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 関連書籍 


レ・ミゼラブル 全4冊 (岩波文庫)

書籍情報

 
 小説 出版 : 1995(改版)
 著者 : ヴィクトル・ユゴー  訳 : 豊島 与志雄
 
 
 全4巻。(バラで購入することも可能ですが、4巻セットを購入すると専用のボックスに入っています。)
 挿絵としてフランス版の木版画が非常に多く掲載されています。
 芸術的な絵が多く、またミュージカルや映画にも影響を与えた挿絵の数々だけでも見応えがあります。
 ミュージカルロゴになっているコゼットもこちらの木版画から取ってきたもの。
 文章は、格調高い感じがして、少々読みにくいです。
 



レ・ミゼラブル (角川文庫)

書籍情報

 
 小説 出版 : 1998/12
 著者 : ヴィクトル・ユゴー  訳 : 石川 湧
 
 
  全4巻。
 リーアム・ニーソン主演の映画公開に併せて発売されたものです。
 表紙も各巻主要キャストの似顔になっています。
 翻訳が比較的新しいので読みやすいです。
 中に挿絵はありません。
 



レ・ミゼラブル―ああ無情― (新装版) (講談社青い鳥文庫)

 書籍情報

 
 小説
 著者 : ヴィクトル・ユーゴー  訳 : 塚原亮一、篠崎三朗
 出版 : 1989年
 

  『レ・ミゼラブル』を1冊にまとめた本です。
 中学生ぐらい向きでしょうか?
 (ファンティーヌの職業は、かなりはっきり記載されています)
 観劇前に、あらすじや登場人物を把握しておきたい場合にもオススメです。



レ・ミゼラブル (まんがで読破)

 書籍情報

 
 コミック
 著者 : ヴィクトル・ユーゴー  画 : バラエティ・アートワークス
 出版 : 2009年
 

   『漫画で読破』シリーズの1冊です。
 シリーズの他のものは、『資本論』『神曲』『ツァラストラはかく語りき』『破戒』など、
 タイトルは誰もが知っているけれど、実際に読んでみる人は少ないものが多いです。

  全編を1冊にしているため、大幅に省略されている部分もありますが、ストーリーは無理なくまとめられています。

 一番大きなカットはエポニーヌが出てこないこと。
  ジェラール・ドパルデュー主演テレビドラマ版に影響をうけた様子がうかがえます。
 特にコゼットは衣装も顔もよく似ています。ジャベールも似ているといえば似ている。

 

【コミック】アロエッテの歌 (全7巻)

 書籍情報  
 著者 : 犬木加奈子
 
   作者は『たたりちゃん』で知られる犬木加奈子。
  ホラーミステリーコミックとなっていますが、ホラー漫画ではありません。
  アロエッテ(フランス語でひばり)つまりコゼットを中心に描いた作品です。
  オリジナルのストーリーが加わっていますが、大筋は原作通りです。
  打ち切りとなったたそうで、最後暴動の部分が駆け足なのが残念ですが、確かに子供ウケはしないかも。

    大きなオリジナルのエピソードをご紹介します。
  コゼットは虐待により声を失うが、森で美しい声を取り戻し、それを聞いたマリウスが恋に落ちる。
  エポニーヌがパリで歌姫として活躍するも政治批判の歌だったため職を失ってしまう。
  コゼットが、バルジャンからのプレゼントとして貴婦人のように着飾ってオペラ座に行き、マリウスと出会う。
  コゼットも暴動に参列した一人であり、民衆を導く女神はコゼットだったということ。なのです。


「レ・ミゼラブル」の100人

 書籍情報  
 エッセイ
 出版 : 1997/10
 著者 : 萩尾瞳
 
 
 ミュージカル『レ・ミゼラブル』の日本初演のオーディションの様子や裏話が掲載されています。
 タイトルの通り、『レ・ミゼラブル』に関わった人たち100人分のエピソードが掲載されています。
 この作品のファンは必読です。
 


 

「レ・ミゼラブル」をつくった男たち―ブーブリルとシェーンベルク そのミュージカルの世界

 書籍情報  
 エッセイ
 出版 : 2012年 
 著者 : マーガレット・ヴァーメッド  (訳 : 高橋綾子)  
 
  『レ・ミゼラブル』、『ミス・サイゴン』などの作品がどのように作られたのか、
 製作に関わった人たちの証言をもとに紹介している本です。
 作詞家ブーブリル、作曲者シェーンブルクの生い立ちから、現在に至るまでの紹介。
 曲ができるまでの過程、「韻」のふませ方、フランス語と英語による違いなど、かなり詳しく書かれています。
  各作品のトリビアが面白いです。世界中の盆(回転舞台)の回った述べ距離数。
 ロンドン公演で使われたヘアスプレーの缶数、洗剤のキロ数などwww 誰が数えてたんだ!?

 


[レ・ミゼラブル公式記録集] レ・ミゼラブル―舞台から映画へ    

 書籍情報  
 出版 : 2013/06
 著者 : ベネディクト・ナイチンゲール、マルティン・パルマー
 翻訳 : 山上 要
 
  原作者ユゴーの紹介から、ミュージカルのフランス上演、イギリス初演、映画製作の様子を詳しく紹介しています。
 大型本で、背表紙の厚さは3cm近くあります。

 注目は、付録として付いている様々なレプリカです。
 フランスオリジナル公演のプログラム抜粋、ロンドン初演パーティーの招待状、ロンドン25周年のポスター、映画セットの設計図から、
 ブロードウェイ初演の半券、舞台監督シド・ヒンギスからプロデューサーマッキントッシュに宛てた手紙まで。
 まさに、ファン必見のものから、「これは、いったいなんなんだ」というものまで多種多様。

 

 

「レ・ミゼラブル」百六景〈新装版〉 (文春文庫)

 書籍情報  
 エッセイ
 出版 : 1987/06
 著者 : 鹿島 茂
 
 
 『レ・ミゼラブル』木版挿絵通して、絵やストーリーの解説しています。
 写実的な挿絵からは当時の民衆の暮らしが見えてきます。
 また各場面の場所などについても明記されているため、バルジャンの足跡を辿る旅にも最適です。
 

 

「レ・ミゼラブル」を読みなおす

 書籍情報  
 出版 : 1998/06
 著者 : 稲垣 直樹
 
   ジャンやマドレーヌ等の名前の由来や、
  よく『脱線』といわれるあらすじと関係ない部分の意味について解説しています。
  主要シーンでは、フランス語の原文と日本語直訳が記載されていて、
  日本語では読み取れない部分の解説もあります。

 (管理人が購入した本は、CD月出なかったためCDの内容はわかりません)

 

レ・ミゼラブルの世界(岩波新書) 


 書籍情報

  
 著 : 西永良成
 出版 : 2017年
 

  『レ・ミゼラブル』の時代背景や、物語を通して見るユゴーの政治思想などが詳しく紹介されています。
 小説からの引用が多い長いのが少々気になるところ。
 巻末の物語と歴史上の出来事が年表になっています。


世紀の小説『レ・ミゼラブル』の誕生


 書籍情報

  
 著 : デイビッド・ベロス  訳 : 立石光子
 出版 : 2018年
 

あとがきにある「この本は、ユゴーではなく『レ・ミゼラブル』の伝記である』がこの本を表現しています。ユゴーの人生、出版されるまでの記録、登場人物の名前の由来、小説の中に隠された数字が紹介されています。<br>ミュージカルについても紹介されていますが、ローレンス・コナー/ジェームズ・パウエルの新演出版に基づいた紹介です。世界の関連作品も紹介されており、日本ではアニメ『少女コゼット』、犬木加奈子の漫画『アロエッテの歌』が紹介されています。


死刑囚最後の日 (岩波文庫 赤 531-8)

 書籍情報

  
 著者 : ヴィクトル・ユゴー
 訳 : 豊島 与志雄
 出版 : 1982年
 

  『レ・ミゼラブル』に先駆けて書かれた小説。
 題名の通り死刑囚の刑執行の一日を描いている。
 主人公は、ジャン・ヴァルジャンと共通することが多く、『レ・ミゼラブル』の原型とされています。
 バルジャンが、ミリエル司教に出会わなかったら、至ったであろう最期の姿。




パリの王様たち―ユゴー・デュマ・バルザック三大文豪大物くらべ (文春文庫)

書籍情報

 
 訳 : 鹿島 茂
 出版 : 1998年
 

  フランス三大文豪を、家族、女性関係、金銭の視点でおもしろく比較した本です。
 三者三様、個性的で驚くべき私生活を垣間見ることができます。
 三人に共通していることは、野心家で女性好きであったこと。
 
 ※ ユゴーの著書 : 『レ・ミゼラブル』『ノートルダムの背むし男』等
   デュマの著書 : 『三銃士』『モンテ・クリスト伯』等
   バルザックの著書 : 『ゴリオ爺さん』『谷間のゆり』等



馬車が買いたい!

 書籍情報

 
 訳 : 鹿島 茂
 出版 : 2009年(新版)
 

  19世紀のパリに登場する小説の登場人物の生活を検証している本です。
 『レ・ミゼラブル』では、マリウスの生活について紹介されています。
 マリウスらが通っていたレストランの食生活やら燃料費まで、面白く紹介されています。
 タイトル通り馬車についても、詳しく紹介されていて登場人物が乗っていた馬車の種類から
 身分や家計が読み取れるようになります。



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