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銀河英雄伝説   内乱
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  銀河英雄伝説で、銀河帝国と自由惑星同盟がほぼ同等に描かれています。

  タイトルの内乱とあるとおり、銀河帝国ではラインハルトと門閥貴族(賊軍)との戦いを、

 自由惑星同盟では、クーデターを中心に描いています。

 これまで銀河英雄伝説で主要な役を演じてきた人が、数多く出演していて豪華なキャストになっています。

  出演者 

 ヤン・ウェンリー
 : 河村隆一  
 キルヒアイス  : 横尾渉  ミッターマイヤー
 : 二階堂高嗣
 ジェシカ・エドワーズ
 : 馬渕英俚可  アンネローゼ
 : 白羽ゆり
 ドワイト・グリーンヒル  : 天宮良  メルカッツ
 : 渡辺裕之
 オフレッサー  : 石坂勇    
 ブラウンシュバイク公  : 園岡新太郎  トリューニヒト  : 井田國彦
 ビュコック
 : 伊藤哲哉
 ロイエンタール
 : 内浦純一
 シェーンコップ
 : 岩永洋昭
 フレデリカ
 : はねゆり
 シュナイダー
 : 荒木健太郎
 コーネフ
 : 中村誠治郎
 ビッテンフェルト  : 川隅美慎

 ユリアン
 : 長江崚行  マリーンドルフ
 : 中山由香
 アンスバッハ/リンチ
 : 高山猛久  クリスチアン
 : 深澤英之
 リッテンハイム公
 : 佐藤和久
 リヒテンラーデ公
 : bable
 ラインハルト
 : 間宮祥太郎
 

 ポプラン
 : 中川晃教


 オーベルシュタイン
 : 貴水博之




 登場人物相関図 

相関図の見方は凡例をご参照ください。

<銀河帝国>
銀河英雄伝説相関図(銀河帝国)


<自由惑星同盟>
銀河英雄伝説相関図(自由惑星同盟)


 あらすじ 


 物語のさわりの部分と、クライマックス以降を分けて記述していますが、
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。


 

 寵姫アンネローゼの弟ラインハルトは、武勲を重ね瞬く間に出世した。
皇帝が亡くなると次期皇帝の座を巡って、銀河帝国は二分してしまった。
銀河帝国が混迷しているときに、同盟軍に攻め入られては困る。
ラインハルトは、自由惑星同盟にクーデターを起こすべく、仕組んだ。

 ヤン・ウェンリーは、軍人にはなりたくはなかったが、お金がなかったために軍人になったような人物だった。
知略により難攻不落といわれたイゼルローン要塞を奪い取ったヤンは、英雄に祭り上げられた。
ヤン・ウェンリーは、ラインハルトがクーデターを仕掛けてくることを予測していた。

 ジェシカ・エドワーズは、戦争反対派の政治家だった。
彼女の婚約者ラップは、ヤンの親友だったが、戦死した。
ジェシカは、「戦争を賛美するあなたは、今どこにいるのか?」と人々に説いた。

 かくして自由惑星同盟に、クーデーターが発生した。
いかにヤン・ウェンリーが知力を尽くしても、広大な領土にまかれた種を取り除くことはできなかった。
革命軍のリーダーはなんと、ヤンの副官フレデリカ・グリーンヒルの父親だった。

 銀河帝国では、ラインハルトと対立する門閥貴族が軍を編成していった。
しかし、貴族一人が民衆によって殺害されたことを知ったブラウンシュバイク公は、
惑星ヴェスターランドに核爆弾を落とそうとしていた。
 
≪ クライマックスからエンディングまで ≫


 ラインハルトは、核爆弾のこの情報を得ていたが、民衆の支持を門閥貴族から失わせるために黙認した。
ラインハルトと参謀オーベルシュタインの思惑通り、門閥貴族は敗北した。
ラインハルトの幼馴染のキルヒアイスは、黙認したことに苦言を呈したがキルヒアイスを退けてしまった。

 ラインハルト、ブラウンシュバイク公に仕えていたアンスバッハが襲った。
キルヒアイスはラインハルトをかばって死んでしまった。

 ヤンは、副官フレデリカを解任はせず、ハイネセンへと向かった。
ハイネセンには、アルテミスの首飾りという攻略不可能といわれる防衛システムがあったが、
ヤンの気転により、犠牲を出さずにハイネセンを攻略した。
グリーンヒルの父親は、ラインハルトが送り込んだリンチによって殺害された。

 ジェシカ・エドワーズが戦争反対の集会を開いていると、
保守派によって乱闘となり、警官によって撲殺された。
そして、クーデーターを制して国を救ったはずのヤン・ウェンリーが、政府から謎の査問会議に召喚されたのだった。

 解説 

過去の舞台や小説を見ていないと分かりにくい点について解説します。

 銀河帝国
 皇帝が統治する国家。
初代皇帝ルドルフが、ドイツ系であったため銀河帝国の国民はドイツ風の名前になっています。
皇帝ルドルフは、劣悪遺伝子排除法を制定し、先天性の障害をもって生まれた赤ん坊を殺害した。
その法律は、現在も残っているが、貴族の間などでは守られてはいない。

 自由惑星同盟(同盟軍)
 もともとは帝国から逃亡した人たちが築いた共和国。
帝国と同盟国は長い間対立た続いています。
帝国としては、同盟国を国と認めていないため、公式には反乱軍と呼んでいます。

 イゼルローン要塞
 イゼルローン要塞は、帝国と同盟との結ぶ細い航行可能領域(小説上では回廊と呼ばれている)内にある帝国軍の要 塞。
要塞にはトゥールハンマーという1艦隊を一瞬にして消滅してしまうほどの砲撃を保有しています。
ゼークトの艦隊が玉砕するのはこのトゥールハンマーによるもの。
 
 アルテミスの首飾り
 自由惑星同盟の中心の星ハイネセンを守る衛星防衛システム。
攻撃能力を持つ衛星が数珠状にならんでいることからアルテミスの首飾りと呼ばれています。
たとえ、そのどれかを撃ち落としても、同時に他の衛星から攻撃されてしまうため、犠牲なくしてハイネセンを攻撃することは不可能といわれていました。
ヤンは、巨大な氷で首飾りをすべて破壊した。

 ユリアン・ミンツ
 ヤン・ウェンリーの養子。
ユリアンの父も軍人だったが、戦争で亡くなっています。
当時は、孤児を軍人が養育する制度があって、その子が軍人になればその養育費はすべて国が負担してくれる。

 ローゼンリッター
 銀河帝国から自由惑星同盟に亡命してきた貴族で編成された部隊。
白兵戦(対人戦)を得意としている。 
右肩にバラが刺繍されている人は、ローゼンリッターのメンバー。
ローゼンリッターの歴代の隊長の内半分は、銀河帝国に寝返っている。

 スパルタニアン
 同盟軍の一人で運転する戦闘機。
接近戦になると戦艦がミサイルを発射できないため、スパルタニアンが出動する。
ポプランやコーネフなどオレンジの服を着ている人たちは、スパルタニアンの操縦士。

 ゼッフル粒子
 ゼッフル粒子は、帝国軍が発明した平気で、引火性の気体で人体には影響がない。
銃器を使うと、敵味方関係なく爆発に巻き込まれるため、これがまき散らされると斧やナイフ等で戦うこととなる。
ローゼンリッターがイゼルローンに乗り込んだ際、ゼッフル粒子を撒いたことから、帝国軍は銃を使えなくなっている。


 関連作品 

<銀河英雄伝説シリーズ>
<ミュージカル>


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