劇場街トップへALW版 オペラ座の怪人 The Phantom of the opera
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原作 舞台関連書籍 アレンジ作品 その他  


 アレンジ作品 

 子供向けに書き直されたもの、コミック化されたもの、パロディー作品など




 ファントム −扶桑社−



 本の情報  小説
 著 : スーザン・ケイ
 訳 : 北条元子
 出版 : 1994年9月

  ガストン・ルルーの小説『オペラ座の怪人』を元に、ファントムの出生から死ぬまでを描いた作品。
 登場人物(ファントム、クリスティーヌ、ペルシャ人)自身等が語る形式で書かれています。
 原作『オペラ座の怪人』には描かれていない部分に焦点があったっていますが、ラストが異なります。

  とてもファンが多い作品です。
 こちらが原作だと思われているかたも結構いたりします(^ ^;


オペラ座の怪人 −角川書店−


 本の情報

 
 コミック
 原作 : ガストン・ルルー
 著者 : JET 
 出版 :1995年

  1990年『ハロウィン』に掲載されていたものが、朝日ソノラマ社から出版され、
 その後、角川書店のASUKA COMICS DXから再出版されました。
 ラウルの親友で、新聞記者のルールタビーユが、
 『オペラ座の怪人事件』語る形式になっています。



オペラ座の怪人 −幻冬舎コミックス−


 本の情報

 コミック 
 著者 : 真崎 春望
 出版 : 2005年8月

  登場人物がとてもシャープ・・・ラウル、脚長っ!!
 クリスティーヌの揺れ動く心情が、詳細に描かれています。
 よくある純粋無垢なクリスティーヌ像とは、異なります。
 こちらのクリスティーヌ像の方が、女性は共感がもてるのではないでしょうか?
 限定特典として、CDドラマが付いていました。CDドラマの詳細は、etcのページに記載しています。

 

こどものための世界文学の森34 オペラ座の怪人 −集英社−


 本の情報

 小説
 原作 : ガストン・ルルー
 訳 : 村松定史
 出版 :1996年

  小学4年生以上向き。原作に忠実で、文章は簡潔明瞭で分かり易くなっています。
 なにしろ原作はかなり脱線が多いので、こちらの方がすっきりしています。
 舞台を観る前に、あらすじを知っておきたいが時間がない方にもオススメです。

  イラストは、若菜仁+Ki。
 クリスティーヌが小学生に見えますが、まあ、小学生向けですので・・・。




どきどきミステリーランド オペラ座の怪人  -金の星社-


本の情報

 小説
 原作 : ガストン・ルルー
 著 : K・マクマラン
 訳 : 岡部史
 出版 : 1991年


  小学3〜5年生向き。
 ハードカバー版とソフトカバー版があります。
 左記のamazonはソフトカバー版。

  全体的には原作と同じです。怪人が、腹話術や手品をどのように学んだかという話が挿入されています。
 イラストは、『こどものための世界文学』より少女漫画的。
 




マンハッタンの怪人  -角川書店-


本の情報

 小説
 著 : フレデリック・フォーサイス
 訳 : 篠原慎
 出版 : 2000年


  『オペラ座の怪人』の続編ミュージカルの原案として書かれたものです。
 『オペラ座の怪人』の続きとなっていますが・・・原作ともALW版ミュージカルとも、
 話がつながっていません。


 
 

エソルド座の怪人  -早川書房-


本の情報

 小説
 著 : G・ガブレラ=インファンデ、他
 出版 : 2007年 (『エソルド座がイギリスで出版されたのは1983年)

  怪奇小説やファンタジーの短編集を集めた本で、1話毎に作者が異なります。
 その中で『オペラ座の怪人』のオマージュ作品が、本のタイトルになっている『エソルド座の怪人』。
 原作や、映画『ファントム・オブ・パラダイス』、ロン・チャニー版、クロード・レインズ版、
 ハーバード・ロム版のネタが唐突に登場します。
 作者が思いつくかぎり『オペラ座の怪人』ネタを詰め込んだ感じです。

<あらすじ>
 ※ 管理人には、理解できない箇所が多々ありました。ご了承くださいwww
 かつてロンドンに実在した『エソルド座』に女性を伴って映画を見に行く。
 
近くには、隣には美しい二人の女性が座っていた。
 上映されていたのは、『オペラ座の怪人』(と思われる)作品。
 映画が終わってみると、隣に座っていた女性がお金を盗まれたという・・・。
 




摩天楼の怪人  -創元推理文庫-


本の情報

 小説
 著 : 島田荘司
 出版 : 2009年 (小説が発表になったのは、2003年)

  『オペラ座の怪人』にヒントを得て書かれた推理小説です。
 あとがきには、『オペラ座の怪人』女優と醜男という部分だけが似ているとありますが、
 全体を通して、ミュージカルや原作をイメージさせる設定がちりばめられています。
 通常の文庫の2倍〜3倍(701頁)ものページがありますが、サスペンスに次ぐサスペンスで、
 あっという間に読めることと思います。
  もし、クリスティーヌがファントムを選んでいたら、その後はこうなっていたかもという感じです。

<あらすじ>
  ハー・マジョスティック劇場で活躍した大女優が死ぬ直前、名探偵御手洗潔に「解いてみよ」と謎をかけた。
 彼女は停電でエレベーターも動かない夜、ファントムに導かれ、ビルの高層部から1階までを瞬間的に移動しプロデューサーを殺害した。
 どのように瞬間移動したのか? その答えは彼女自身ですら分持ち合わせていなかった。
 調べていくと、ライバル女優の自殺、プロデューサーたちの殺害、ビルすべての窓の破裂、多くの事件がこの高層ビルで発生していた事が判明した。
 


オペラ座の怪人 地下にひびく、恐怖のメロディー  −集英社みらい文庫−


本の情報

 小説
 著 : ガストン・ルルー   訳 : 村松定史    イラスト : ひだか なみ
 出版 : 2011年 

  子供のために書き直した作品ではなく、あくまで読みやすく訳した本であるため、原作に忠実です。
 安全ピンや小袋などなど、大幅にカットしています。
 小説を読む時間がない人にもお勧めです。
 イラストは、かなり現代のコミック風。



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