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 イベントレポート 



 2014年 イベント
 

コゼット カフェラテ 2014年、帝国劇場のレ・ミゼラブル公演と併せて、日比谷シャンテの飲食店でイベントがありました。
各店で、レ・ミゼラブルの各登場人物にまつわる特別メニューがあり、
出演者3人が写っているカードがいただけました。
カードは、数種類がありましたが、私は3枚だけで終わってしまいました。

 なんか、こじ付けのようなメニューも多かったのですが、
スタバのカフェラテは、コゼットが描かれていてかわいいものでした。
茶色の部分は、ココアパウダーのようですね。
かわい過ぎて、飲むのにためらってしまいました。

 エポニーヌをイメージして、石畳のケーキも発売されていたのですが、
こちらは食べ逃してしまいました。









 朝日カルチャーセンタ 『ミュージカルへの招待』
 
 2013年4月14日に、朝日カルチャーセンターで『ミュージカルへ の招待』という講座がありました。

講師は、岡幸二郎さん。

講座は、前日に満席となっていました。

ここのカルチャースクールでは、他にもミュージカル俳優と歌を歌おう講座とか、ミュージカルソング講座、解説とチケット付き歌舞伎観劇講座などもありま す。


今回のテーマは、『レ・ミゼラブル』。(今回のということは、今後もこの講座があるのかな?)

「では、岡さんに登場して頂きましょう!」と、予想もしていなかった扉を開けたら・・・いない。

まさかの出オチ??(トイレに行ってたそうですwww)



当たり障りのない部分についてご紹介します。

新演出『レ・ミゼラブル』についても、ちょっとだけお話がありました。

椅子が用意されていたのですが、岡さんは一度も座ることなくお話しされていました。

一番後ろの席の方もよくお顔が見えたことでしょう。

■ アンジョルラスのオーディションを受けた時の様子

 オーディションを受けるまで『レ・ミゼラブル』の舞台を見たことはなかった。

オーディションで歌った曲は『レッド・アンド・ブラック』。


何度か「こんな風に歌ってみて。」「トランペットのように歌ってみて」と言われて、


ジョン・ケアードから質問されたことはただひとつ


 「ストレートプレイはやったことある?」


 「ありません」

 「ありがとう」


■ アンジョルラスを作り上げるにあたって

 岡さんがアンジョルラスに採用されたときには、前回公演から引き続きアンジョルラス役だった人がいなかったため、試行錯 誤して役を作った。

カフェのシーンでは、アンジョルラス・マリウス・クールフェラックの3人だけで稽古した。


この三人がこのシーンの軸になっている。



 石井一孝さんとは、いっしょに役を作り上げたことから、信頼感がある。


■ ジャベールを作り上げるにあたって

 ジャベールを稽古している間、ジョン・ケアードからは何もダメだしされたことがなかった。

ジョン・ケアー度が帰国する日、ジョンに何か自分へ言うことはないかと聞いたら、「大丈夫だ。」の一言だった。

何が大丈夫なのかもわからないまま、その言葉を信じて演じることになった。


 一度ジョンに「君は黒ひょうの ジャベールだ」と言われて、

化粧前を全面ひょう柄にしてしまった。

同じ役は同じ楽屋で、他の人はみんな普通なのに、一角だけひょう柄。

ある時、岡さんが不在のときに、高島さんのもとに三輪明宏さんが訪ねていらして、

 「これあなたの化粧前?」

 「いえ、ちがいます。」

 「あら、そう、私と同じテイストね」

と言っていたと、高島さんから聞いた。


 舞台裏には、男性の着替えていて、衣装がずらりと並んでいる。

そこを通るときには、「いえーい」とタッチしたりしながら移動しているが、

ジャベールが自殺に向かうシーンの時だけについては、役に入る混むため、だれとも口を利かず、下を向いて通り過ぎる。

■ 各ジャン・バルジャンを演じる俳優さんの役作りの違い

 事前にきっちりジャン・バルジャンの役を作り上げてきて、稽古場に入った時からジャン・バルジャンになりきっているのが滝田栄さん。


直前まで、みんなで「わー」とはしゃいでいて、舞台に一歩踏み入れた瞬間にバッチンと役のスイッチが入るのが鹿賀丈史さん。

そのため、相手の俳優さんに合わせて、演技を変えることもある。



実はよく計算された演技をするのが山口祐一郎さん。ああ見てて。

対決のシーン、ジャン・バルジャンとジャベールが向かい合って歌うシーンだが、


楽譜どおり強く歌う役が、自然に客席を向いて、よく聞こえるように動いている。



細かな演技を考えて演じるのが別所哲也さん。

 
岡さん自身は、舞台に立った瞬間にスイッチが入る鹿賀さんタイプ。


■ 衣装について

 今日は、東宝から借りてスペシャル版のアンジョルラスの赤いベストを持ってきました

この衣装だけが、本物の金糸が使われている。

他のひとよりボタンとモールを多くしたため、一見赤ではなく金に見えてしまう。


 アンジョルラスの赤いスカーフも一人ひとりに合わせて色が違う

俳優さんが「こういう素材で、こういう色で」と指定することもある。

スペシャル版では、衣装さんから「岡さん、すきなスカーフかってきてね」と言われたので、

シルクの赤いスカーフを買ってきて、さらに衣装さんに染め直してもらっている。

また、はや替えのため、通常マジックテープは使わないが、衣装はや替えのために、つくりリボンで首の後ろでマジックテープで留めるようになっているが、

自分は、つくりリボンが嫌でふわっとした状態にしたかっために、毎回結わいている。


 海外ではアンジョルラスは黒いスカーフをしているのに、なぜ日本だけ赤いスカーフなのでしょうか?

日本初演の内田直哉さんが、学生のなかで目立たせるため。

その後も日本では、赤いリボンを使っていたが、坂元健児は黒いリボンの方が似合った。


ジョン・ケアードからも舞台をみて、黒にチェンジと指示があって変更された。

それからは、その人に似あう色で赤か黒かは決められる。


 ジャベールのコートもみんな異なっていて、自分が着ていたものがカシミアでいちばん重くて、 熱い。

このコートは、高島さんと共有で、腕の長さが違うから、袖口の部分で長さが調整できるようになっている。

袖口のボタンも可動になっている。


 ファンテーヌの青いワンピースは、ローラ・アシュレー

よくみると花の柄です。

毎回スタッフが海外へ生地を買い付けにいっています。

ファンティーヌは、同じ生地でドレスを作ってコゼットに贈っているのですが、

テナルディエ夫妻は、そのドレスをコゼットではなくかわいい自分たち娘(エポニーヌ)に着せてしまっている。


 怪我による降板について

 アンジョルラス役の時に、玉突き事故に巻き込まれてしまって、むち打ち症 になってしまった。

1幕の囚人役などは、ギブスの上に、ボロを巻いてでたけれど、2幕は東宝側から危険なバリケードがあるから交代した方がよいといわれて、

すでにWキャストがスタンバイしている状態だった。

その時は、2幕幕あいたら突然違う人がアンジョルラスだったので、客席がざわついたそう。

申し訳なくなって、ポスターの後ろに、筆で急遽降板した理由とお詫びの言葉を書いて、ロビーに張り出してもらった。


 これまでも、何度か過呼吸になったことがあって、過呼吸になるときには、前兆で分かる。

ある時、ジャベールが自 殺する直前に過呼吸になってしまって、フラフラしてしまった。

フラフラしてるシーンなのでいいのだけれど。

どのように歌って、どのように演技したのかはもうわからない。

そのあと救急車で運ばれた。救急車がなかなか来なくて、運ばれたときには終演後だった。


 東宝は、出演を継続するか、降板するか、自分に決断するように言われた。

継続して出演することを選んで、毎日注射と横隔膜をマッサージしてもらって、出演し続けた。

レ・ミゼラブルには、複数の役者がキャスティングされている。

いつでも交代させられる厳しい世界だが、いつでもベストの状態で上演できるようになっている。


 アンジョルラスを演じているときは、一度も過呼吸になることはなかった。

自然に演じられる役だと思う。

■ 小道具について

 アンジョルラスが民衆に配っているチラシは、初演の時はただの白い紙だった。

しかし、アンジョルラス役の森田浩貴さんが、フランス語が得意だったために、チラシに書くことにした。

内容もちゃんとしたもので、『子供たちには教育を。男には仕事を。バリケードを築こう。 どこに、○○に。いつ、○○に。』と書かれている。

以降の公演では、森田さんの書いたものをコピーして使っている。


■ (出席者からの質問)アンジョルラスが死んでいるとき何を考えているのですか?

 いかに美しく見えるかwww

ベスト下にサスペンダーをしているので、それが見えないように、身だしなみをものすごく身だしなみを整えている。

通常アンジョルラスは、バリケードの梁に足の甲を掛けて逆さになっているが、

私は、かかとの部分を掛けて、できるだけ足までまっすぐに見えるようにしている。

そのため、もし揺れたら、頭から落ちてしまう。


 過去には、口から血を流して死んだ人もいる。

自分は、あの赤い旗が、すべての人々の血を象徴していると思うので、血は必要ないと考えている。


■ (出席者からの質問)岡さんが考えるベストメンバーは?

 お答えできません。

演出家が、その役を演じられると判断した俳優がキャスティングされています。

この俳優がよい。よくない。というのはあくまで個人の好みです。

偶然、観たときの俳優のコンディションもあるでしょうし、見ている方自身のコンディションもあるので、一概によい悪いとは言えないでしょう。

それぞれの俳優はそれぞれの役作りをしているので、あなたにあうキャストの公演を選んでください。

そのためにキャストを発表しているのですから。

 きっと、キャスト表で見たいキャストをピンクやオレンジの蛍光ペンで色を塗って、

一番塗りつぶされた日をS席。ここはA席でいいかなってやってるんでしょう? (はい。その通りでございます。)

■ (出席者からの質問)演じやすい共演者は?

 こちらも、お答えできません。

というより、この人がいい、この人が嫌ということはない。

枕元にキャスト表を置いておいて、寝る前に明日の共演者をチェックしている。

「明日はだれだれさんかぁ。じゃあ、こういう演技で来るだろうから、こういう風に演じて・・・」と考えてしまって、朝になってしまう。

『レ・ミゼラブル』出演中はあまり眠れない。


石井一孝は、一緒に役を作り上げてきたこともあり。

お互い言わなくても言いたいことが分かるという点で、演じやすい。

■ (出席者からの質問)なんでジャベールは自殺してしまうの?

 単純に考えれば、バルジャンによって、自分の価値観が崩れてしまったということなのでしょうが・・・

 ジャベール演じる際、なんのためだったら死ねるだろうかと考えた。

愛する人のためだったら、死ねるかなーと思った。

ジャベールがバルジャンに対する愛があったとしたら。

「愛」って「LOVE」じゃないですよ!!

もし、今後自分がバルジャンの人生の障害になるとしれば、死ねるのかなーと考えた。

あくまで、自分の中でですけど、そしたら一度泣けて泣けて。石井一孝バルの時でした。


■ レ・ミゼラブルの魅力

 それは愛。

ファンテーヌのコゼットへの愛。


コゼットとマリウスへの愛。

 

そして、何度見ても見ても、どれかの登場人物に感情移入して見られる。


最初はコゼット、エポニーヌ、母親になったらファンテーヌでしょう。

そして、マダム・テナルディエ、最後はテナルディエで性別まで変わってしまう。





 2012年 映画『レ・ミゼラブル』前売り特典
 

映画『レ・ミゼラブル』前売り特典
 レ・ミゼラブルの映画の枚売りチケットを購入すると、
記念品がもらえるというキャンペーンがありました。
記念品は、ロゴ入りろうそく風LEDライトです。
チケットを1枚買うと1色で、2枚買うと3色のLEDライトがもらえるといものでした。

 発売日に地元の映画館にいってみると、3色セットは品切れ。
しかたなく、3枚のチケットを購入して、3色そろえました。
3色セットは、専用ケースに入っていたそうです。

 写真(右)のトリコロールの色の順番が違うというクレームは受け付けておりませんので、
あしからず。

 ちなみに、2回自分で観に行き、1枚同僚が「見たいと」いうので、差し上げました。
ところが、豪華なお返しをいただいてしまって、申し訳なかった。







『ジャン・バルジャンとジャベール』トークショー

日付 : 2011年2月22日(火) 19:00〜20:00
場所 : 帝国劇場
出演 : 吉原光夫さん、KENTAROさん

  インターネットでの申し込みでした。
応募者は400人越え、当選者は70人です。

帝劇地下1階に集まって
、9階の稽古場へ。
まず、楽屋口に入ると着到板(出演者の名前が掛けられているもの)がありました。
現在は、『SHOCK』上演中のため、堂本光一さんの名前が一番最初に掛けてありました。
また、スタッフの着到板も。(スタッフのものもあるとは、知りませんでした。)

稽古場には、盆(回転舞台)がおかれていました。実際の舞台のような、二重盆ではなく一重のものです。
周りには、荷車、赤い旗、樽などがたくさん置いてあります。
壁には、ヨーロッパの地図、パリ市内の地図が貼ってあり、バリケードのあった場所に、赤く丸が付いていました。
また、海外の舞台写真なども貼ってありました。
稽古場を出るとすぐにシャワールーム、プロデューサー室があります。

突然暗くなると、吉原さんとKENTAROさんが舞台上に登場。二人とも普段着です。
対決のシーンを、本番 さながらに演じてくださいました。マイクなしです。
すごい、迫力です。
最初、吉原さんは、KENTAROさんに声量で負けそうでしたが、途中で挽回していました。


▼ トークショー ▼

スタッフさんがが司会進行役です。
吉原さんは、表情も硬く、俯きかげん。(疲れてる??)
すかさずKENTAROさんが「こいつ、こう見えても、いい奴なんです。^ ^」
吉原さんは、緊張すると、怖い顔になるとのことwww
吉原さんは、たいへんな緊張症で、 今日も朝から「あー、トークショーですね。どーしよー。」 と言っていたそう。意外!!
「どうかリラックスして聞いてくださいね。(背筋をピンとして)こうやってされると、こちらも緊張するん で」とKENTAROさん。
KENTAROさん自身いい人全開です。

―  1時間近いトークショーで、話があちこちに飛んだのですが、話しの順序を入れ替えて、まとめて記載します。
   また、ここより「とのこと。」「だそうです。」という書き方は、冗長的になってしまうため、省略させていただきます。 ―

■ オーディションを受けるまで
 KENTAROさんも吉原さんも、オーディションを受けるまで、なんと『レ・ミゼラブル』 の舞台を観たことがな かった
 吉原さん、革命家という役柄を演じたくて当初アンジョルラスでオーディションに挑戦。
 「イケメンの役だとは知らなくて。すみませんでした。」(吉原さんアンジョでもいいと思います!)
 
■  オーディションでの失敗
 吉原さん、緊張のあまりオーディションでやらかしてしまったそうです。
 オーディションでは、何人かが順に歌って、歌っていない人は待っているのだそうですが、
 吉原さんの前の人(高山さんだったそう)は、当日他の舞台があったため歌った後に即退出。
 それを見た吉原さん、「そうか、立ち去るパターンか」と思い込む。
 歌を終わると、突然立ち上がってガッ と荷物を持ち、会場を後に。
 演出家は何が起 こったのかとびっくり、プロデューサーはスタッフに不手 際があって怒ってしまったのではないかと、追いかける。

■ 合格の知らせ
 吉原さんも、KENTAROさんも、オーディションで演出家から大変怒られた
 「どうしたら、このシーンで、そんな声が出るんだ」などなど。
 二人それぞれ、これはもう、受かるわけないなと思い込んでいた。
 
 でも、ジョン・ケアードは、それぞれの緊張をほぐそうと、まず雑談から始めてくれた。
 ジョンは、KENTAROさんの名前まで覚えていてくれ、「(前回オーディションから)7年は無駄ではなかったね」と言われて、
 ここで落ちても、全力を尽くしジョンに再会できて悔いはないと思った。

 吉原さんは、生徒さんと飲み会の席に、合格の電話。
 合格と聞いても自覚がなく「あ、そ う」ブチッと思わず電話を切ってしまって、後から「合格って何?」と折り返すことにwww

 KENTAROさんは、東宝のほかの舞台に出演中だった。
 事務所の人は、合格を知らせるのを終演まで待とうかと考えたが、
 待ちけれずに幕間に人のいないところ(帝国3、4階)に呼び出して、伝えてもらったとのこと。
 あまりにうれしくて、2幕の記憶がない。

■ 稽古開始
 吉原さんは、「(出演者)みんな友達なんだろうな」と思っていたけど、今回初めて参加する人も多く、
 先輩たちが、肩をたたいて声を掛けてもらったことが、とてもうれしかった。
 新しいキャストということで、吉原さんとKENTAROさんは、いつもいっしょに稽古をしているけれど、
 なんと、本番には二人同時に舞台に立つ予定はない
 この場で、いままで二人で話し合ってきたことがお披露目できてよかった。

 二人とも実は、楽譜が読めない
 間違えて覚えてしまった音を頭に入れ直すことになった。

 記者会見でも、緊張している吉原さんに、隣の今井さんが小声で話しかけてくれ、(今井さんイメージどおりめっちゃいい人だ!)
 先輩方の熱い思いの会見を聴いているうちに、逆に落ち着いた。
 今は、吉原さんが稽古場を引っ張っていっているとのことで、飲み会にいっても役作りについて熱く語っている。

■ 今後の課題
 KENTAROさんは、ベガーから自殺までが、ジャベールめちゃくちゃ大変。
 吉原さんは、冒頭は出ずっぱりで、これも大変だけど、最後年老いていく過程を演じるか。
 今はシーンごとに稽古しているから、今後通し稽古で順を追うことになる。

■ 一般からの質問
 ジャベールは、自殺シーンでガバッと頭を下げるシーンがあるけど、スキ ンヘッドでカツラは飛ばないのかという心配の声が何通か寄せられたそうで。
 (すごい質問する人がいるもんですwww。)
 過去には、村井国夫さんが、自殺シーンでカツラが落ちてしまい、自分より先にカツラが自殺する事件に。
 吉原さん : 「ガムテープと か?」
 KENTAROさん : 「ガムテって、せめて両面テープとかにしてくれよ」
 KENTAROさん、カツラの舞台も多いけど、ただ乗せているだけ。激しいダンスでも落ちた経験はないとか。
 今回は、カツラをどうつけるかは、床山さんとご相談して決める。
 当初は、カツラなしという案もあって、スチール写真はカツラ版とカツラなし版を2つ撮った。
 でも、歳をとっていく過程などを考えると、カツラがあったほうがいいというKENTAROさんの希望もあって、カツラはつけることになった。


 抽選で、2名に二人の色紙とTシャツがプレゼントされました。
 


ニック・ジョナス マリウスデビュー

日付 : 2010年6月21日(月) 夜
場所 : ロンドン クィーンズ劇場

【主要出演者】
レ・ミゼラブル 香盤表

 
 イベントというわけではありませんが、ニック・ジョナスさんの舞台デビューのレポートです。 
私この日がニック・ジョナスさん舞台デビューだとは、知らずにチケットをとりました。
さらには、私はジョナス兄弟を知らなかった。
実際、チケット発売時はまだ発表になっていなかったと思います。 2階最前列センターブロックを取ることができました。


 ほとんどの人が席に着き、幕が開くのを待っている状態で・・・
1階客席にざわめきが。
すると、1階の人たちが総立ちに。
1階を覗き込むと、男性たちが客席に入ってきました。
周りの人たちに求められて、プログラムにサインをしています。
(この時点で、私は『レ・ミゼラブル』のキャストが見に来ているのかなぁと思っていました。)

 騒ぎは大きくなる一方。
2階席も総立ちになり、1階席を覗き込む人、通路には人が押し寄せて来ます。
後方の席の人から、カメラ撮影を頼まれるわで、最前列に人は大変なことに。
客席案内係も、この騒動を収めるどころか1階を覗き込み、客と「写真とれた?」「撮れた」「撮れた」といっしょに騒いでいる状態。
いつまでたっても幕が開けられ ません
するとアナウンスがかかりました。「本日は、客席に○○○が来ています。みなさま・・・・」(騒ぎで聞き取れない)
やっと静まって開幕。

『One Day more』でテナルディエ夫妻が、下水道が出てくると多くの観客がびっくりしたようで、指を指して笑っています。
(ん?初めてみる人がなんか多いぞ。)

 幕間になるとまた大騒動です。
写真を撮ろうと、2階最前列に人が押し寄せます。
最前列の人は出ることもできません。
これは、たんにミュージカルスターではなさそうだ。
しかし、プログラムにサインもらっているから、偶然イギリスのスターが観劇に来ているだけとは思えない。

 勇気を出し、拙い英語でお隣のご婦人に訊ねてみました。
「失礼ですが、あの客席の男性はどなた?」
ジョナス兄弟よ。」
「知りません。俳優?」
「あらら・・・。マリウス役のニック・ジョナスのお兄さんたちよ。
 大変な人気歌手よ。 わからない? アメリカのテレビにも出てるわよ。」
「ありがとう」
「でね。私も大ファンなの。 お兄さんはね・・・・ニックはね・・・・」 
(ずっとジョナス兄弟について熱弁をふるっていただきました。とりあえず、大スターだということだけは分かったwww)

 ニック・ジョナスさんは、初々しくてマリウスらしいですし、
ルックスも原作に描かれている姿に近くてとっても良かったです。

 日本に帰ってきてからニック兄弟を調べてみて、改めてどんな有名人かしりました。
ニック
さんは初舞台で、初めてキスシーンがあるということ で、ファンの間では話題になっていました。 
後日公式サイトに、ジョナス3兄弟が舞台上で並んで立ってる写真がUPされましたが、
これは、観客がいなくなってからの撮影されてものです。


2003年 帝劇前楽

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