『エリザベート』をたずねる旅のポイントを記録しました。旅のヒントにどうぞ。
記載している情報は、２００７年のものです。金額等は変更になっている可能性があります。


■エリザベートＭＡＰ
 　　 　　『エリザベート』に関連する場所にマークが付いています。


■ウィーンの周り方

　 ウィーンは小さな街です。
リング（旧ウィーン市を取り囲む大きな通り）の端から端まで歩いても、十数分です。
レンタサイクルも見かけました。リンク通りや大きな通りは、自転車用道路も整備されていて乗りやすいと思います。
トラムや地下鉄をたくさん乗る方は、ウィーンカードかフリーパスが便利。
最初に車内で開始日時を刻印すると、その後は、自由に地下鉄・トラム・バスに乗ることができます。

　　　　 ▼　 『モーツァルト！』のページ にも、違う観点でウィーンを紹介しています。


■ウィーンカード　：　７２時間有効　１８．５ユーロ
　　　 ホテル、インフォメーションセンターなどで購入可能。
　　交通機関乗り放題。博物館、美術館、お土産店で、割引やプレゼントが受けられます。
　　（１ユーロ前後の割引が多いです。）
　　また、お店に『ウィーンカード使えます』という張り紙しているところは少ないので、事前に下記サイトでチェックを。
　　　
　　詳細　》　オーストリア観光局　 http://www.wien.info/article.asp?IDArticle=11776


■７２時間フリーパス　：　７２時間有効　１２．０ユーロ
　　　　 他に、２４時間、週間パス、８日間回数券（２４時間パスが８枚）というものもあります。
　　　主要駅の窓口やインフォメーションで購入可能です。


■シェーンブルン宮殿とホーフブルク王宮（シシィ博物館）

　　　　シシィ博物館とシェーンブルン宮殿には、たくさんの種類のチケットがあってわかりにくいので整理しました。
　　エリザベートファンにオススメなのはシシィチケットもしくは、グランド・ツアー＋ホーフブルク王宮入場券です。
　　どのチケットも、オーディオガイドが借りられます。
　　シェーンブルン宮殿には、ガイド・ツアーというのもありますが、ドイツ語と英語のみです。
　　　

チケットの種類

料金

シェーンブルン宮殿※

皇太子の庭園

グロリエッテ※

迷路庭園

アプフェルシュトルーデル※

動物園

砂漠館

パルメンハウス

馬車博物館

家具調度品コレクション

ホーフブルク王宮 　　　（シシィ博物館）

大観覧車

備考

≪セットチケット≫

シシィ・チケット

22.50

40室

○

○

※待ち時間なし。１年有効。

ゴールドパス

36.40

40室

○

○

○

○

○

○

○

○

○

※待ち時間なし。１年有効。 4月〜１１月上旬限定

クラッシク・パス

16.90

40室

○

○

○

○

4月〜１１月上旬限定

クラッシク・パス・ライト

14.90

40室

○

○

○

4月〜１１月上旬限定

グランド・ツアー

12.90

40室

インペリアルツアー

9.50

22室

動物園・パルメンハウス・砂漠館　コンビチケット

16.00

○

○

○

動物園・大観覧車　コンビチケット

14.50

○

○

≪個別入場チケット≫

皇太子の庭園

2.00

○

グロリエッテ

1.99

○

迷路庭園

2.90

○

動物園

12.0

○

馬車博物館

4.50

○

ホーフブルク王宮

9.90

○

大観覧車

8.00

○

一 部のブラウザで表が、見難くなっております。

　　※　待ち時間なし
　　　　　　　　シェーンブルン宮殿には、チケットに記載された時間にならないと入館できません。
　　　　　　待ち時間なしと記載されているものは、いつでも入場できるものです。
　　　　　　チケットに記載されていても、混雑していない限りは、すぐに入場できます。
　　　　　　午後３時以降は、比較てきすいているようです。

　　※　１年間有効
　　　　　　購入後１年間有効です。ただし、それぞれ１回しか入館できません。

　　※　シェーンブルン宮殿

　　※部屋数
　　　　　　　２２室のみ見学するチケットと、４０室見学するチケットの二種類があります。
　　　　　マリア・テレジア、マリー･アントワネットに関係する部屋の多くは、４０室のチケットでないと見ることができません。
　　　　　　４０室を見学するには約１時間かかります。４０室のチケットを買っておいて、２２室で見学をやめることも可能です。
　　　　　　時間がない方は、インペリアルツアー（２２室）をオススメします。
　　　　　　宮殿正面の庭園だけでしたら、チケットなしで入ることができます。

　　※オーディオガイド
　　　　　　　オーディオガイドは、早送りや、次の部屋の説明へ飛ばす事はできません。巻き戻しは、１部屋分の説明だけ可能です。
　　　　　　長いイントロ（だいたいモーツァルトの曲）があったり、ちょっと不自然な日本語にイライラするかも。
　　　　　　私は、１部屋目の説明で、もう聞くのをやめようかと思ったほどです。
　　　　　　でも、がんばって最後まで聞いてください。４０部屋の最後の方で、フランツ・ヨーゼフの肉声を聞くことが出来ます。

　　※グロリエッテ
　　　　　　グロリエッテの入場券は、屋上の入場券です。
　　　　　グロリエッテのレストランは、券なしで入ることができます。
　　　　　グロリエッテ自体が高台に建っているので、べつに入場料を払ってまで、屋上まで行く必要がないといのが個人的な感想です。

　　※　アプフェルシュトルーデル
　　　　　　　アップフェルシュトルーデルは、オーストリアのケーキです。ふ
 　　　　　ケーキの調理見学と試食ができます。

　※　ホーフブルク王宮
　　　　　　ここで紹介いしている入場券は、宮廷銀食器コレクション、シシィ博物館、皇帝の住居の３箇所を見学できるものです。
　　　　　この３箇所はセット（中が全て繋がっているため）になっていて、バラでチケットを購入することはできません。
　　　　　シシィ博物館だけ見たいのだけれどと思っても、宮廷銀食器コレクションと皇帝の住居は、いっしょに見学することになります。
　　　　　ホーフブルク 新 王宮は、別途入場券が必要にな ります。



■ ザッハートルテ 食べ比べ
　　　　 本家カフェ・ザッハーとフランツ・ヨーゼフがご贔屓にしていたデメルのザッハーの食べ比べをしたい方。
　　　２店ともかなり大きく、甘さが強いです。（私はぜんぜん平気でしたが）
　　　２人で１つでも十分だと思います。
　　　メランジェ（コーヒー）か紅茶を頼むと当然スプーンが付いてくるので、それで食べられます（^ ^）

■バートイシュルへ

　ウィーンか ら、ザルツブルクへは鉄道で。
ザルツブルクから、バートイシュルへはバス（バートイシュル行き１０５番）になります。
バス停は、ザルツブルク駅もしくは、ミラベル庭園脇にあります。
どちらも、広くて探しにくいので、事前にバス停を確認しておくことをオススメします。
所要時間は、約１時間半。
切符は、バスに乗った時に、「バートイシュル」と告げるだけで大丈夫です。

　バスは、比較的綺麗で快適です。
バートイシュル市内にもいくつか停留所がありますが、
バートイシュル駅が終点なので、行き過ぎる心配はないです。
駅の建物の外に駅名が書いていないのでわかりにくいです。（写真：バートイシュル駅）

◆バスの時刻表はこちら
　　オーストリア観光協会　：　 http://www.austria-connection.at/anto/timetable.html  

 

■シシィ関連のおみやげ
　　
　 　　どこでもシシィのお土産があります。
　　シシィのチョコレート、シンブル（陶器の指貫き）、お人形、ポストカード、マグネット。
　　皇室御用達の陶器ブランドや宝飾品は高価格ですが、
　　ホーフブルクやシェーンブルン宮殿内のショップで発売されているエーデルワイスのネックレスやピン、スラップは、
　　スワロフスキーなのに、お手ごろ価格。（同じものが帝国劇場で売られていたような気も・・・）

■オススメの本

ウィー ン―文化都市8つの物語 (旅名人ブックス)
　　ウィーンの名所の歴史や見どころを写真と共に紹介しています。
　旅行ガイドのほとんどは、周辺都市の情報もいっしょになっていますが、こちらの本はウィーンに絞っていて、詳しいです。
　ハプスブルク家の歴史も、分かり易くまとめられています。
　ウィーンをガイドなし で回る方にオススメします。
　　ただし、交通手段、博物館のチケット情報、レストラン情報が少ないため、旅行ガイドブックは、別途購入した方がいいです。