〜 古城めぐり 〜

ロマンチック街道

ノイシュバンシュタイン城

ノイシュバンシュタイン城
 バイエルン州にあるルートビッヒ2世が建築した城です。
比較的新しいお城なので、古城とは言えないかもしれません。
日本語に訳すと『新白鳥城』。
オペラの世界に入り込んだルートビッヒは、現実を逃避するために建築しました。
『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『白鳥の騎士』などがモチーフになっていて、内部も洞窟が再現されていたりします。
ノイシュバンシュタイン城
 お城は未完成のままです。
厨房などは、近代的なので、現在でも使えることでしょう。
ノイシュバンシュタイン城からの眺め
 城の美しさも素晴らしいですが、風光明媚な場所に建てられているので、城からの眺めも素晴らしい!

ホーエン・シュヴァンガウ城

ホーエンシュバンガウ城
 ルートビッヒ2世の父であるマクシミリアン2世が、廃墟となっていた城を建てした城です。
ノイ・シュバンシュタイン城のすぐ後ろにあります。
背後に美しい湖がありますが人造湖で、ルートヴィッヒの時代には、存在しなかったそうです。
ホーエンシュバンガウ城
 小さなお城ですが、住み心地のよさそうなお城です。
ルートビッヒ2世も幼いころかなりの時間をここで過ごしました。
内部には、この城に滞在したワーグナーにまつわるものが展示されています。

シリングスフュルスト

シリングスフュルスト
 ローテンブルクにもほど近い、緑の丘の上に立つ城です。
元は1000年ごろ領主によって建てられましたが、幾度となく戦争により破壊。
これまでの持ち主には、プロイセン首相もいました。
現在もその一族が所有し、鷹匠によるバードショーを始め様々なイベントが行われています。内部見学も可能です。

ヴュルツブルクのレジデンツ

ヴュルツブルクのレジデンツ
 世界遺産です。
大司教の宮殿として建てられました。
建築家は、バルタザール・ノイマン。
第二次世界大戦で爆撃されたため再建されたものです。
ビュルツブルクのレジデンツ近影
 正面に建つのはフランケンの女神。
見どころは大階段の天井に描かれている4大陸とその女神。
ヴェルツブルクの庭園
 美しい庭園も必見です。
庭園は無料で見学できます。

アウグストゥスブルク宮殿

アウグストゥスブルク
 ブリュールという町にあるケルン大司教の宮殿。世界遺産です。
建てたのはビッテルスバッハ家のアウグストゥスブルク。
建築家は、バルタザール・ノイマンです。
第二次世界大戦で爆撃されたため、忠実に再現されたものです。
庭園
 建物内部は残念ながら撮影不可。
窓から外を撮影するのはOKです。
庭園は、ベルサイユ宮殿と似ています。

シュロス・ノイブルク

シュロス・ノイブルク
 こちらは、かなりシンプルなお城。
現在、古城ホテルになっています。
レストランのテラスからの眺めは絶景なので、古城街道散策のランチにもよさそうです。 (URL)https://schloss-neuburg.com/
ポツダムとベルリンの宮殿群と公園群

サンスーシー宮殿

サンスーシー宮殿
 フリードリヒ2世が夏の宮殿として建てました。
日本語に訳すと"憂いのない宮殿"ということで、>無憂宮殿と呼ばれています。

世界遺産です。
サンスーシー宮殿の噴水と像
 庭園にはブドウが植えられ、様々な視覚効果を活用し、より広い庭園に見せています。

ツェツィリーエンホーフ宮殿

ツェツィリーエンホーフ宮殿
 皇太子ヴェルヘルム2世のために建てられた宮殿です。
その後皇太子一家は、この宮殿に軟禁されました。
宮殿といっても、木造の田舎風の建物です。
大変大きな建造物で一部は、ホテルとして営業しており、一部が公開されています。
ポツダム会議
 そして、ここはポツダム会議が開かれた場所でもあります。
日本の無条件降伏がここで決定されました。
庭園
 中には、ロシア支配を示す赤い星の花壇が残されています。
古城街道

ハイデルベルグ城

ハイデルベルグ城
 廃墟となってしまっている城です。 プファルツ選帝侯(ヴィッテルスバッハ家)の城でした。
赤砂岩で建造されています。
大学都市ハイデルベルクの町を見下ろしています。
ハイデルベルク城
 近くでみるとかなり廃墟。
中も見学できます。大きなワイン樽が名物。

城塞都市ローテンブルク

ローテンブルク
 城塞都市です。
ローテンブルクは、ロマンチック街道と古城街道の交差する場所にあり、どちらにも分類されています。

城壁には、テラスのようなものがあり、誰でも上って、町をほぼ一周できます。
 おとぎの話に出てくるような、かわいらしい街並みです。

バンベルク旧宮殿

バンベルク旧宮殿
 大聖堂の隣にあります。
写真は、石造りの城壁。宮殿とは全く異なる建築様式の宮殿になっています。
この写真のお城を取り囲む城壁は、中の宮殿とは別の時代に作られたのかもしれません。
バンベルク
 宮殿はチロルの山小屋のような木組みで、現在は歴史博物館となっています。

バンベルク新宮殿

バンベルク新宮殿
 1703年司教領主シェーンボルンが完成させた宮殿です。
内部見学もできます。
バラ庭園
 バラ庭園が有名ですが、残念ながら訪れた9月はバラはまばら。
バラ庭園は入場無料で、カフェでお茶も楽しめます。
バラ庭園
バラ庭園から、町を見下ろすことができ、
丘の上の聖ミヒャエル修道院の美しい姿も見ることができます。
ライン渓谷の中流上部

ブレムザー城

ブレムザー城
 リューデスハイムのライン川の畔に立つ小さなお城。
造りがシンプルなので、あまりお城らしくありませんが・・・
現在内部はワイン博物館として公開されています。
背後は、ブドウ畑が広がっています。

 ライン川クルーズの起点で、ここからお城が続きます。

クロップ城

クロップ城
 リューデスハイムの向かい側ビンゲンの町にあります。
小さな町ですが、歴史は古く紀元前11年ローマ帝国が、城塞ビンギウムが現在のクロップ城の場所に建てられました。

 マインツ大司教区となりクロップ城となりました。
現在郷土博物館になっています。

エーレンフェルス城

クロップ城
 マインツの大司教が1211年に建てたお城。
ネズミの塔のすぐわきの岸に建っていて、やはり通行税を徴収するために建てられたものです。
現在は廃墟となっています。
絶景のロケーションに建っています。

ライシュタイン城

ライシュタイン城
 西暦1000年ごろ建築。
アスマンスハウゼン町の対岸に建っています。
マインツ大司教によって建築されました。
切り立った岩の上に建つお城らしいお城。
現在は個人の持ち物。

ライヒェンシュタイン城

ライヒェンシュタイン城
 大変大きなお城です。
マインツ大司教領だったが、神聖ローマ皇帝ルドルフ1世に攻め込まれました。

城の眼下は、キャンプ城になっているようで、キャンピングカーがいっぱい停まっていました。

ゾーネック城

ゾーネック城
 元は盗賊の館。 
その後、マインツ大司教の城となりましたが、神聖ローマ皇帝ルドルフ1世によって陥落しました。
ライン川沿いには、マインツ大司教の城が多く、大司教どんだけ城持っていたんだ。
それだからこそ、ルドルフに攻め入られたのではないかと、思いました。

ハイムブルク城

ハイムブルク城
 マインツ大司教が建てた城です。
現在個人所有で内部非公開です。

ノリッヒ城

ノリッヒ城
 歴史が分かっていない城だそうです。
廃墟となっていて、現在個人所有。
内部非公開です。物置にされている予感。

フュルステンベルク城

フュルステンベルク城
 1219年、ケルン大司教エンゲルベルク1世が徴税のために建てた城。
プファルツ継承戦争でフランス軍によって破壊さてしまいました。
現在は、個人が保有しています。

シュターレック城

シュターレック城
 12世紀にまで歴史を上ることができるお城です。
建築者は不明。
現在は、ユースホステルです。
お手頃価格で古城に泊まれるとあって、大変な人気だそう。

プファルツ城

プファルツ城
 1338年建築。>中州に建つ小さな個性的なお城です。

ルートビッヒ4世が徴税を目的として建てたものです。
フェリーが出ており内部見学可能です。

グーテンフェルス城

グーテンフェルス城
 プファルツ城のすぐ脇に建っています。
皇帝コンラート4世、ファルケンシュタイン家、ルートビッヒ2世・4世、スペインのスピノラ将軍、フランス軍を経て、建築家フリードリヒ・グスタフ・ハー ベルの手に渡っています。
現在は、古城ホテルとなっています。

シェーンブルク城

シェーンブルク城
 11世紀に期限を持つお城。
1957年に古城ホテルとなりました。
大変有名なホテルですが、アクセスがちょっと大変なようです。駅は無人。タクシーが常駐していないので、事前にタクシーの手配をしなくてはいけないとか。

ねこ城

ねこ城
 形がねこっぽい気もしますが、名前はそこから来ているのではなく、ねこ伯爵が保有していたからねこ城です。
現在は、日本人が保有しています。ホテルとして開業する予定だったそうですが、改修の許可が下りないため改行できず、一般の人は泊まれないのだとか。

ライン・フェルス

ライン・フェルス
 ねこ城の対岸にあるお城です。
カッツェネルンボーゲン伯ディーター5世によって、通行税を取るために建てられたもので、現在は古城ホテルとなっています。

ライン・フェルス

ライン・フェルス
 ねこ城の対岸にあるお城です。
カッツェネルンボーゲン伯ディーター5世によって、通行税を取るために建てられたもので、現在は古城ホテルとなっています。

ミッテルブルク

ミッテルブルク
 ハイデルベルグを出て間もなく見ててくる古城。
現在も人がすんでいるため、内部見学はできません。

ヒルシュホルン城

ヒルシュホルン城
 山の中腹にあり、麓には小さな村があります。
WEBを探してやっとお城の名前がわかりました。
現在おホテルになっているそうです。
その他

ミュンヘン レジデンツ

レジデンツ
 バイエルン王国を収めたヴィッテルスバッハの王宮。
歌劇場や庭園が併設しています。

マリエンベルク要塞

マリエンベルク要塞
 ヴュルツブルクにある大司教の要塞です。
時間がなく行くことができなかったので、上記レジデンツから撮影しました。

1253年〜1719年まで大司教の居城権要塞で、マリエン教会、ベルクフリート塔があります。庭園は無料で入ることができるそうです。

ドレスデン城

ドレスデン城
 ザクセン王の財宝が並ぶ宝物館博物館になっています。
第二次世界大戦で爆撃されたため、再建されたものです。
君主の行列
 歴代ザクセン王が並んでいる君主の行列は、奇跡的に爆撃から逃れました。
2万5000枚のタイルは、マイセン。

ヴィンガー宮殿

ツヴィンガー宮殿
 ドレスデンの劇場広場に面している宮殿です。
第二次世界大戦で爆撃されたため、再建されたものになります。
アルテ・マイスター絵画館・武器博物館・陶磁器コレクションが併設されています。
こちらの絵画館で見られるのは、ラファエロ、ボッティチェリ、ルーベンス、レンブラント、フェルメールなど。
ツヴィンガー宮殿
 中庭の様子です。
シャンデリア
内部も豪華です。
美術館や武器博物館内は撮影不可です。

アルベルヒト城

アルベルヒト城
 磁器で有名なマイセンのお城。
小高い丘の上にあります。
15世紀に建築されたもので、近年修復が終わった所だそうです。
マイセンはこの城の中で誕生しました。
マイセン磁器の作り方を知る者は、この城に幽閉され一生出られなかったとか…。
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