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ルドルフ ザ・ラスト・キッス  〜 Rudolf 〜
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 オーストリア皇太子ルドフルの心中事件(マイヤーリンク事件)をミュージカルにした作品。

皇帝による暗殺説、無理心中説、同意の上の心中説などがありますが、

こちらは、ミュージカルらしく、二人で望んで心中した設定で、ロマンティックな作品になっています。

ミュージカル『エリザベート』と重なる部分、『エリザベート』では描かれていない分を比較するのも楽しいです。

ルドルフを演じるのは、ミュージカル『エリザベート』のルドルフ役でデビューした井上芳雄さん。

演出は、宮本亜門。

ルドルフ・イメージ 


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 歌の量    : 多

 ダンス       : 中


 物語の舞台 : オーストリア

 代表曲 : 明日への階段

 

barあらすじbar

 物語のさわりの部分と、クライマックス以降を分けて記述しています。
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。



 オーストリア・ハンガリー二重帝国の皇太子ルドルフと皇帝の間には、政索の考え方の違いから深い溝ができていた。
男爵令嬢マリー・ヴェッツェラは、身分が高い男性を探していた。
皇帝が開いたパーティーで、ルドルフとマリーは出会い、たちまち恋に落ちた。

 しかし、所詮はかなわぬ恋であった。
ルドルフには、すでにベルギー王女だったステファニーと結婚していたのだった。
また、プロイセンとの同盟に反対する皇太子ルドルフを、目障りに感じた首相ターフェは、皇太子の発言の場を奪っていく・・・。



<ここから、クライマックスからエンディングまで>





 ルドルフは、ローマ法王に離婚を申し出るが、皇帝によって握りつぶされた。
ルドルフの地位が危うくなるのを知ったマリーは、以前求婚されていた公爵との結婚を決意した。
ウィーンを旅立つ日。
マリーの元に、ルドルフからの手紙が届いた。
― 幸せになるように。しかし私の心は君と共にある ―

 マリーは、死わかつまでルドルフと共にいることを選ぶ。
ルドルフは、押し付けられた皇太子像ではなく、なりたい皇太子になることを決意する。

 ルドルフとマリーは、パーティーで普通の恋人のように、大衆の前で抱き合い、キスをした。
その後、二人はマイヤーリンクへと向った。
二人が最後に選んだ道は、「死」だった。

 
 

bar関連作品bar



 ルドルフが登場する作品
 ・ エリザベート
 ・ うたかたの恋(宝塚)

 同じ作曲家フランク・ワイルドホーンの作品
 ・ ジキル & ハイド
 ・ GOLD 〜カミーユとロダン〜
 ・ スカーレット・ピンパーネル(宝塚)
 ・ MITSUKO
 ・ NEVER SAY GOODBYE 〜ある愛の軌跡〜(宝塚)

 同時代の物語
 ・ ジキル & ハイド
 ・ 鹿鳴館
 ・ アンデルセン



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