モーツァルトとサリエリの対立を中心に描いたミュージカルです。
2013年公演では、モーツァルト役とサリエリ役を、山本耕史と中川晃教が日替わりで出演。
モーツァルトが実際に積極下『きらきら星変奏曲』『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』『ラクリモーサ』などが、使われています。
衣装も大変豪華。セットは回転舞台上に乗った固定のセットがあるのみで、比較的シンプルです。
モーツァルトに関する書籍、旅行についはモーツァルト!のページでご紹介していますので、ご参照ください。
歌の量 : 多
ダンス : 中
物語の舞台 : オーストリア、他
オーケストラ : 生演奏(ピットは舞台奥の2階) ※2013年シアーターオーブ公演。
上演時間 : 2時間40分(20分の休憩含む)
物語のさわりと、クライマックス以降を分けて記載しています。
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。
− 私は、その男の影で、存在を忘れられてしまうだろう。 できるなら出会いたくなかった。 −
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは、何かと縛り付けるコロレド大司教から逃れるべく、母親とマンハイムへと旅に出た。ヴォルフガングは、歌手志望のアロイージア・ウェバーに出会うとすぐに、恋に落ち た。
しかし、ヴォルフガングは、父親に促されマンハイムからパリへと旅立った。
パリでは、まったく仕事が得られなかった。
失意の中、パリでヴォルフガングの母親が亡くなった。
マンハイムに戻ったものの、アロイージアはロイヤル・オペラに就職しており、ヴォルフガングはあっさり捨てられてしまった。
ヴォルフガングは、ウィーンへと移り住んだ。
オペラを作曲しようとなんとか皇帝フランツ2世の上演許可を得たが、
サリエリとサリエリと親しい伯爵等によって妨害される。
ウィーンでは、アロイージアの妹コンスタンツェに出会い再び恋に落ちた。
コンスタンツェの母親は、ヴォルフガングとの結婚か、金かとヴォルフガングに迫った・・・。
≪以降クライマックスからエンディングまで≫
コンスタンツェは、ヴォルフガングを騙したんじゃない。契約書なんていらないと破り捨てた。
ヴォルフガングはコンスタンツェとの結婚を選んだ。
オペラ『後宮からの逃走』は、大成功。
しかし、ますますサリエリ等の妨害は激しくなり、仕事を失っていった。
ヴォルフガングに舞い込んだ作曲の依頼は、『レクイエム』。
これは、自分自身の『レクイエム』だと信じ込んだヴォルフガングは、日に日に弱っていった。
サリエリがヴォルフガングの元を訪れた。
死の床にあるヴォルフガングは、こころよくサリエリを迎えた。
『レクイエム』の依頼者が、サリエリだったと疑いもせず、ヴォルフガングは死んだ。
▼ モーツァルトが主役のミュージカル
- モーツァルト!(ウィーン版)
- アマデウス