フレンチミュージカル。大人向けのファンタジーです。 |
舞台形式 : 台詞も歌で進行する
ダンス : 少ない
オーケストラ : 生演奏 (2000年 四季劇場[秋]公演)
物語の舞台 : 1947年 フランスのモンマルトル
物語全ての内容を書いているわけではありませんが、
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。
郵便局の苦情処理課に勤めるデュティユルは、影の薄い、冴えない男だった。
彼は、近所に住むの検事の妻イザベルに恋していた。
検事は若く美しい妻を家に閉じ込め、外出はお昼の買い物しか許さなかった。
デュティユルは、ある停電の夜、ドアも開けていないのにいつの間にか、家の中に帰っていることに気づく。
デュティユルは、自分の気がおかしいのかと精神科に駆け込んだ。
壁を抜けてしまう病気になってしまったのだ。
医師は、薬を処方し、「女に注意せよ」警告する。
しかし、デュティユルは薬を飲まずに、頭を壁から出して嫌な上司を驚かせる。
上司は気が違ってしまい、病院送りになった。
これに気を良くしたデュティユルは、イザベルに名前を知ってもらおうと考える。
有名になるには・・・・・・彼は泥棒になる決心をする!!