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回転木馬    〜 Carousel 〜
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リチャード・ロジャースとオスカー・ハマースタイン2世により書かれたミュージカルです。

1幕は歌が中心。2幕はバレエが中心。

1945年に舞台が製作され、1956年に映画化されました。

日本では、宝塚と東宝で上演されたことがあります。

回転木馬


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 歌の量     : 中

 ダンスの量     : 多

              
 物語の舞台    : アメリカ

 代表曲 : 6月咲き乱れる

 

barあらすじbar


 物語のさわりと、クライマックス以降を分けて記載しています。
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。



 ビリーは、回転木馬の客引きだった。
ビリーは、回転木馬のジュリーに手を出したために、回転木馬の客引きの職を失ってしまった。
ビリーとジュリーは、結婚したものの、ビリーは働かない日々。

 ジュリーが妊娠したことをしったビリーは、子供のために、なんとしてもお金を手に入れようと考える。
悪友とともに、強盗を働く。
しかし、警察が駆けつけ、悪友は逃亡。
ビリーは、逃げる途中、誤ってナイフが自分に刺さってしまう。

 どうしようもない男だったが、ジュリーはビリーを愛していた。
結婚はしたもののジュリーは一度も口にしたことのない言葉「愛している」を、ビリーの亡がらに繰り返し語った。


15年後。
ビリーが、天上の世界で星を磨いていると、地上の身内が不幸であることを知る・・・。




《ここからクライマックスからデンディングまで》






 ビリーは、星主に頼み1日だけ、地上に帰ることを許される。
地上の人々にビリーの姿が見えるのは、ビリーが望んだときだけ。

 ビリーの子供、ルイーズはおてんば娘だった。
犯罪者の娘として、生まれたときからいじめられてきた。
恋人に家柄のことで喧嘩となり、泣きじゃくるルイーズの前にビリーの姿が現れた。

 ビリーは、父の友達だと名乗り、天上の星を一つプレゼントする。
ルイーズは、知らない人の押し付けがましい態度に、プレゼントを拒む。
聞き分けがない娘に、思わずビリーは、手を挙げてしまった。
ビリーは深く後悔していた。
しかし、不思議なことにルイーズは痛みを感じなかった。

 ルイーズの卒業式。
校長が、家柄や親にとらわれず自分の道を進みなさいと、生徒達に語って聞かせた。
ビリーは、姿を現さないまま耳元でルイーズを励ました。
ジュリーには、生前口にできなかった「愛している」と言葉を語りかけた。
ルイーズの頬を涙が伝った。ルイーズをいじめた生徒も、ルイーズを抱きしめた。


校長は、星主の姿をしていた・・・。


bar一口メモbar


 『オペラ座の怪人、回転木馬を救う』

 ブロードウェイの有名なエピソードです。
『回転木馬』のビリー役が、体調不良で舞台が立てなくなってしまった。
ビリーの代役できる人もいなかった。
そこで助けを求めたのは隣の劇場『オペラ座の怪人』。
『オペラ座の怪人』は、怪人役は数人キャスティングされていたため、怪人は、1日猛特訓の末、『回転木馬』のビリーを務めたそうです。


 

 

bar関連舞台作品bar

 

 ロジャース&ハマンスタインの作品
 ・ サウンド・オブ・ミュージック
 ・ 王様と私
 ・ オクラハマ
 ・ 南太平洋

 一日死後の世界から帰ってくる物語
 ・ 夢から醒めた夢  (遊園地で回転木馬が出てきて似ている気が・・・)




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