劇場街 世界の劇場(オーストリア)

世界の劇場

 


ウィーン 国立歌劇場

Wiener Staatsoper   ウィーン国立歌劇場

場所 : ウィーン
客席 : 馬蹄型 5階+平土間 2200席
url  : 
http://www.wiener-staatsoper.at/Content.Node2/intro.php

<歴史>
1689年 建築
1945年 第二次世界大戦により爆撃

詳細

 世界三大歌劇場のひとつです。
オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフによって建てれました。
三大歌劇場の中で最も風格のある建物。オペラのオフシーズンには、ロックコンサートなども開かれます。
中でも有名なのが、年に一度のオペラ座舞踏会。豪華絢爛の本物の舞踏会は永遠のあこがれです。
内部見学ツアーが開かれています。日本語のツアーもあります。
詳細は、
ウィーン国立歌劇場紹介ページをご参照下さい。




フォルクス歌劇場

Volks Oper    フォルクス歌劇場

場所 : ウィーン リング外

 民衆のために作られた劇場。
来日公演も多く、日本人にもなじみ深いでしょう。
国立歌劇場に比べて軽い作品が多い。
バレエ、オペレッタ、ミュージカルを多く上演しています。

 壁にでっかく赤いペンキでフォルクス・オパーと書いちゃうセンスが疑ってしまう。
リングのすぐ近くにフォルクス劇場という別劇場があるのでご注意を。



アン・ディア・ウィーン劇場

Theater an der Wien
            
アン・デア・ウィーン劇場

場所 : ウィーン
客席 : 馬蹄型
url  : http://www.theater-wien.at/


<初演作品>
・オペラ『魔笛』
・オペラ『こうもり』
・ミュージカル 『エリザベート』
・ミュージカル 『モーツァルト!』

 シカネーダーによって建てられた劇場。
市場に面していて、庶民派な印象。周りの建築物と大差ないため、パッと見は劇場だと気が付かないことでしょう。
有名なパパゲーノの像は、劇場正面ではなく、脇道を入った劇場脇にあります。
劇場自体が移転しているため、現在の建物は『魔笛』等が初演されたものとは異なります。
近年はミュージカルが上演され、日本からも脚を運ぶひとが多い劇場になっています。



ブルク劇場

Das Brugtheater   ブルク劇場

場所 : ウィーン
客席 : 馬蹄型 5階+平土間

url  : http://www.burgtheater.at


<初演作品>
・フィガロの結婚

 白亜の美しい劇場です。開場には、フランツ・ヨーゼフとルドルフ皇太子が立会いました。フランツ・ヨーゼフと皇太子がなにやら言い争う姿が目撃あれ、その後まもなくルドルフ皇太子は自殺いました。
市役所から撮影すると全景がはいるはずなのですが、市役所前にはパラソルが多く建てられているため、撮影できませんでした。
もう1つの撮影スポットは、王宮横のフォルクス公園から。大理石のエリザベート皇后像の背景に真っ白な歌劇場が絵になります。
モーツァルトの『フィガロの結婚』が上演されたことで知られていますが、移転しているため現在とは場所が異なりまう。
日本語ガイドツアーで内部見学も可能です。クリムトの自画像は必見。




Das Akademietheater   アカデミー劇場

場所 : ウィーン
客席 : 馬蹄型 2階
url  : 
Das Akademietheater auf den Seiten von burgtheater.at

 大きすぎて、全景撮影不可能!
国立劇場で、格式高い演劇の劇場です。
ストレートプレイ(演劇)が上演されています。




ライムント劇場

Raimund theater   ライムント劇場

場所 : ウィーン
客席 : 馬蹄型 3階

 ミュージカルを中心に上演している劇場。
これまでの上演作品は、ミュージカル『エリザベート』『モーツアルト!』『エビータ』など。


 駅からは、歩いて5分ほどです。





ローナッハー劇場

Ronacher theater   ローナッハー劇場

場所 : ウィーン リング内

 ミュージカルを中心に上演している劇場。
訪れたときは、メリーポピンズを上演中。


 



音友協会ホール

GESELLSCHAFT DER MUSIKFREUNDE IN WIEN
              
楽友協会ホール

場所 : ウィーン
客席 : 音楽堂式フラットな客席
url  : http://www.musikverein.at/

ウィーン・フィル交響楽団の本拠地です。
厳密には、ウィーン・フィルは国立歌劇場の楽団で、国立歌劇場外に出るとウィーン・フィルと呼ばれます。
会員チケットが優先的に発売されるため、一般の人がチケットを入手するのは困難。
毎年世界に中継されるニュー・イヤー・コンサートは有名。

 音楽堂なので、この『世界の劇場』のページでご紹介するのは、おかしいのですが・・。
内部見学ツアーが催されています。曜日と時間が限定されています。
私が購入したガイドブックに紹介されていた時間が、異なっており内部を見ることができませんでした。ご注意を。
見学ツアーの入り口が、分かり難いです。
正面玄関ではなくインペリアルホテル側(写真でいうと左側面)の入り口になります。



コンツェルトハウス

Winner Konzerthaus  コンツェルトハウス

場所 : ウィーン
客席 : バイロイト型
url  : http://konzerthaus.at/

ウィーン交響楽団の本拠地です。
日本人も活躍しています。

 フランツ・ヨーゼフ統治時代に作られた音楽堂です。
アカデミー劇場と隣接しています。
学友協会ホールほど、日本での知名度はありませんが、優美で広いホールは、楽友協会ホールを凌ぐほどです。
クラッシックに限らず、ジャズなども演奏されています。
私が訪れたときもジャズが演奏されていました。




クア・サロン

Slanner Hall  ウィーン・クア・サロン

場所 : ウィーン
客席 : 全席フラットな音楽ホール式

1867年建築で、イタリア・ルネッサンス様式。
シュトラウス兄弟にゆかりが深いホールです。
舞踏会が開かれることも。

 市立公園内にある音楽ホール。
クラッシック・コンサートが開かれています。
音楽は、やはりシュトラウスが中心で、モーツァルトなど。観光客向けな雰囲気は否めません。簡単なバレエもあります。
 チケット発売している人は、『シュトラウス・ホール』と言っていたので、地元はこう呼ぶのかも。
チケットは、ホール内のチケット売り場の他、シュテファン寺院の広場のチケット売り(公認)から購入することができます。




祝祭劇場

ザルツブルク祝祭大劇場
モーツァルト劇場
フェルゼンライトシュトーレ

場所 : ザルツブルク
客席 : 3劇場ともバイロイト型

 ザルツブルク音楽祭が開かれることで有名です。
大劇場と小劇場があります。
フェルゼンライトそのまま舞台背景としており、『サウンド・オブ・ミュージック』のクライマックスシーンで使われています。

詳細



 意外にも、代的な外観です。内部見学も可能です。
ザルツブルク音楽祭には、着飾った人々が集まり、沿道にはその人たちを見ようと観客が集まるそうです。



ミラベル庭園の野外劇場

ミラベル庭園の野外ステージ

場所 : ザルツブルク
客席 : 1階のベンチ式 おそらく50席ぐらい

 しばしば旅行のガイドブックにも紹介されているステージ。
比較的有名ですが、いつ、誰が、どのように使用したかは全く不明です。
ミラベル庭園内にありますが、とても分かり難い。
モーツアルトの魔笛の小屋のちょうど裏手になります。




マリオネット劇場

マリオネット劇場

場所 : ザルツブルク


1913年設立。
オペラやバレエを元にした人形劇が上演されている。
『サウンド・オブ・ミュージック』の人形劇シーンの元になっています。
『魔笛』が人気作品。

 


州立劇場

ザルツブルク州立劇場

場所 : ザルツブルク


 日本では、祝祭劇場の方が知名度があります。
カラヤンの生家は、通りを挟んだお隣。
モーツァルトが少年時代をすごした家は、広場を挟んだほぼ向い側にあります。
歩いて回れる小さな町に、この州立劇場、祝祭劇場(大)(小)、バイロト祝祭劇場など、大型の劇場が沢山あるのには驚かされます。

 

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