むかしむかしゾウがきた
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劇団四季のファミリミュージカル。
人間と動物との友情と生命の大切さを描いた作品です。
ゾウはきぐるみなのですが、鼻も耳も自在に動くし、目も瞬きをします。
文楽を取り入れています。
かなり、小さなお子様向けです。
元となったお話は、『かわいそうなゾウ』『そしてトンキーも死んだ』で、
誰もが知っている上野動物園のゾウ殺害の物語。
時代を、江戸時代に置き換えたものです。 |
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歌の量 : 中
ダンス : 中
オーケストラ : 録音
もっとも有名な曲 : 『みんなみんな友達』
あらすじ
物語は、さわりの部分とクライマックス以降を分けて記載してます。
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。
唐の国(中国)から、日本の殿様へ、友好の証としてゾウがおくられました。
ゾウは九郎衛門と名づけられました。
ゾウを世話をする係りとして、太郎坊の家が選ばれました。
おとなしく、大きなゾウは大人気で、たくさんの人々が太郎坊の家にやってきました。
ある夜、おミヨという女の子が一人で、太郎坊の家にやってきました。
おミヨは、山を3つ越えた北の村に住んでいました。
九郎衛門と遊び仲良くなったおミヨは、次の日村へ帰っていきました。
太郎坊の住む国へ、南の国が攻め入ってきました。
戦が始まると、食べものが少なくなってしまいます。
殿様は、太郎坊の父親に、ゾウを殺せと命令します。
しかし、家族同様に暮らした九郎衛門を殺せません。
太郎坊と母親は、九郎衛門を連れて北の村へと逃げることにしました。
≪ここよりクライマックスからエンディングまで≫
山は吹雪でした。
太郎坊たちを雪崩が襲い、気を失ってしまいました。
偶然北の村の人間が通りがかり、岩の下から太郎坊と母親を助け出しました。
助けた人は気が付かなかったのですが、岩は九郎衛門だったのです。
寒さに弱い九郎衛門は、助け出されましたが、重症でした。
その時、南の国の兵が食べ物を奪いに、北の村までやってきました。
九郎衛門は、最後の力を使って侍と戦いました。
九郎衛門にはかなわないと侍たちは帰っていきました。
村の人々は、九郎衛門に感謝し、たくさんの食べ物を持ってきたのですが、
ついに、九郎衛門も力尽き、二度と目を覚ましませんでした。
関連作品
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