ただいまバレエ『椿姫』のリハーサル中です。
緞帳は騙し絵になっているので、途中まで空けた姿はちょっと変。
幅に対して高さがあるステージです。
客席
馬蹄型の豪華な客席。赤とゴールドに統一されています。
柱に挟まれたボックス席は、アヴァンセーヌという特別席です。昼のオペラ座見学では、左手の2階のアヴァンセーヌからの見学となります。
大階段
劇場に入って一番最初に出会うマスカレードの大階段。あまりの豪華さに圧倒されます。この階段はチケットを持っていなくても見ることができます。上演プログラムはこの階段の前で発売されます。
大ホワイエ
2006年大補修が終わり、眩く輝く大ホワイエ(2階の休憩スペース)です。
その豪華絢爛さでは、ベルサイユ宮殿の鏡の間を凌ぎます。
幕間には、シャンパンを片手に贅沢なひと時を過ごすことができます。
こちらで、休憩時間を過ごしたい方は、ドレスアップすることをオススメします。
大階段などがある空間から大ホワイエに入る時には、不思議な小部屋を通ります。
私がここが一番好きな場所です。
天井には竜が描かれていて、その周りには黄金で星が描かれています。
柱は鏡になっていて、まさに異空間。
オペラ座の怪人を連想させられます。
大階段の下の泉
オペラ・ガルニエを解説した本によると、大階段の下の泉がオペラ座に地底湖がある証と書かれています。 水、ないですけど・・・??
こちらは、オペラ公演中は閉鎖されていますので、昼の館内見学だけみることができます。
定期会員用ホール
客席の下にあたるホール。
写真ではわかり難いのですが、鏡に囲まれた円形の不思議な空間。
他の部屋では、ギリシャ風の彫像や装飾が無数に飾られているのに、この部屋だけは、装飾が少なく、天井の梁は幾何学的に組まれていて、雰囲気が全く異なります。
怪人が『鏡の迷宮を建てたこともある』というのは、ここをヒントにしている可能性があります。
昼の館内見学だけ見ることが出来ます。
オペラ座博物館
オペラ座内の一角に設けられた博物館。
かつてはホワイエのひとつだったと思われます。
昼の館内見学時のみ公開されています。
写真は、オペラに関する書籍がずらりと並んでいますが、
書籍はケースに収められていて、一般人は取り出すことはできません。
他には、プリマドンナの肖像が、オペラの衣装、舞台装置の模型が飾られています。
屋上の像
怪人が、ラウルとクリスティーヌの話を盗み聞きしていたのはどこ?
(左)アポロン像
原作ではアポロン象の後ろ。ケン・ヒル版の舞台もここ。
(中)女神像
よくミュージカルでは、天使像と言われていますが、厳密には女神。 ALW版舞台では、スクリブ街側の調和の女神(ハルモニア)。
映画では、逆側の詩情の女神(ポエジー)。
(右)ペガサズ像
劇団四季の一部公演ではこちらのペガサス像の後ろ。
舞台と実際は、ペガサス像の向いている方向が違います。
マイヤベーヤの像
オペラ座正面バルコニーの上を飾る像。
7つ並んでいますが、向かって右から二番目が
[ALW版舞台]オークションシーンで名前がでてくるマイヤベーヤです。
これを見たい方は、オペラグラスを忘れずに。
他の有名どころでは、右から4番目モーツァルト、5番目ベートーベンです。。
そういえば舞台でも楽譜読んでましたね。
オルセー美術館
床がガラス張りになっていて、その下にパリの街の模型があります。
とても精密な模型です。
ファントムがアポロ像や天使像の後ろに隠れるのも楽じゃないんだなと思いました。
※ 2012年よりオルセー美術館内の撮影が禁止となりましたので、
ご注意ください。
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