ポンコツ車が生まれ変わって、空を飛びファミリー向けのミュージカル映画です。 製作スタッフの多くが、『メリー・ポピンズ』に携わっていた人たちで、 『メリー・ポピンズ』と共通する部分も多いです。 メインテーマの『チキ・チキ・バン・バン』は、ミュージカルを見たことのない人でも、 耳にしたことがあるおなじみのナンバーです。 イギリスで舞台化されていますが、舞台は未見のため、映画のみご紹介します。 |
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歌の量 : 中
ダンスの量 : 少
物語の舞台 : イギリス
もっとも有名な曲 : チキ・チキ・バン・バン
物語のさわりとクライマックス以降を分けて記述していますが、
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。
1907年と1908年に優勝したレーシングカーが、1909年に事故で廃車となってしまった。
ジェレミーとジェマイマの兄妹は、スクラップにされる寸前のレーシングカーを見つけ、発明家の父カラクタカス・ポッツに買い取ってくれるように頼んだ。
しかし、カラクタカスには金がない。
音が鳴るキャンディーを発明し、大手菓子メーカーに売り込みに行くが、笛を吹くとたくさんの犬が駆けつけて、工場はめちゃくちゃに。
キャンディーの売り込みは失敗したが、菓子メーカーの令嬢トルーリーと知り合った。
成り行きでダンスに参加したらお金が入り、カラクタカスはポンコツのレーシングカーを、チキ・チキ・バン・バンに改造した。
カラクタカスとジェレミーとジェマイマそして、トルーリーは海に出かけた。
そこには何やら、怪しげな船が。
カラクタカスがあれは、ただの船ではないと語りだす。
チキ・チキ・バン・バンを狙った外国バルガリアが、はるばるイギリスまでやってきたのだ。
チキ・チキ・バン・バンは突然海に浮かび逃げ出した。
バルガリアのスパイは、ジェレミー達のおじいちゃんを発明家のカラクタカスと間違えて誘拐されてしまった。
カラクタカス達は、おじいちゃんを救うべく空を飛ぶチキ・チキ・バン・バンに乗って、バルガリアに乗り込んだ。
バルガリアは、子供をすべて集めては、城の地下に閉じ込めてしまう。
ジェレミーとジェマイマもまた捕まってしまった。
《以降クライマックスからエンディングまで》
カラクタカスとトルーリーは、ジェレミーとジェマイマとおじいちゃん、そしてすべての子供たちを救い出そうと、
ゼンマイ仕掛けの人形になりすまして、城のパーティーに忍び込んだ。
ゼンマイ仕掛けの人形に気が取られている間に、子供たちによって城主のボンバースト男爵は縛り上げられてしまい、無事逃げ出した。
物語は、めでたしめでたし。
子供たちは、カラクタカスとトルーリーとの結婚するハッピーエンドを望んだが、そうはならなかった。
カラクタカスとトルーリーでは、生きる違う。
しかし、勇気を出して求婚し、トルーリーは求婚を受け入れた。
そして、カラクタカスの発明した笛のキャンディは、犬に大受けして商品化がけってし、カラクタカスは大金持ちになった。
▼ 同じスタッフにって作られた作品
・ メリー・ポピンズ