P.T.バーナムは、貧しい職人の息子だったが、身分違いの美しいチャリティと結婚した。
二人の娘にも恵まれた。
貿易会社に勤めていたが、あえなくその会社が倒産してしまった。
その会社の書類を用いて銀行から多額の融資を受けたバーナムは、
蝋人形館、次いで、ユニークな人々を集めて見世物小屋を作ることにした。
背の小さな男、高い男、髭のある男、シャム双生児。。。
上流階級の劇作家フィリップ・カーライルを口説き落とし、演出家として採用した。
興業は人気を博し、大成功と思えたが、娘はバレエ教室で「成り上がり」としていじめられ、
バーナム自身も、上流階級からはペテン師として蔑まれていた。
フィリップのコネで、バーナム率いるサーカス団はヴィクトリア女王に謁見することになった・・・。
≪以降 クライマックス以降 ≫
ヴィクトリア女王の謁見は大成功。
バーナムはそこで出会ったオペラ歌手ジェニーに魅入られてしまった。
バーナムは、ジェニーのアメリカ公演をプロデュースすることにした。
上流社会に近づくにつれ、見世物小屋のメンバーとは距離を置き始めた。
それでも、見世物小屋のメンバーは、母親からさえも疎まれ、隠されて生活してきた自分たちが光を浴びることができた。
誇りをもって歩いて行こうと決意する。
バーナムはジェニーとスキャンダルとなり、見世物小屋は焼失。
無一文となったが、テント小屋で再出発を果たした。
客席からは、歓声ががり笑顔があふれる。
バーナムは、今後は妻と娘たちと穏やかな生活を決意する。