンド単語を二つ用意して、一文字入れ替えて、意味を成す単語に変化さることを繰り返し、
エンドの単語にたどり付けるかというゲームを作ったりしました。
「カラスと書き物机が似ているのはなぜか?」という質問の答えは舞台にも登場しませんが、
実際に明確な答えはないということです。
見つけ出したら、きっと有名になれます。
ルイス・キャロルについて
ルイス・キャロルの本業は、数学者でした。
『不思議の国のアリス』を気に入ったヴィクトリア女王が、ルイス・キャロルに「次の本を書いたら送ってくださいね」と言ったら、
数学の本を贈ったというのは有名なエピソードです。
また、同じ文字数のスタートとエンド単語を二つ用意して、一文字入れ替えて、意味を成す単語に変化さることを繰り返し、
エンドの単語にたどり付けるかというゲームを作ったりしました。
出身校オックスフォード大学の食堂には、ルイス・キャロル自身と不思議の国のアリスの登場人物が、
ステンドグラスになっているということです。
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