アルスラーン戦記
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原作は、田中芳樹の同名小説を荒川弘を漫画化したものです。
古代ペルシャに似た国パルスのファンタジー。
長編の出だし部分なので、原作を知らない人がみると、ぞろぞろと役が多すぎると感じるのではないでしょうか。でも、その後のストーリー上外せないです。
アトロパテネの戦いから、キシュワードが加わるまです。
出演者
アルスラーン |
: 木津つばさ |
ダリューン |
: 加藤将 |
ナルサス |
: 斉藤秀翼 |
エラム |
: 熊谷魁人 |
ギーヴ |
: 山田ジェームス武 |
ファランギース |
: 立道梨緒奈 |
アルフリード |
: 岩戸千晴 |
キシュワード |
: 村田洋二郎 |
カーラーン |
: 内堀克利 |
ザンデ |
: 滝川広大 |
バフマン |
: 佐久間祐人 |
ヒルメス |
: 伊万里有 |
あらすじ
物語のさわりの部分と、クライマックス以降を分けて記述していますが、
ストーリー全てを舞台で楽しみたい方は、ご注意下さい。
パルスは隣国のルシタニアと戦争を続けていた。
パルスのアルスラーン王子の初陣。
パルス軍はカーラーンの裏切りにより敗走。
パルス王アンドラゴラスの行方も分からず、アルスラーンはダリューン共に逃げた。
二人は、知略に長けたナルサスを頼ることにした。
ただこのナルサス絵を描いて隠遁生活をおくっていたが、絵の才能はまるでなかった。
渋るナルサスをアルスラーンは、宮廷画家に迎えると説得した。
パルスの王都エクバターナでは、パルス兵士を残酷に処刑しようとしていた時、
兵士はパルス軍の誰かに射り殺してくれと叫んだ。
その時、見事に矢を放ったのはギーヴであった。
ギーヴは旅する吟遊詩人、王宮に立て籠もる王妃によって褒美を与えられた。
王妃は、あえなくルシタニア軍に捉えれてしまった。
王都から抜け出たギーヴは、美しい女戦士に出会った。
女の名前はファランギース。王子アルスラーンの誕生の際に建てられた神殿に仕える巫女で、アルスラーン王子に危機を救うため王都に向かっていた。
カーラーンが王子をおびき寄せるため村を焼こうとしていた時、
カーラーンの兵を追っていたファランギースはアルスラーン等と合流した。
カーラーンは王子を「偽りの王の息子」と呼び、ダリューンとの戦に敗れ死んだ。
≪ クライマックスからエンディングまで ≫
ルシタニア王は、パルス王妃に一目ぼれし結婚を迫っていた。
アルスラーンらは、キシュワードがいる国境の城ペシャワールを目指した。
途中、とある領主の館に宿泊した、領主は王子をとらえようとしたが、返り討ちにあった。
アルスラーンは、領地内の奴隷を開放するが、特に奴隷をひどい扱いをされていなかった奴隷はアルスラーン王子を憎んだ。
アルスラーンは奴隷解放は正しいのかと悩んだ。
ゾット族と銀仮面卿が鉢合わせとなったとき、ナルサスが偶然ゾット族長の救い出した。
ゾット族長の娘アルフリードは、一瞬にしてナルサスに恋に落ちた。
アルフリードはナルサスについていくことを決意し、アルスラーンに仕えることにした。
ペシャワールは目前だったが、橋を落とされた川がアルスラーン一行の行く手を阻んだ。
浅瀬を探し迂回を余儀なくされたとき、ルシタニア軍と遭遇。
しかし、ペシャワール城で騒ぎに気づいたキシュワードが、出撃。
アルスラーンらは、無事ペシャワール城に着いた。
アルスラーンに仕えるのは、キシュワード、ダリューン、ナルサス、ファランギース、ギーヴ、アルフリード、エラム。
パルスをルシタニアから取り戻すため、ペシャワールから旅立つ。
観劇メモ
私は、小説は読んだことがありますが、アニメは少し見ただけなのです。アニメの衣装を忠実に再現していますが、非常によくできていると思いました。
曲もなかなかいいと思いますが、おそらく殺陣ができることを重視して選ばれた役者の技量にたいして難しすぎた感が・・・。
舞台という特性上、奇怪な妖怪が出てこないのが、個人的に喜ばしい。
オープニングのパルスの紹介をギーヴの歌でさせたのは大正解。
逆に告死天使が出てこないのが残念。こちらも仕方ないですね。人形になってしまいますから。
キャスティングはイメージ通りの配役でよかったです。
特に目を惹いたのは、ファランギース役の立道梨緒奈さん。
スタイルがよくて、アクションができて、よく見つかったなと思ったら、2.5次元ミュージカルではかなりご活躍のダンサーだったのですね。
歌がうまかったのは、ギーヴですね。吟遊詩人役なので、歌重視したのでしょう。
銀仮面卿とエラムの歌がかなり難あり。
二人の歌はかなり難曲なので、これで歌が下手と言ってしまうは気の毒な気もします。
目についたのは、王妃役。王妃は、出番が少なくアンサンブルが演じてるちょい役ですが、
いくらなんでも威厳なさすぎ。
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