ふたりのロッテ
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子供の家はどこに?
ロッテとルイーゼがであった子供の家は、
ザルツブルクの近くビュール湖畔にありました。
原作に出てくるビュール湖は架空の湖です。
ザルツブルクの近くの湖といえば、ザルツカンマグート地方。
美しい湖がたくさんあります。そのいつかご紹介します。
※劇団四季ではケーニッヒ湖になっています。
また本の作品紹介書きでスイスと記述されていることも。
ハルシュタット
世界遺産の小さな町ハルシュタットです。
湖の前に立つ教会と小さな家々。
原作に掲載されているイラストは、湖のほとりに写真中央と同じ教会が描かれています。
イラストレーターは、この町をモデルにしたのだと思われます。
湖の名前はハルシュタット湖。
フシュル湖
ザルツカンマグート地方の湖の一つ。
5つ星ホテルが点在しています。
著名人も多く、避暑に訪れています。
『子供の家』のサマースクールで使う建物は見当たりませんでした。
写真奥の山は、『サウンド・オブ・ミュージック』で有名なシャーフベルク登山鉄道の終着地です。
ヴォルフガング湖
ヴォルフガング湖の船に乗ると、『子供の家』イメージ通りの大きな建物がありました。
調べてみると確かに、サマースクールの建物です。
原作者が、実際にこの建物を想定して書いたのかは不明です。
ウィーン 国立オペラ座(国立歌劇場)
ルイーゼの父親パルフィー氏は、国立オペラ座の指揮者です。
ルイーゼになりすましたロッテは、オペラ『ヘンゼルとグレーテル』をこのオペラ座に見に行きました。
『ヘンゼルとグレーテル』は実在するオペラです。
実際に国立オペラ座で上演されることもあるようです。
オーストリアにおける指揮者の地位は高く、
その中でも国立オペラ座は最も尊敬されるそうです。
ルイーゼになったロッテがが、ゲルラッハ嬢と観劇したのは、
2階のロージェ(ボックス席)です。
ケルントナー通り
この通りにルイーゼのお父さんの仕事場がありました。
オペラ座前から、インペリアルホテルまでの比較的短い通りです。日当たりがよいと書かれていますので、仕事場は南向き(リンク内側)にあったと思われます。
高級ホテル、高級ドレス店が並んでいます。ここにオフィスを構えていることから、かなり裕福であることが分かります。
インペリアルホテル
フランツ・ヨーゼフ統治時代に創立されました。
かつては宮殿だったもので、大変豪華です。
ルイーゼは、ここのレストランのオムレツが大好きで常連さんです。
お父さんの恋人ゲルラッハさんは、このホテルのオーナーのお嬢さんです。
カフェ
レストランは、旅行のカジュアルな格好では入りにくいですがカフェなら気軽に立寄るとことができます。
名物は、インペリアルトルテとマリアテレジア(オレンジリキュール入りコーヒー)。
ウィーンとザルツブルクを結ぶ鉄道
ロッテがルイーゼになりすまして乗った列車はおそらくこの列車だと思います。
ウィーンのオムレツ
ルイーゼが大好き、ロッテは大の苦手のオムレツ。
インペリアルのレストランに入って、オムレツひとつを頼む勇気がなかったため、老舗カフェシュペルルで注文。
日本のオムレツとは大して変りません。
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